GAViC CUP ユースフットサル選抜トーナメント2016★1日目「東京都選抜」「新潟県選抜」「神奈川県選抜」インタビュー

1次ラウンド1日目(各チーム2試合)を終えた時点でグループ1位のチームにインタビューをしました。明日、1次ラウンド最終戦が行われ、各グループ1位のチームとグループ2位の中で最も成績の良いチームが決勝ラウンドに進出します。

<Aグループ>U-18東京都選抜 7番 中村充選手
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7番 中村充選手

―1勝1引き分けで1次ラウンド1位通過、そして優勝の可能性が残る結果で1日目を終えました。まず初戦の北海道選抜戦から振り返っていただけますでしょうか。

中村:北海道選抜戦では、勝っている中でパワープレーで同じ形で2点取られてしまったので、もっと声を掛けてチームのディフェンスの仕方を考えなければならなかったと思います。そこを試合中に修正できなかったのは僕自身のミスでもあると思います。

東京都1

U-18東京都選抜

―2戦目、愛知県選抜戦は6-4で見事勝利しました。

中村:1戦目引き分けて悔しい思いをして、みんなのテンションが下がっていたので、不安な部分はありましたが、試合に入ったらみんなスイッチを切り替えてくれて戦う気持ちがあったので、勝てたと思います。

―明日の1次ラウンド最終戦、大阪府選抜との対戦へ向けての意気込みをお願いします。

中村:大阪府選抜も自分たちも、勝たなければ決勝ラウンドに進めないので、全員で戦って勝って、必ずトーナメントに進みたいと思います。

<Bグループ>U-18新潟県選抜 7番 石田健太郎選手  8番 高橋響選手   
新潟県5

7番 石田健太郎選手

―今日2勝して、グループリーグ1位の可能性が高くなりましたが、まず、初戦のFOOTBOZE戦を振り返っていただけますでしょうか。

石田:立ち上がりから積極的に攻撃が出来ました。自分たちはみんな中学から知っているメンバーなので、コンビネーションの部分が良かったと思います。

高橋:緊張はしましたが、得点も増えてきて、最終的にいい形で終われたので良かったです。

―作陽戦は序盤と0-2リードを許してしまいましたが、後半追い上げ、結果的には5-3で2勝目を上げました。試合を振り返っての感想をお願いします。

高橋:立ち上がりは良くなかったですね。でも、切り替えて、0-2から落ち着いて取り直そうと思ってやっていました。

U-18新潟県選抜

U-18新潟県選抜

石田:自分たちは今大会に向けての練習は少なかったですが、チーム全員の気持ちが繋がりは一番だと思っていて、それが強みだと思います。

―明日に向けての意気込みをお願いします。

石田:このまま勝てば1位確定なので、最終戦もしかり気を引き締めて勝って、決勝ラウンドでも勝って、優勝したいです。

高橋:ゴールに絡んで、シュートをたくさん打って、目立って優勝できるようにしたいです。

<Cグル―プ>U-18神奈川県選抜 4番 野口健吾選手 6番 熊谷貫太郎選手  
神奈川県1

6番 熊谷貫太郎選手

―グループ1位で決勝ラウンドへの進出が決まりました。おめでとうございます。まずは、初戦、宮崎県選抜との試合を振り返っていただけますでしょうか。

熊谷:入りが悪くてなかなか乗れなかったんですが、0-2から追い上げたところで、フィールドとベンチが一丸となって盛り上げられたので流れに乗れたと思います。

野口:攻守の切り替えが速くなって、行ったり来たりと焦った試合になってしまったんですが、得点を重ねることで落ち着くことができ、後半たくさん点を取れて、最終的には9-3と点差をつけて勝てたので良かったです。

神奈川県2

4番 野口健吾選手

―2戦目、U-18静岡県選抜戦はどうでしたか?

熊谷自分としては1対1だけは負けないようにと思ってやっていました。展開的には後半の方は相手の足が止まってきたので、こちらが走り込めばチャンスがあると思い、最後まで走り切りました。

野口:相手は個があるのは分かっていたので、組織で守ろうと思っていました。2点先制されてしまいましたが、落ち込むことなく切り替えられたので良かったです。個人的には、関東大会でも得点はしたものの、ピヴォとしての活躍はあまり出来ていなかったので、今回静岡県選抜との試合でピヴォとして収めてシューターに落とすことができ、4アシストできたので良かったです。

―静岡県選抜戦、2対3と1点ビハインドで前半を終了しましたが、ハーフタイムではどんな話をしたんでしょうか?

Cグループ1位通過決定!

Cグループ1位通過決定!

熊谷:前半は前プレをかけ切れないという問題があったので、そこが改善できれば流れがよくなるということで、前プレをかけ続けようという話をしました。

―明日へ向けての意気込みをお願いします

野口:1次ラウンド残り1試合をしっかり勝って、優勝したいです。

熊谷:今年は社会人の神奈川県選抜が優勝しているので、それに続いてU-18も優勝したいと思います。

2016年3月20日 | カテゴリー :

gol.×MUSASHI 高校生Mr.フットサルコンテスト★グランプリ・準グランプリインタビュー

201512月にスタートした『gol.×MUSASHI高校生Mr.フットサルコンテスト #mfコン』(協賛:株式会社ゴルジャパンインフィニティ株式会社)は、1次の書類審査、2次の一般投票、最終の一般+協賛会社+実行委員会投票を経て、223日にグランプリ、準グランプリが決定した。

見事グランプリに輝いたのは、リガーレ東京ロコス/FOOTBOZE FUTSAL U-18の菊池慧くん。そして、準グランプリには東京成徳大学高校フットサル部の松谷健介くんが選出された。

