MFP関東U-10フットサルリーグ2019/2020優勝『FCアンビシオン バルサ』インタビュー

見事な連携と決定力で勝利を重ね、U-10リーグ初優勝を飾ったFCアンビシオン バルサの木藤監督に「フットサルで身につくスキル」や「育成方針」を伺うと共に、リーグ優秀選手に選出された松野選手、杉浦選手、大村選手に「リーグに参加しての感想」や「将来の夢」などを伺いました。

木藤 大輔監督

――優勝おめでとうございます!まずは、今季のU-10リーグを振り返っての感想をお伺いできますでしょうか。

まずはフットサルU-10リーグを開催して頂き本当にありがとうございました。毎年とても楽しみにしていて、それは選手も同じだと思います。参加チームのレベルも勝つか負けるかギリギリの戦いが続いて非常に見応えがあり、そんな中アンビシオンはバルサもレアル(FCアンビシオンは2チームでU-10リーグに参加)も本当によくがんばったと思います。このリーグの影響で、練習でも「バルサ」「レアル」の2チームに分けて紅白戦をよくやるのですが、ライバル心剥き出しでものすごいバチバチしていて、下手な試合を見るより面白いです。

――当リーグに参加して下さった理由を教えていただけますか。

我々はそもそも「サッカーチーム」ですが、フットサルの“球際”のかけ引きはサッカーにも非常に活きるという実感があります。サポーター(応援)がプレーヤー(選手)と近いのも盛り上がって良いですね。

――サッカーチームであるアンビシオンさんが、小学生年代、そして中学生年代でもフットサルに取り組んでいる理由をお聞かせいただけますでしょうか。

一番大きいのは、フットサルで経験できる「真剣勝負」です。サッカーも勿論真剣勝負なのですが、ピッチサイズが広くスピードやパワー・体格でプレーできてしまう選手もフットサルはそのピッチサイズから常に相手と対峙するので、かけ引きの回数が桁違いに多く、最終的にサッカーでも一番必要な“球際”のスキルが全員に身につくと感じているからです。

――日頃、どのようなところに重点を置いて練習を行っていますか?

選択肢と判断はチームで共有しています。フットサルはサッカーよりもその点では伝えやすいです。

――小学生年代のフットサルでのチーム目標を教えていただけますでしょうか。

昨年はフットサルフェスタで全国優勝できたので、今度は他の大会でも全国に出てみたいです。

――最後に、クラブの育成方針、どういう選手を育てていきたいかをお聞かせいただけますでしょうか。

最終的には「プレーを心から楽しめる」選手を育てることが目標です。じーさんばーさんになっても、です。そのために基本的な「止める」「蹴る」「運ぶ」の部分を磨いています。
そんな中でプロを目指す・世界を目指す子が出てきたら嬉しいですし、その夢や目標をサポートしたいです。

松野 健介選手・杉浦 宗輔選手・大村 治輝選手

――優勝おめでとうございます!まずは、1年間、リーグ戦を戦っての感想をお聞かせください。もし印象に残っている試合などあれば、そちらも教えてください。

松野:優勝はできたけど、フットボウズに2回負けたから、今度は勝てる様にしたいです。
杉浦:印象に残ってるのはフットボウス戦ですね!!どっちも(前期・後期とも)ギリギリで負けたので、次は勝ちたいです。
大村:リーグの最後の試合で府中アスレティックFCと戦った時に、最後ピーってホイッスルが鳴った後、勝って優勝できた瞬間が印象に残ってます。

――フットサルをやっていて楽しいと思うところを教えてください。

松野:遠くからでもシュートが入るから、DFでも点が取れて楽しいです。
杉浦:チョンドンですね!!
大村:攻めてて奪われると、コートが狭いから切り換えを早くしなきゃならないところです。

――憧れの選手を教えてください。

松野:C・ロナウド!
杉浦:ネイマールです。
大村:メッシ!!

