優勝『府中アスレティックFC U-18』 9番 矢嶋佑己選手&10番 奥山遼太朗選手
予選から1位トーナメントの5試合で計45得点2失点と、他を寄せ付けない強さで優勝した府中アスレティックFC U-18。そのチームの中で攻守のキーマンとなり、優勝に大きく貢献した矢嶋選手と奥山選手にお話をうかがった。
-昨日の予選リーグ、今日の1位トーナメントを振り返っての感想をお願いします。
奥山:まず、昨日の予選リーグはレギュレーションの問題でたくさん点を取って勝たなければ(1位トーナメントに)上がれないかもしれないという状況の中、チームとしてずっと雰囲気よく、点を取っても集中を切らさずにできたことが結果に繋がったと思います。1位トーナメントに入ってもしっかりとチームみんなで戦えたことが良かったです。
矢嶋:レギュレーション的に難しい大会で、精神的な部分で苦戦しましたけど、初日にあれだけ点を取れて(予選2試合で31得点)、二日目もその流れを崩さずに決勝まで行けたことが優勝に繋がったのかなと思います。
―自身のパフォーマンスはいかがでしたか?
矢嶋:いろんな選手とマッチアップしましたが、全然納得のいく内容ではありませんでした。もう少しピヴォとして得点に絡みたかったんですが、二日目の今日はそれほど得点できなかったので、決定力という部分で課題が大きく出たかなと思います。
奥山:自分は一番後ろの位置でチームを見ることが多いんですが、今大会ではしっかりと後ろからの声掛けで、なるべく自分のところにボールが来ないでボールを奪い切れることが理想だと考えていました。そういう面では、予選から自分が出てボールを奪うというよりは前プレをかけてくれている人達がしっかり声を聞いてやってくれていたし、自分も声を切らさずできていたので、フィクソとしてはよく出来たかなと思います。
―今後に向けてチームの目標、個人の目標を教えてください。
矢嶋:チームとしてはユースリーグと残りの大会全部、全力でタイトルを取りに行きますし、個人としてはFリーグの下部組織でやっているというのもあるので、Fリーガー目指してがんばって行きたいです。
奥山:下部組織としての意地もありますし、全日本ユースが不甲斐ない結果で終わったので、その借りを返す意味でも残りの試合全部勝って今年度終われるようにしたいです。個人としてはFリーガーを目指してやっているので、しっかりと1試合1試合、どんな試合でも成長できる点を見つけていければいいなと思っています。
準優勝『駿台学園フットサル同好会』7番 財前巧選手&22番 根﨑大海選手
1日5試合というタイトなスケジュールの中、最後まで集中力を切らさず攻撃の要としてチームを牽引し、準優勝の立役者となった財前選手と根﨑選手にお話をうかがった。
― 今日一日を振り返っての感想をお願いします。
根﨑:僕たちは東京都ユース(U-18)フットサルリーグ2部所属なので、今日は普段戦えない1部の府中やフットボウズと試合ができて楽しかったです。
―今日に向けてどういう準備をしてきましたか?
財前:守備のマークの入れ替えとかはしっかり徹底的にやってきました。
根﨑:初戦のフットボウズがパスで崩してくることは分かっていたので、中を締めて、一人一人のマークを責任持ってやるということを意識しました。
―フットボウズ戦では守備の面で合格点は出ましたか?
根﨑:今までよりは良かったと思います。2日前の練習試合が大会前最後の調整だったんですけど、その時に守備が完成しきっていなかったので、チームでかなり話し合って今日の大会に臨みました。
―そうやって守備の修正をしてきたからこそ、しっかりとフットサルをやってくる相手に対してもいい戦いが出来たのかなと思いますが、決勝戦では1-4で府中アスレティックFC U-18に負けてしまいました。府中との差はどこにあったと思いますか?
財前:まず全体の個の技術が劣っていると思います。
根﨑:やっぱり1部のチームと比べると技術の差が出るかなと思います。
―技術というのは具体的にどういう所でしょう?
財前:シュートを打つ時のブロック(オフザボールの個人戦術)が違ったと思います。
根﨑:チームとしても、みんな戦術がちゃんとしみついてやっていると感じました。
―次の目標を教えてください。
財前:まずは東京都ユースリーグ2部で優勝したいです。そのために毎日しっかり練習して技術を磨きたいと思います。
根﨑:1部昇格です。今日の決勝などでの反省点を踏まえて、そこをしっかり修正して頑張っていきたいと思います。