313日(日)、コンテストに商品提供をしてくださったgol.が経営するカフェ『mf』にて表彰式が開催され、菊池くんと松谷くんは、実行委員のU-18フットサルチームのマネージャーたちに囲まれながら、笑顔で喜びを語ってくれた。

準グランプリ・松谷健介くん(左)グランプリ・菊池慧くん(右)

準グランプリ・松谷健介君(左)グランプリ・菊池慧君(右)

―この度は、グランプリ、準グランプリ受賞、おめでとうござます!まず初めに、mfコンに応募した理由を教えていただけますか。

松谷 ユース年代のフットサルを盛り上げたいと思ったのと、自分自身、こういう企画に応募していろいろな形でフットサルに携わっていきたいと思って応募しました。

菊池 僕もフットサルを盛り上げたいなと思いました。

gol.さんからウエアを贈呈されました

gol.さんからウエアを贈呈されました。mfの有坂さん(中央)ありがとうございました!

―mfコンに参加しての感想をお聞かせください。

松谷 恥ずかしかったですけど、最後こういう形で終えることができて楽しかったです。

菊池 この企画を通してチームのみんなともっと仲良くなれたし、こうやって他のチームの選手とも会えたので良かったです。

―松谷くんのことは以前から知っていたんですか?

菊池 話したことはなかったんですが、(菊池くんが所属するリガーレ東京ロコスと松谷くんが所属する東京成徳大学高校フットサル部が)オープンリーグが一緒だったので知ってはいました。松谷君のことは、背が高くてイケメンだなと思っていて、周りの人にも、カッコいいよねと言っていました。

―松谷くん、褒められていますね(笑)。松谷くんは菊池くんに対してどういう印象を持っていましたか?

松谷 フットサルが上手くて、試合中のフットサル選手としての頭の良さを感じていました。

 ―mfコンに応募して、周りの方はどんな反応したか?

松谷 投票期間中はみんな気にかけてくれて、がんばってねと言ってくれたので嬉しかったです。

菊池 リガーレ東京のトップチームのサポーターの方たちやチームメイト、他にもたくさんの方たちが応援してくれたので感謝しています。

―今回商品を提供してくださったフットボールブランドgol.の印象を教えてください。

松谷 デザインが格好いいと思っていました。自分でもプラシャツを持っています。

菊池 おしゃれなイメージがあっていいなと思っていましたが、じっくり商品を見たことはなかったので、これから着てみたいと思います。

―アミノ酸サプリメントMUSASHIについては知っていましたか?

アミノ酸サプリメントMUSASHI

アミノ酸サプリメントMUSASHI

松谷 いえ、今回のコンテストで知りました。

菊池 リガーレのトップチームの選手が飲んでいたりフットボウズの選手が何人か飲んでいたりしたので知っていました。僕自身は飲んだことはなかったです。

―MUSASHIの製品の中で菊池くんがKUANを選んだ理由を教えていただけますか。

菊池 筋肉を付けたいなと思ってこれにしました。プロテインを毎日飲んではいるんですがあまり効果を感じないので、パワーアップが出来ると言うKUANをプラスで飲んで身体づくりをしたいと思います。

こちらのカフェ、mfは初めてということですが、印象はいかがですか?

松谷 おしゃれでフットボールな感じでいいと思います。

菊池 落ち着いた雰囲気ですね。お店の中でサッカーの映像が観られるのが嬉しいです。ワクワクします。

ここからは実行委員のマネージャーさんからの質問です♪

マネージャーさんから2人に質問

マネージャーさんから2人に質問

「趣味は何ですか?」

松谷 映画を観に行くことです。

菊池 僕も映画好きですね。

実行委員 2人で一緒に行けばいいかも(笑)

 「嫌いな食べ物は何ですか?」

松谷 トマトです。

菊池 果物とかチーズとか…好き嫌い多いですね。

実行委員 え~、果物?!

「理想のマネージャー像は?」

松谷 フットサルが好きであればいいと思います。

菊池 今までマネージャーがいたことがないのでよく分からないですけど...チームの一員として仲良くできて、フットサルが好きな人、ですかね。

では最後に、お二人のフットサルの目標を教えてください。

松谷 自分が今所属している高校の部活のチームで全国大会目指して頑張りたいです。部活を引退した後は、自分が今目指しているチームに入れるように努力して、ずっとフットサルに携わっていきたいと思います。

菊池 来年度に関しては、リガーレ東京ロコスでチャレンジリーグで優勝して、東京都の3部に上がることが目標です。その後は、リガーレ東京のトップに上がって、関東リーグで堂々とプレーできるようになって、Fリーグに行けるように日々練習を頑張って行きたいと思います。

株式会社ゴルジャパン様より、グランプリの菊池慧くんにプラクティスシャツ&パンツ3セット、準グランプリの松谷健介くんにプラクティスシャツが贈られました。

インフィニティ株式会社様より、グランプリの菊池慧くんにアミノ酸サプリメントMUSASHIのKUAN(パワーアップ)6カ月分とNI(リカバリー)3カ月分、準グランプリの松谷健介くんにアミノ酸サプリメントMUSASHIのNI(リカバリー)8本入り1箱とREPLENISH(多機能パフォーマンスドリンク)10袋入り1箱が贈られました。

株式会社ゴルジャパン様、インフィニティ株式会社様、mfコンに応募してくださた皆さん、投票してくださた皆さん、実行委員の皆さん、本当にありがとうございました!

菊池慧くん、松谷健介くんの今後の活躍に期待しています!応援しています!!