――フットサル、サッカーでの目標、夢を教えてください。

松野:サッカーのプロ選手になってラリーガで活躍したいです。
杉浦:夢はサッカー選手になって、パリ・サンジェルマンに行きたいです!!
大村:サッカー選手になって、日本代表になって活躍することです。(どれぐらい?)W杯で優勝!!


FCアンビシオン バルサの皆さん、優勝おめでとうございます!!

第19回東京都フットサルチャレンジU-18優勝『ZOTT WASEDA JUVENIL』インタビュー

2019年8月17日・18日、駒沢屋内球技場にて開催された第19回東京都フットサルチャレンジU-18は、ZOTT WASEDA JUVENILの1位トーナメント優勝で幕を閉じました。
1位トーナメントでは全7試合中5試合がPK戦となるなど実力が拮抗する中、AFC U-20フットサル選手権MVPの大澤雅士選手を擁するZOTT WASEDAがU-18カテゴリーで初タイトルを獲得しました。

《試合結果》
■1次ラウンド(グループリーグ)
①vs 錦城高等学校C
7-1
②vs 東京都市大学付属 アルママタFC
7-0
■2次ラウンド(1位トーナメント)
準々決勝 vs FOOTBOZE FUTSAL U-18
1-1(PK3-2)
準決勝 vs フウガドールすみだファルコンズ
0-0(PK5-4)
決勝 vs ASV PESCADOLA町田 U-18B
0-0(PK3-1)

全試合結果はこちら

ZOTT WASEDA JUVENIL 清野 潤監督

 ――優勝おめでとうございます!まずは、今のお気持ちをお聞かせいただけますでしょうか。

ありがとうございます。今日出場していた高3メンバーが中3の時に冬のカップ戦(東京都ユースU-15フットサルフェスティバル)で優勝したのですが、その決勝の相手もペスカドーラ町田だったので、その時のことを少し思い出しました。あとは、今年の全日本U-18フットサル選手権東京都大会で、僕が「今年のチームは行ける」と思っていた中で結局は無失点のまま終わってしまったんですが(全日本U-18の準々決勝、フウガドールすみだファルコンズに0-0(PK0-2)で敗戦)、その時に夏のカップ戦で優勝しようと言っていて、それが有言実行できたのは良かったです。

――今日の準々決勝、準決勝、決勝を振り返ってみていかがですか?

すべてPKで勝ち上がったのですっきりしない感じはありますね。時間内に勝ち切りたかったのが本音です。そういう意味では選手たちもまだまだだなというのと、僕も監督として、20分ランニングタイムの試合の中で勝ち切らせる力が無いんだなというのを痛感しました。もっと勉強しないといけないというのを感じた3試合でした。

――3回連続のPK戦、選手たちは自信を持って臨んでいるように見えましたが、事前にPK戦を想定しての取り組みをされてきたのでしょうか?

PKの練習というのは特にはしていなかったのですが、やはり全日本U-18でPK負けしたというのが彼らの中で大きかったと思います。僕も敢えて、全日本でPKを外した(大澤)雅士と(船山)愛斗に蹴らせましたし、キーパーの(柳川)結星もあの時止められなかった悔しさがあったと思うので、それが今日のPK戦での勝利に繋がったのかもしれません。

――今日の試合では、ゴレイロの柳川結星選手のファインセーブが印象に残りましたが、監督から見ていかがでしたか?

結星は、全日本U-18で無失点で負けて悔しさを味わったので、今回の試合だけでなく練習から本当に気合いを入れてやってます。ウッチー(フットサル日本代表GKコーチでZOTTのGKアドバイザーの内山慶太郎氏)にいろいろと教えてもらってすごく良くなりましたし、社会人カテゴリーのセカンドチーム(ZOTT WASEDA RAIZ)の試合に出ることでまた更に成長しています。今大会でPKまで持ち込めたのは、ディフェンスの力だけでなく、結星の力も大きかったと思います。

――U-20フットサル日本代表で、AFC U-20フットサル選手権のMVPに輝いた大澤雅士選手も今大会全試合出場しましたが、大澤選手のプレーはどうでしたか?