グランプリ、準グランプリ、実行委員で記念撮影

グランプリ、準グランプリ、実行委員で記念撮影

2016年3月14日 | カテゴリー :

東京都U-18選抜「GAViC CUP ユースフットサル選抜トーナメント2016」へ向けて

昨年度、東京都U-18選抜の森佳祐監督(府中アスレティックFC)は、大会を前に「優勝」「動員1,000人」という二つの目標を掲げていた。しかし、結果的には、東京都U-18選抜は決勝で愛知県選抜に4-2で敗れ準優勝。観客動員も1,000人には遠く及ばなかった。「今年こそ全国制覇」「今年こそアリーナを満員に」。森監督はじめ東京都U-18選抜メンバー全員がその思いを胸に、開催地代表として大会へ臨む。東京都U-18選抜、第一試合は、対 U18北海道選抜、3月19日(土)10:00キックオフ!!

開催地代表『東京都U-18選抜』

開催地代表『東京都U-18選抜』

東京都U-18選抜 森佳祐監督(府中アスレティックFC)

P1110054 (2)東京都U-18選抜は、昨年度達成することのできなかった全国制覇を目標にしています。また、開催地チームの使命として、大会を盛り上げて、沢山の方にフットサルの素晴らしさを伝えたいと思います。

これまでユース年代の発展に力を尽くしていただいた育成年代の関係者の方々の思い、選抜メンバーに選ばれなかった選手たちの悔しさ、ケガでピッチに立てなくなった選手の無念さを忘れずに、泥臭く、全力を尽くし、見に来て良かったという試合します。応援よろしくお願いします。

東京都U-18選抜 飯田力太選手(ファイルフォックス府中)

P1280072 (2)東京都U-18選抜は東京都ユース(U-18)フットサルリーグ所属チームの選手を中心に構成されています。昨年の決勝を経験したメンバーも残っているので、今年は優勝しか考えていません。

残り時間も少ないですが、チームのメンバーも仲良くて雰囲気もいいので、19日までに最高の状態に仕上げて初戦に臨みたいと思います。

東京都U-18選抜 茂呂翔也選手(フウガドールすみだバッファローズ)

P1280051 (2)東京都U-18選抜は、2月の始めから活動を開始し、まだ日は浅いですが、練習や試合の合間など、学年関係なく気になったところは常に話し合い、コミュニケーションを図る事が出来ています。個人能力が高い選手ばかりなので、戦術や選手の特徴を理解し、一つになる事が出来れば面白いプレーを見せる事が出来ると思います。

昨年の東京都選抜は準優勝をしているので、今年は優勝できるように1試合1試合を集中してプレーしたいと思います。応援よろしくお願いします!!

東京都U-18選抜メンバー

東京都U-18選抜メンバー

組み合わせ・対戦スケジュール

組み合わせ・対戦スケジュール

開催地代表『東京都U-18選抜』と関東地域第1代表『FOOTBOZE FUTSAL U-18』(東京都)による大会PR動画↓↓

2016年3月10日 | カテゴリー :

GAViC CUPユースフットサル選抜トーナメント2016関東大会★優勝・準優勝チームインタビュー

優勝 『FOOTBOZE FUTSAL U-18』

GAViC CUPユースフットサル選抜トーナメント2016関東大会で優勝した『FOOTBOZE FUTSAL U-18』のキャプテン、茶碗谷廉太朗選手と決勝戦で1アシスト、1ゴールの活躍を見せた滝口真太郎選手にお話を伺った。

目標は日本一!!

FOOTBOZE FUTSAL U-18

―優勝おめでとうございます。まずは今のお気持ちをお聞かせ下さい。

茶碗谷:とにかく嬉しいです。

滝口:個人として結果も残せたし、チームとして優勝もできたのですごく嬉しいです。

茶碗谷選手、滝口選手

茶碗谷選手、滝口選手

―今日は千葉県選抜、山梨県選抜、神奈川県選抜と対戦しましたが、いかがでしたか?

茶碗谷:相手が選抜チームということもあって個の能力がすごく高かったんですが、フットボウズは、選手はもちろんのこと、サポーターも一体となって、チーム力で戦うことができました。それが優勝という結果に繋がったんだと思います。ただ、個の部分でいうと足りないところもあったので、そこはもっと巧くなっていきたいです。

滝口:初戦の千葉選抜との試合はチームとして入りがよくなかったと思います。それはフットボウズの弱いところで、課題ですね。ですが、フットボウズのもう一つの課題である「最後勝ち切れない」ということに関しては、今日は克服でき、優勝出来たので良かったです。

―神奈川県選抜との決勝は延長戦でも勝敗が決まらず、PK戦までもつれ込みました。この試合での反省点などがあればお聞かせください。

茶碗谷:疲れていて、元気な時だったら打てる所も打たなかったりファーに行かなかったりしました。踏ん張りが足りなかったですね。全国では、疲れていてももう少し踏ん張れるように頑張って練習していきたいです。

滝口:自分はピヴォをやっているんですが、決勝で反転してシュートを打てたし点も決められたので、そこは良かったです。でも、ピヴォをやっている以上は点をもっと取らなければいけないと思うので、その辺りを頑張っていきたいです。

―全国大会の目標をお願いします。

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日本一に向かって

茶碗谷:日本一です。フットボウズには3年生がいませんが、2年生だけでもしっかりフットサルをやれば日本一になれるということをこのチームで証明して、全日本ユースにも繋げていきたいです。あと、昨年のユースフットサル選抜トーナメントでは全国3位になりはしましたが、最後は自分のミスから失点して負けているので、その借りを返したいです。この3週間でしっかり仕上げていきたいです。

滝口:もちろん目指す所は全国一位なんですが、今日みたいなPKとかぎりぎりの試合をしているとそれを達成するのは難しいと思います。全国大会は2日連続で、コンディション的にも難しい所があると思うので、全国大会ではもっと楽に勝てるようにこれから練習していきたいです。

―対戦してみたいチームはありますか?

茶碗谷:U-18日本代表候補が何人もいる北海道選抜や兵庫県選抜を倒した大阪選抜とやってみたいです。あとは、新潟県選抜ですね。全日本ユースで全国制覇するには強豪サッカーチームを倒すことが必須になってくると思うので、今回、帝京長岡中心の新潟選抜とやって、3年生がいない自分たちのチームが現時点でどれだけやれるかを試してみたいです。

準優勝 『神奈川県U-18選抜』

準優勝『神奈川県U-18選抜』のキャプテン、藤村涼選手(P.S.T.C.LONDRINA U-18)と今大会3得点の活躍でチームを勝利へ導いた安藤大和選手(バディランツァーレU-18)にお話を伺った。

神奈川県U-18選抜

神奈川県U-18選抜

―全国大会出場、おめでとうございます。まずは今のお気持ちをお聞かせ下さい。

藤村:正直、優勝はしたかったですが、負けて次に繋がったと思います。自分が所属しているロンドリーナでは全日本ユースで3位まで行くことができましたが、今度は神奈川県選抜としてもっと上まで行けるように頑張っていきたいです。

安藤:嬉しいです。自分のプレースタイルが出せてよかったです。

―今日一日を振り返っての感想をお願いします。

藤村:団結感があって、体力的にはきつかったですがメンタルで参るということはなかったので良かったです。ベンチにいるみんなの態度やモチベーションの高さ、円陣も原動力になりました。

安藤:全部楽な試合ではなかったですけど、ベンチもベンチ外も皆盛り上がっていたので、プレーしていて楽しかったです。

―準決勝は強豪サッカーチーム出身者が中心のBOA SPORTS CLUB U-18との対戦でしたが、対戦してみていかがでしたか?

藤村選手、安藤選手

藤村選手、安藤選手

藤村:強かったですね。個人個人が巧くて個人技で突破されたところもあったので、そういう所はもっとカバーし合って、チームとしてディフェンスをしっかり出来るようにしていかないとなと思いました。課題が見えましたね。

―残り数回の練習の中で改善していきたい点があればお聞かせいただきますか。

藤村:点は取れるけど、決勝のFOOTBOZE戦では最後の最後に点を取られる場面があったので、守り切るというところに重点を置かなければと思いました。やっぱり完封勝利が一番なので、ディフェンスを特に突き詰めていきたいと思います。

安藤:今日3点取りましたが、まだまだ足りないので、もっと得点を狙えるように頑張っていきたいです。

―全国大会の目標と対戦してみたいチームを教えてください。

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全国の舞台へ

藤村:3年生にとっては引退の大会でもあるので、3年生は悔いのないように、1年生や2年生に「来年も頑張りたい」と思ってもらえるように頑張って行かなきゃいけないなと思います。なので、優勝というより、一つ一つ積み重ねていきたいです。対戦してみたいのは聖和と作陽です。特に作陽は全日本ユースで対戦しているので、一番気になります。

安藤:優勝はもちろんですが、今日FOOTBOZEに負けて準優勝だったので、FOOTBOZEにリベンジして優勝したいです。夏の全日本ユースをテレビで見ていたんですが、そこに出ていたチームが今大会にも出場して、自分もその舞台に立てるということで、どの対戦も楽しみです。

両チームは、3月19日-20日に墨田区総合体育館で開催される『GAViC CUP ユースフットサル選抜トーナメント』に出場します!

2016年2月29日 | カテゴリー :

多摩大学フットサル部 関大悟フィジカルコーチ~「逆算」と「自立」~

2015年度全日本大学フットサル大会で全国第3位となった多摩大学フットサル部。その裏には、フィジカルコーチ関大悟さんの存在があった。多摩大学では、フットサル部の中では珍しく、専門のフィジカルコーチを迎え、日々のトレーニングに励んでいる。今回は関さんに、フットサルのフィジカルトレーニングにおいて心がけていることや気をつけていること、フットサルの育成年代に対して感じていることなどを、フィジカルコーチならではの視点で語っていただいた。

 【多摩大学フットサル部 フィジカルコーチ就任】

―本日はトレーニングを見学させていただき、ありがとうございました。関さんは2014年に多摩大学のフィジカルコーチになられたと伺いましたが、就任当初、福角監督からはどのようなリクエストがあったのでしょうか?

まず、その時点では選手たちの競技レベルがそれほど高くないと伺っていました。その選手たちを高いレベルに持っていくためにはフィジカルが非常に大事だということで、まずはフィジカルとはこういうものだというのを教えていって欲しいということでした。

―当初、多摩大学の選手たちにはどういう印象を持たれましたか?

フィジカルトレーニングをやるかやらないかという前に、フィジカルってそもそも何かという知識が無い、トレーニングの仕方を知らない選手たちが多いという印象でした。それを徐々に浸透させていきながらトレーニングの強度を上げていくというのが最初でしたね。

―今はどうでしょうか?

今は、自身でフィジカルトレーニングの必要性を感じて、僕がいなくてもやってくれている選手は増えているので良かったなと思いますね。

 【多摩大学フットサル部の取り組み】

―次に、トレーニング内容について伺いたいと思います。まず、本日のトレーニングの狙いを教えていただけますか。

在校生は、今は時期的に筋力トレーニングをメインにしています。今日はその中でも上半身と体幹をメインにやらせてもらいました。

新入生は今日が初めてだったので、まず現状の評価ですね。どういう既往歴があって、それに対してどういうアプローチをしていて、それを踏まえて自分の身体をちゃんと使えているかどうかをテストして、こちらに来た時にスムーズにフィジカルトレーニングが出来るように動作の改善を促すというのがメインでした。

―入部して初めのうちは、身体の使い方、初期段階の動作が中心になりますか?