雅士は、みんなが観て巧いと思う選手だと思うのですが、それ以上に、僕が言ったことを一番最初に体現しようとしてくれる姿勢、アジアでMVPを獲っても変わることなく、U-18でもまったく驕らずにプレーする姿勢が本当に素晴らしいと、今大会で改めて思いました。

――ZOTT WASEDA JUVENILとしての今年度の目標をお聞かせください。

リーグ戦をしっかり戦っていくということと、3年生については社会人カテゴリーにも所属しているので、そちらで結果を出して欲しいです。1・2年生は、今の3年生と比べると個の強さという面で落ちてしまうので、そこを育てていきたいと思います。

――今、ZOTTの育成年代でプレーしている選手たちには、どのようになっていって欲しいですか?

どういうカテゴリーでやるにしても、フットサルがあることによって生活が豊かになったり楽しくなったりすれば良いと思います。その中で(大澤)雅士のような選手が出てくれば、もちろんそれが一番ありがたいですが、まずは、僕たち(ZOTTのトップチームの選手たち)がそうであるように、本気でフットサルに取り組んでフットサルがある生活を楽しんでもらいたいと思います。

ZOTT WASEDA JUVENIL   NO.6 大澤 雅士選手

――優勝おめでとうございます!

ありがとうございます!

――U-18カテゴリーでは初タイトルとなりますね。

全日本U-18の都大会でベスト8で負けてしまって、自分の代で何とかタイトルを獲らなければという焦りを感じながら今大会に臨んだんですが、今日はチーム一丸となって一つ一つ壁を乗り越えられてよかったです。

――準々決勝、準決勝、決勝を振り返ってみていかがですか?

PKまで持ち込んでしまった、自分がチームを助けられなかったという所では課題があると思いました。失点が3試合で1というのはポジティブに捉えていいと思うのですが、得点に関してはチャンスを生かし切れない場面があったので、もっと精度を上げていきたいですね。

――大澤選手はU-20フットサル日本代表にも選出されましたが、日本代表として活動していた時とZOTTで活動している時とでは、意識の面で違いはありますか?

代表の時は自分が最年少だったので、先輩たちに付いていっている部分もあったのですが、ZOTT(JUVENIL)では自分が最高学年でキャプテンをやらせてもらっていますし、周りからU-20日本代表の選手としても見られるので、責任やプレッシャーを感じながらやっています。

――プレッシャーも感じているのですね。

そうですね、プレッシャーはすごく感じますね。どこへ行ってもU-20日本代表、アジアのMVPという目で見られるので、不甲斐ないプレーはできないので。でも、今のところは、そのプレッシャーを上手く力に変えられていると思います。

――これからの活躍も楽しみですが、将来はどんな選手になりたいと思っていますか?

日本のフットサル界を引っ張っていける選手、日本のフットサルの知名度、人気を上げることができる選手になりたいです。

――最後に、ZOTT WASEDA JUVENILのキャプテンとして、今年度の目標をお聞かせください。

冬の大会(東京都ユースU-18フットサルフェスティバル)でも優勝したいですし、高校生として最後の年なので、後輩たちに自分が今持っているものを教えつつ、楽しみたいと思います。

清野監督、大澤選手、ありがとうございました!今後益々のご活躍をお祈りしております。

MFP関東U-12フットサルリーグ2018/19優勝『FC HIGH-LOWS東京』監督・選手インタビュー

MFP関東U-12フットサルリーグ2018/19で見事逆転優勝を果たした『FC HIGH-LOWS東京』の武田茂広監督にリーグ戦の勝因やクラブの育成方針を伺うと共に、攻守にわたってチームの要となりリーグ優秀選手にも選出された田中龍之介選手と田中凌太選手に優勝の喜びやフットサルの楽しさ、憧れの選手などを伺いました。

武田 茂広監督

――優勝おめでとうございます!まず初めに、今季のU-12リーグを振り返っての感想をお聞かせいただけますでしょうか。

まずは、年間リーグを企画・運営してくださったfutsal R様に心より感謝申し上げます。また、試合を通じて交流させていただいた各チームの皆様にも感謝申し上げます。
ハイロウズ東京は、普段のトレーニングの成果確認の場として本リーグを戦いました。勝ち負けにこだわりすぎず、全員が出場してフットサルを楽しみ、たくさんの経験を積むことができました。結果的に優勝できたことは素直に嬉しく思います。

―― 総当り1回戦第3位から逆転してのリーグ優勝となりましたが、その勝因は何だと思われますか?

アンビシオンさんも府中アスレティックさんも強いので、たまたまですね(笑)
勝因の一つ目は、選手の自主性が高まった成果だと思います。
チームの中心選手が怪我で長期離脱していますが、その他の選手の自主性が高まり、サッカーでもフットサルでも誰かに頼るのではなく、自分で考え、決断してプレーできるようになってきました。プレーオフは2試合とも先制される苦しい試合でしたが、自分たちでゲームを落ち着かせ、攻めるべき時は攻め切り、守るべき時は守り切ることができました。
二つ目は、これまでの試合経験が生きたと思います。
バーモントカップ東京都決勝大会、全国各地のフットサル大会に出場する中で、たくさんの苦しい試合を経験しましたし、負けて悔しい思いをしてきました。苦しい試合展開をものにできたのは、これまでの試合経験から、選手が最後まであきらめずに戦い、試合の流れをものにできたからだと思います。

――当リーグに参加してくださった理由を教えていただけますでしょうか。

ジュニア年代において、年間を通じた試合の機会はとても大切ですが、サッカーのリーグ戦が整備されている一方、フットサルのリーグ戦は十分とは言えません。会場確保などの制約がありますが、フットサルの普及・発展のため、そして何より選手のためにリーグ戦を定着させていくことが重要だと考えています。
よって、このリーグには昨年度からU12・U10ともに参加させていただいています。

――小学生年代は「サッカーとフットサルを融合したハイブリッドな選手育成」をされているとのことですが、その育成の効果を感じるのはどのような時でしょうか?

フットサルは、全て子供たちの「フットボールの入口」として最適だと思っています。将来、良いサッカー選手になる上で、フットサルを経験しておくことは絶対にプラスになります。狭いスペース、少ない人数でプレーする特性から、より正確な判断、個々の技術、攻守の素早い切り替え、攻守の原則理解等々、フットサルをすることで様々なことが習得できます。
ハイロウズ東京のトレーニングは、低学年からフットサルメソッドを積極的に取り入れています。子供たちを見ていて思うのは、「ボールを大切にする意識」や「攻守両方の意識」が高いなということです。広いフィールドのサッカーでは、いい加減にボールを蹴ったり、攻めだけ・守りだけ得意な子も見受けられますが、ハイロウズの子供たちはフットサルを通じて意識が高まっていると思います。
まぁ、フットサルは単純にたくさんプレーに関わるので、子供たちがとても楽しんでくれているのが一番ですけど(笑)

――日頃のトレーニングでは、どのようなことを重視していますか?

フットサルで習得できる全てのことをバランスよく子供たちに伝えていくことを重視しています。
ボールフィーリングやアジリティなど選手としての基礎となることは、毎日地道にトレーニングしています。
攻守の個人戦術・相手との駆け引きなどプレーの本質的なことや、フットサルの醍醐味である攻守が連続する実践的なトレーニングも行っています。

――小学生年代のフットサルでのチーム目標を教えていただけますでしょうか。

チームとしての目標は特にありません。
試合に出たら、選手たちには全ての試合で勝利を目指してやり切ってほしいと思います。結果的に勝てたら喜んで、また次頑張る。負けたら悔しがって、また次頑張る。頑張り続けていい選手になってくれることが一番の目標です。