そうですね。急に強度を上げてしまうと怪我が起こるので、怪我をしないような体を作りながら徐々に強度を上げていきます。

メディカルチェックの様子

メディカルチェックの様子

―トレーニングの前に新入生一人一人の写真を撮ってメディカルチェックをされていましたが、それはこれからどのように活用していくのですか?

個人へのフィードバックですね。何が悪いのかを写真で見て「見える化」して選手に分かり易くフィードバックします。その時に正しい姿勢を隣に並べておけば、自分で何が悪いか見られると思うんです。高校年代までにそういうことをやっていないと分からないと思うので、まず、何故フィジカルトレーンニングをするのかを理解してもらう、というのが一番の目的です。

―多摩大でのフィジカルトレーニングは週に何回されているのでしょうか?

週2回ですね。スピード、パワー、アジリティ、どれも週2回以上やらないと向上は見られないんですよ。多摩大にはそれをご理解いただいて、週2回、1セッション2時間いただいてトレーニングを行っています。

―多摩大学のフィジカルトレーニングの特長を教えていただけますでしょうか。

いわゆる流行り廃りではなく、選手たち自らが「何故そのトレーニングをしているのか」そして、「トレーニングの効果を上げるためにはどのようにしてやっていけばよいか」というのを考えながらやり続けられるのは多摩大の良いところだと思います。

階段を使ってのトレーニング

デッドリフト(階段)

―多摩大学で行っているフィジカルトレーニングの目的、目標をお聞かせください。

福角監督が世界基準の選手を育てたいとおっしゃっているので、まずそこの基準に持っていきたいと思っています。ただ、(世界基準の)具体的な数値があるわけではないので、多摩大でやらせてもらっているフィジカルテストの数値をちゃんと取りながら、個人がこういうトレーニングをやると伸びている伸びていないというのを分析して、少しでも上昇率が良くなるようにというのがまずやれることですね。それをやりながら海外のチームと試合をしたり、あるいはデータを取りに行ったりして、海外との比較資料を作る。それを僕の中で分析して、監督と議論して、またメニューに落とし込むというのが世界基準に行くための方法かなと思います。

―世界基準というお話がありましたが、多摩大学だけでなく日本のフットサル界全体を見た時に、ここが足りない、こういうトレーニングが必要だ等、思われることはありますか?

多摩大が目標として掲げている「世界基準」を考えた時に、一番に来るのはフィジカルかなと。それはフィジカルコーチという立場を除いても、そう思いますね。これは、フットサルに限らず、サッカーでも同じ問題点だと思います。何故そこが変わらないかと言うと、トレーニングというのはこういうものなんだと言える専門家が少ないからだと思うんですよ。そこがまず変わっていかないと、一番の課題であるフィジカルの部分は変わらないのかなと。体の大きさからくる問題や身体の使い方、つまりアスリート能力が低いと思うので、それをいかに上げて行くかというのが今後の課題だと思います。

 【フットサル選手の育成】

―「フットサル選手」の育成という観点から特に気を付けていらっしゃることはありますか?

関大悟コーチ

僕はサッカーの競技歴が長かったのですが、サッカー目線で物事を言わないようには気を付けています。僕は小学校から高校までヴェルディの育成にいて競技レベルの高い選手たちが多かったので、そういう選手たちと比較しないように、あるいは自分がやってきたことと比較しないように気を付けています。

―「サッカーの目線で物事を言わないように」というのは具体的にはどういうことでしょうか?

サッカーはフットサルよりも認知系のスピードが遅くて、観て判断する時間があると思うんですよ。ですが、フットサルは局面の変化がすごく速いので、その時間がない。サッカーだとこの瞬間はこうだからこのトレーニングということができますが、フットサルだとそこまで考えられないですよね。しかもそれが連続的なので、どちらかと言うと動きの説明というよりも、「この瞬間、とにかく速く動く」「速く動くためにはこういうトレーニング」というのをやり続けて、その結果がどうなっているかという評価ですね。

サッカー的な感覚だと全部整理して順序良く言いたいんですけど、フットサルにはその時間がないですし、戦術的要素も多いので覚えることが増えてしまうので、フィジカルはシンプルにして、口数を減らして、覚えることを減らして、だけど気づいたら速く動けているというようなやり方でやっています。それを、選手たちが受け身ではなく自立的に自分からできるようにしたいなと思っています。

―他に、フットサルとサッカーのフィジカルトレーニングの違いはありますか?

フットサルの方がよりアスリート能力が求められる。スピードとパワー、クイックネス、その3つが本当にカギだなと感じます。フットサルはサッカーより走らないけれどぶつかり合いが多いので、競技的に要素としてはラグビーに近いのかなという印象は受けますね。

 【逆算と自立】

―フィジカルコーチをされていて難しいと感じるのはどのような点でしょうか?

体幹トレーニング

体幹トレーニング

自分がどこまで出ればいいのか、どこまで示せばいいのかというのはいつも気を付けています。出過ぎると自立を促せないですし、引き過ぎると選手が混乱しますし。

―「自立」というキーワードが出てきましたが、様々なフィジカルコーチ像がある中で、フットサルのフィジカルコーチはやはり選手の「自立」を促していく方向性が良いのでしょうか?それとも、フィジカルトコーチが選手を管理するような方法が良いのでしょうか?

選手の性格にもよりますね。例えば、すごく感覚的でよく分からないけど必要なことをやっているというタイプの選手に対してコツコツ練習を積み重ねていくことを話しても聞いてくれないですよね。でも、頂点から逆算して「あなたの特長はこうで、こういうプレーをするためにはこういうトレーニングが必要だ」と言えばやってくれる。そういう風に、選手のタイプによって道筋を変えてあげる工夫はしています。それをやらないと、選手が掴んできた成功体験に依存してしまうので、そうならないとように適切な手助けをすることは大切だと思います。

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デッドリフト

―そうなると、30、40人程のメンバーが集まるフットサル部の選手の一人一人のメンタルなど個人的な状況も把握しながらトレーニングされているのでしょうか?