――最後に、クラブの育成方針、どういう選手を育てていきたいかをお聞かせいただけますでしょうか。

フットボールを通じて学んだことを糧に、将来、社会に貢献できる人となってくれるよう、人として正しいことを正しくやり切る、感謝の気持ちを大切にする、自主自立心の高い子供たちを育成していきたいと思っています。
一人でも多くの選手がフットボールの素晴らしさを実感し、プレーヤーとして高いレベルを目指したり、何らかの形でフットボールに関わったり、日本のフットボール文化を支える人になってくれたら嬉しいです。
選手たちには夢をあきらめず、自分の夢のために精一杯後押ししてくれる家族に感謝して、これからも頑張ってほしいですね。

田中 龍之介選手・田中 凌太選手

――優勝おめでとうございます!まずは、1年間、リーグ戦を戦ってみての感想をお聞かせください。

田中(龍):シーズン初戦でエースの吉越くんがスペイン遠征のため不在で、負けからスタートしましたが、一試合する毎に内容も良くなりました。プレーオフでも吉越くんが欠場しましたが、自分達だけでしっかり勝てるように成長できたので嬉しかったです

田中(凌):シーズンはじめにアンビシオンに負けたり府中アスレティックに引き分けたりして苦しいリーグ戦でしたが、なんとかプレーオフに進出できて、最後は優勝できたので良かったです。

――総当たり1回戦では、FCアンビシオンFには敗戦、府中アスレティックFC U-12とは引分けという結果でしたが、今回のプレーオフ(上位リーグ)では勝利を収めました。その勝因は何だと思いますか?

田中(龍):1年間、トレーニングや大会、遠征を通じてレベルアップをして来たことが大きかったです。プレーオフでは、セットプレーや相手を崩すためのチーム全体の動き、コンパクトな守備ができたので勝てたと思います。

田中(凌):全国のいろんな大会に出て、成績は悪くても進歩できたと思います。プレーオフでは進歩した部分が出たと思います。ピヴォ当てやパラレラ、セットプレーが特に良かったと思います。

――フットサルのどんなところが好きですか?

田中(龍):フットサルはスペースが狭くて大変だけど、一人一人の役割が大切だから目立つところが好きです。相手を崩してゴールを決めた時が一番楽しいです。

田中(凌):フットサルは攻守の切り替えが早く、プレーに関わる事も多いところが好きです。ゴールを奪った時、セットプレーが完璧に決まった時がとても楽しいです。

――憧れの選手を教えてください。

田中(龍):ポルトガルのリカルジーニョ選手と名古屋オーシャンズのヴァルチーニョ選手です。攻撃的な選手が好きです。

田中(凌):サッカーではバルセロナのメッシ選手、フットサルでは名古屋オーシャンズのルイジーニョ選手です。

――将来の目標、夢を教えてください。

田中(龍):フットサルのプロ選手になり、世界で活躍する事です。

田中(凌):フットサル日本代表になって、観客を沸かせるプレーをしたいです。


FC HIGH-LOWS東京の皆さん、優勝おめでとうございます!今後益々のご活躍をお祈りしています!

MFP関東U-12フットサルリーグ2018/19の結果はこちら

MFP関東U-10フットサルリーグ2018/19優勝『FOOTBOZE FUTSAL U-10』監督・選手インタビュー

MFP関東U-10フットサルリーグ2018/19で見事優勝を飾った『FOOTBOZE FUTSAL U-10』の豊田幸夫監督にリーグ戦の勝因やクラブの育成方針を伺うと共に、チームの主軸として活躍しリーグ優秀選手にも選出された岡根谷耀優選手と椎名海晴選手に通年リーグに参加しての感想や将来の夢などを伺いました。

豊田幸夫監督

――優勝おめでとうございます!まずは、1年間のリーグを振り返っての感想をお伺いできますでしょうか。

MFP関東U-10リーグでは、対戦相手となる6チームと2回ずつ、計12試合の真剣勝負を行いました。通年リーグを通して、選手一人一人がそれぞれのスピードで成長してくれたのが何よりも嬉しいです。その結果としてチームみんなで目標にしていたリーグ優勝を掴み取ることが出来ました。今回の優勝の副産物として、選手みんなが今までよりもフットサルというスポーツを好きになってくれたのではないかと感じています。

――勝因は何だと思われますか?