もちろんそういう意思は常に持ってやっていますが、現実的には、一人を見ると他の選手を見てあげられないので、例えば二人一組にして教える側と教えられる側を体験してもらうというようなやり方をするなどしています。そうすれば、僕と同じような目線にもなるしプレーヤーの目線にもなるので、相乗効果が生まれていいと思います。

―まだ育成過程にある大学生であるからこそ、選手を自立させるような働きかけは重要のように思います。

サッカーで言うと、ブラジルのサンパウロでは13歳から大人扱いですから。日本はそういう育成環境が整っていないとうのが一番の問題点ですよね。大学に入る頃には、自分の受けるトレーニングを個別に選択できるくらいまでになっていないと、先ほど言っていた世界基準の選手になるのが遅くなる。10代後半、20代前半に世界で戦えるようになるためには、いかに早くいい教育を受けるか、いい環境でできるかがポイントだと思います。そこが課題ですね。

ただ、(育成環境が整っていないことに関して)今いる選手たちに罪はないので、多摩大学では、教育をしながら自立を促すというのを4年間のサイクルで出来たらいいなと思っています。

関コーチと2016年度新入生

新入生の初フィジカルトレーニング

―大学生全体のフットサルの競技環境を見たときに、このような多摩大のフットサルのトレーニング環境は羨ましがられると思います。

Fリーグに上がったときに、最初に入った段階で「こいつ、勝負できるな」と思ってもらわないと新人選手としての評価は上がらないと思います。今、横浜FCでも同じような取り組みをやっていますが、ユース上がりの選手は明らかにフィジカルが足りない。みんな、「世界を」と口を揃えて言うけれども、実際にその基準に持ってくるノウハウを持っている所は少ないのではと思います。そのために、ちゃんとデータを取って、数値化して、目標値を決めて、トレーニングに落とし込む、というサイクルをやるべきだと考えています。しかし、日本ではどの競技もそのサイクルがほとんど出来ていないのが現状です。「こういうフィジカルテストをやっています、やっている理由はこうだから、それが育成年代に広がるとトップに上がった時にこういう広がりを持てる」というような情報発信が足りていなくて、特に育成年代の情報はすごく少ないですね。もしその情報があれば、育成年代で「トップから逆算したトレーニング」をすることができますが、逆に、その情報が無いと、選手の早熟、晩熟が出てきた時に、晩熟の選手を(成長する前に)消してしまうことになる。それはサッカー・フットサル界にとって大きな損失でしょうね。

―「逆算」という言葉がありましたが、それは多摩大学で選手たちが過ごす4年間の中でも意識されているのでしょうか。

そうですね。上を考えた時に、まずアスリートとしては「一年間通して試合でのパフォーマンスが高い」ということが一番で、それをやるためには「怪我が少ないこと」と「パフォーマンスの向上をし続けていること」が求められる。それが出来るというのが頂点だと思うんですね。(卒業時から)逆算して4年前だと、まずは、「正しい身体の使い方」と「過去の評価」。それをまず整理して0にして、0から1、2、3、、、と、どんどん早めていく。その0を作らずにマイナスから1、2とスタートすると怪我が起きる。それは、頂点から考えると本末転倒なので、まず、ちゃんと0にする。その上で、4年間の中でいかに速く、かつ連続的にトレーニングできるかということだと思います。

tama3-最後に伺います。関さんにとって、フィジカルコーチという仕事の遣り甲斐は何でしょうか?

チームとして目標を掲げて、それが達成された時の姿を見るのは遣り甲斐だなと思います。ただ、フィジカルコーチというのはあくまで繋ぎ役で空気みたいなものだと思うんですよ。フィジカルコーチが何かをしたからチームが良くなったということではなくて、結果として優勝したチームにそういう人がいたということだと思うんですよ。そこを踏まえながらやっていく、我慢してチームを支えていくというのも遣り甲斐なのかもしれないですね。

 【多摩大学フットサル部フィジカルコーチ・関 大悟(セキ タイゴ)氏プロフィール】

生年月日:1986年04月24日(29歳)

資格:鍼灸師

選手歴:

東京ヴェルディジュニア

東京ヴェルディジュニアユース

東京ヴェルディユース

岡山県作陽高校

エリースFC東京

指導歴:

2010~2011 東京ヴェルディ育成部アシスタントトレーナー

2011~2012 FC東京トップチームトレーナー

2012~2014 ジェフユナイテッド千葉アカデミーコンディショニングコーチ

2014~ フリーのトレーナーとして活動開始

多摩大学フットサル部フィジカルコーチ(~現在)

FC.OXALAジュニアスクールフィジカルコーチ(~現在)

2015~ 東京国体成年の部コンディショニングコーチ

JFAアカデミー福島 女子フィジカルコーチ(~現在)

2016~ 横浜FCトップチームアシスタントフィジカルコーチ

アスルクラロ沼津トップチームフィジカルコーチ

八千代高校サッカー部フィジカルコーチ

東京国体少年の部トレーナー

今回のインタビューのなかで関さんが数多く使ったのが「逆算」と「自立」というワードだった。インタビュー中にもあったが、ブラジルでは13歳で一人の大人として自らが必要なトレーニングを考えて実践しなければならないという。その一方で、日本のフットサル界では、選手が一人前になるまでの「逆算」がどれほどされ、どの段階で選手が「自立」すべきなのか考えられているのだろうか。フィジカルトレーニングにおいても、世界で戦える選手を作るために、現状は何が欠如し、具体的にどのような基準をクリアすれば良いのか、その道筋を描きながらトレーニングできる環境はそう多くないはずだ。さらに、その道筋を自らで考えられる「自立」した選手はより一層少ないように感じる。フィジカルをはじめ、フットサル育成年代のトレーニング環境が整備されていないからこそ、多摩大学フットサル部での取り組みが一つのモデルとして成果に結びつくことを期待したい。

2016年2月23日 | カテゴリー :

2016年度多摩大学フットサル部新入生 石田健太郎選手・山中勇輝選手・金須恭弥選手インタビュー

今年度、創部4年目にして初出場の全日本大学フットサル大会で全国第3位という快挙を達成した多摩大学フットサル部は、2016年4月に特別給費生10名を迎え、福角有紘監督のもと、「大学日本一」に向かって始動する。

今回は、入部前のメディカルチェックのために多摩大学を訪れた、石田健太郎選手(帝京長岡高校サッカー部、新潟県U-18フットサル選抜)、山中勇輝選手(アズヴェール藤沢ユース、神奈川県U-18フットサル選抜)、金須恭弥選手(聖和学園高校サッカー部、U-18フットサル日本代表候補)に多摩大学を選んだ理由、目標や夢などを伺った。

多摩大学フットサル部特別給費生

多摩大学フットサル部特別給費生の皆さん

―メディカルチェックとフィジカルトレーニングお疲れ様でした。早速ですが、インタビューを始めさせていただきたいと思います。まず初めに、皆さんが多摩大を進学先に選んだ理由を教えていただけますか。

石田:高校卒業後はフットサルをしたいという気持ちがあって、多摩大は強豪ということで決めました。

山中:自分は高校でもフットサルをやっているので多摩大学のことは知っていて、設備が良くて大学内のアリーナが使えるというのが一番の決め手でした。あとは、ゴールキーパーから得点に繋げるという自分のプレースタイルが多摩大に向いているのではないかと思って決めました。

金須:高校ではサッカーをやっていてまだフットサルを知らない部分があるので、大学の強さよりも、福角監督の下でやりたいと思って多摩大学を選びました。

―高校ではサッカーをしていた石田選手と金須選手ですが、何故フットサルをしようと思われたのですか?

石田:自分は狭い局面でのプレーを得意としているので、コートが狭くてボールを触る機会が多いフットサルに興味を持ちました。

―これまでフットサルの経験はあったのでしょうか?

石田:新潟は雪が降るので、小学生くらいから冬はずっとフットサルをやっていました。

―金須選手はフットサルのどんな所に惹かれましたか?

金須:ゴールとゴールの距離が近くて、常に局面というのが面白いと思いました。あとは、中学(聖和学園の下部組織)、聖和学園での練習が狭い所でのミニゲームが多かったんですが、その聖和の選手たちの中でも、特に自分は狭い所で技術を発揮するプレースタイルなので、フットサルではそれが生きるかなと思ってやってみたいと思いました。

―大学での個人目標を教えてください。

石田:U-18のフットサル日本代表ができたので、まずそこに入りたいというのが一つの目標です。また、大学日本一も4年間獲り続けたいです。

山中:自分もU-18フットサル日本代表を目指していきたいのと、U-23の東京都選抜にも是非参加して、関東リーグの方々と一緒にプレーできたらと思っています。

金須:まずは、U-18フットサル日本代表として試合に出たいです。あとは、大学で全国一位ですね。

フィジカルトレーニングの様子

フィジカルトレーニングの様子

―今日のフィジカルトレーニングの感想をお聞かせください。

石田:高校ではこういう練習がなかったんですが、今日やってみて、こういうのがこれから必要なんだなと感じました。これから自分でも毎日取り組んでいくようにしたいです。

山中:大学に入って遅れを取らないように、今のうちから自分でもやっていこうと思いました。

金須:今まで身体という部分で何もしてきていなくて、今日、自分の足首の硬さを実感しました。足首の怪我をしやすいので、これからはもっと身体の面も気を遣っていこうと思いました。

―フィジカルトレーニングに取り組もうという意識が芽生えたということですが、他に入学までに準備しようと思っていることはありますか?

石田:引っ越しも終わったので、入学前から練習に参加させていただいて、早くフットサルに慣れていきたいです。

山中:まずは関東大会、全国大会があるので、そこでしっかり結果を出しながら、大学に入るまでにもっと自分の技術を上げられるように頑張りたいです。

金須:地元の友達が入っているフットサルチームに練習参加させてもらえるので、そこでフットサルをもう少し学べたらいいかなと思います。

―ここからは、現在の活動について伺っていきたいと思います。石田選手は新潟県U-18選抜としてGAViC CUPユースフットサル選抜トーナメント2016に出場されますが、選抜のメンバー構成について教えていただけますでしょうか。

石田:ほぼ帝京長岡のメンバーで監督も帝京長岡の監督ですが、長岡向陵高校の選手も何人か加わります。その長岡向陵の選手たちは中学の時に一緒に(全日本ユースU-15フットサル大会で)日本一になったメンバーです。

―皆、気心の知れた仲間ということですね。では、GAViC CUPユースフットサル選抜トーナメントへの意気込みを聞かせてください。

石田:全日本ユース(U-15)フットサル大会では新潟が4連覇しているので、自分たちもGAViC CUPで優勝して、これからもっと新潟にフットサルを広めていきたいです。

―山中選手は神奈川県U-18選抜として、まずは2月28日のユースフットサル選抜トーナメント関東大会に出場するわけですが、選抜の練習などは順調ですか?

山中:Fリーガーの植松晃都選手を中心として、みんな神奈川県のフットサルリーグの選手なので、ある程度フットサルの知識がある上で、細かいコミュニケーション等を高めて行っているところです。関東大会に勝って全国に出たいと思います。

―最後に、皆さんに将来の目標、夢を伺いたいと思います。

金須:まずはU-18日本代表で自分らしさを出して、アジア大会(AFC U-20フットサル選手権2017)で日の丸を背負いたいです。そして、Fリーグでプレーして、A代表でもプレーしたいです。

―ご自身が思う自分らしさとは?

金須:足もとの技術だと思っています。それをここという所で出せたらいいと思っています。

―石田選手はいかがでしょうか?

石田:卒業後はFリーガーになりたいと思っています。それで代表に入って、いずれは世界で活躍できる選手になりたいと思っているので、自分の良さをどんどん出して行って、大学でどんどんアピールしていきたいです。

―ご自身の良さとは?

石田:帝京長岡はパスサッカーを基本としているのでパスの部分には自信を持っていますし、状況判断できるというのが一番の武器だと思っています。

―では最後に、山中選手の将来の夢を教えてください。

山中:大学卒業した後はFリーグやスペインのプロのチームでやりたいなと思っています。自分の同世代の神奈川ユースリーグの選手たちはFリーグの下部組織を受けている選手が多いですが、自分は多摩大学で4年間しっかり技術を上げた後にFリーグのチームに入れるように頑張りたいです。

左から金須選手、山中選手、石田選手

左から金須選手、山中選手、石田選手

 石田選手、山中選手、金須選手、ありがとうございました!皆さんのご活躍をお祈りしています!!

【選手プロフィール】

◆石田健太郎(イシダ ケンタロウ) 

<経歴>

小学校:長岡JYFC U-12

中学校:長岡JYFC U-15

全日本ユース(U-15)フットサル大会全国優勝

高校:帝京長岡高校サッカー部

2016年度新潟県U-18フットサル選抜

 ◆山中勇輝(ヤマナカ ユウキ) 

<経歴>

小学校:FCソレイユ

中学校:横浜隼人中学サッカー部

高校:sharks(ハワイ)→FFF八ツ橋→アズヴェール藤沢U-18

2015年度、2016年度神奈川県U-18フットサル選抜

 ◆金須恭弥(キンス タカヤ)

<経歴>

小学校:アバンツァーレ仙台SC

中学校:FCエナブル

高校:聖和学園高校サッカー部

U-18フットサル日本代表候補

2016年2月22日 | カテゴリー :

第15回東京都ユース(U-15)フットサルフェスティバル優勝『GAFC』インタビュー

第15回東京都ユース(U-15)フットサルフェスティバル
1月24日(日)@フィスコフットサルアレナとしまえん

優勝:GAFC
準優勝:FC.GIUSTI 世田谷
第3位:BOA SPORTS CLUB U-15
第3位:FC駒沢U-15チームフットサル

〈決勝〉
FC.GIUSTI 世田谷 3-7 GAFC

2015年10月の全日本ユース(U-15)フットサル大会東京都大会の準々決勝で惜敗した悔しさを胸に今大会に臨んだGAFCは、高校受験でメンバーを欠きながらも、1月17日の1次ラウンド、24日の2次ラウンドを危なげなく勝ち進み、第15回東京都ユース(U-15)フットサルフェスティバル優勝の栄冠を手にした。

GAFC

GAFC

圧倒的な攻撃力でチームを優勝に導いたキャプテン 奥村光大郎選手と、恵まれた体格を活かして攻守の要となる活躍を見せた副キャプテン澤田光選手にお話を伺った。

―優勝おめでとうございます。まずは、率直な感想をお願いします。

6番 澤田選手、11番 奥山選手

6番 澤田選手、11番 奥村選手

澤田:10月の大会(全日本ユース(U-15)フットサル大会東京都大会)で優勝目指してやっていたんですけど早い段階で負けてしまったので、今回は優勝しようと思っていました。みんなで練習を毎日がんばって優勝することができたので、今とても嬉しく思っています。

奥村:優勝イエーイ!!(全員で「イエーイ!!!」)今、受験シーズンでメンバーが揃わない中で、皆一丸となって優勝できたのでとても良かったです。

―10月の大会で敗れてから、チーム、個人として改善したことや新たにトライしようと思ったことはありますか?

澤田:チームとしては、もっとチームとして戦おうということを意識して今回臨みました。個人としては、前回よりももっと仲間を信じて、また、自分も思いっきりプレーでしようと思ってやっていました。優勝できて良かったです。

2016-01-25 12.59.55奥村:今日コーチからも言われましたが、「繋がる、繋がる」とずっと言ってきたので、それが出来て絆が生まれたから優勝できたと思います。個人としては、自分がキャプテンなので、引っ張って点を決められて嬉しかったです!!

―決勝戦では何点入れました?4点?

奥村:数えきれません(一同 笑)…4点です。

―試合を観ていて、ゴールへの執念が強いなと感じました。

奥村:はい、自分がキャプテンなので引っ張っていかないとと思ってやっていました。

澤田:キャプテンはいっぱい決めたって言ってますけど、前の試合とかずっと決めていない時期が続いていたので大丈夫かなと思っていたんですけど、今日は決めてくれて良かったです。

P1250440―普段はフットサルではなくサッカーをやっているとのことですが、フットサルとサッカーの違い、フットサルがサッカーに活かせるなと感じたところはありますか?

澤田:フットサルはサッカーより狭いので、ボールに関わる回数が多かったり相手との距離が縮まったりと、サッカーで言う1対1、競り合いを練習できました。是非この経験を活かして高校生になっても頑張りたいと思います。

奥村:同じくサッカーと違ってグランドが狭いので、攻守の切り替えが速い分体力も必要だと思うので、そのフットサルで培った体力を高校で活かしていきたいと思います。

2016年1月27日 | カテゴリー :