準優勝のFCアンビシオンFさんとは1巡目で対戦した時に5-4の1点差でのギリギリでの勝利。FCアンビシオンFは本当に強いです。得点王を獲得したエースのはるきくんを中心に、素晴らしいフットボールを展開しますから。最終節では、勝った方が優勝という状況でそのFCアンビシオンFさんと対戦することになりました。その最終節に向けてのトレーニングでは、アンビシオンさんの攻撃面・守備面での特徴を分析し抽出した内容に重きを置いてきました。選手たちがリーグ最大のライバルの強み・弱みを把握した状態でプレーしたことが優勝決定戦となった最終節での勝因と感じています。

――小学生年代の指導で気を付けている点を教えてください。

まずは、フットサルの時間を「楽しい」と感じてもらいたいと思っています。フットサルが好きになってくれたら、少しずつ「相手ありきのゲーム」の中でどんな工夫が出来るかを伝えています。「フットサルの真の面白さ」を感じてくれれば、それはサッカーや他のゲームスポーツにも当然活きてくるはずです

――具体的には、フットサルのどのような部分がサッカーにも活きてくるのでしょうか。

FOOTBOZEを通してこの約20年間、小学生・中学生・高校生を中心に見てきました。サッカーだけで育ってきた子のほとんどに共通する課題は「守備時のマークの意識」と「攻撃時のボールを受ける前の準備」の部分です。U-10年代は精神的な発達面からみても、ようやく他者・仲間との関係性を感じ始める年代です。だからこそ、この年代のうちに、サッカーだけだと曖昧になりがちな「自分は相手のどの選手をマーク?」や「相手の守備の状況を観て、事前にどういうポジションを取れば、楽に攻撃ができるか?」の意識を少しずつ習慣として身に付けて欲しいと思っています。ゲームに勝つための武器としての「読み取り」「駆け引き」ですね。

――最後に、FOOTBOZE FUTSALの育成方針をお聞かせいただけますでしょうか。

FOOTBOZEの育成の根幹には常に「主体性」があります。子ども自身が本来持っているパワーを溢れんばかりに引き出してあげることが我々のミッションだと思っています。子どもの性格はそれぞれに多種多様。だからこそ我々も、あの手この手で子どもたちのパワーを引き出さなければならないと思っています

岡根谷 耀優選手・椎名 海晴選手

――優勝おめでとうございます!まずは、1年間のリーグ戦を戦ってみての感想をお願いします。

岡根谷:チームみんなで団結して、1試合ごとにトレーニングして、その結果、全勝で優勝できて本当にうれしかったです。

椎名:フットボウズのチームメイトと信頼が深まり、みんなで優勝出来たことがうれしいです。

――キャプテンの岡根谷選手に伺います。優勝決定戦となったFCアンビシオンFとの最終戦はシーソーゲームで、白熱した試合となりましたが、どのようなことを意識しながらプレーしましたか?

岡根谷:守りでは、相手の利き足で蹴らせないことを意識しました。そのためにベンチからも声をかけて、みんながその意識を持ち続けられるようにしました。攻撃では、自分が得点につながるプレーをする事を心がけ、パスなのか、ドリブルなのか、シュートなのかを考えて攻めました。

――お二人はフットボウズでのフットサルとは別にサッカーチームにも所属しているそうですが、サッカー方の経歴(始めた時期、ポジション、選抜歴など)を教えていただけますか。

岡根谷:サッカーは年中から6年間やっていて、今の所属チームは川崎市のかじがやFCです。ポジションは、フォワードとミッドフィルダーをやることが多いですが、どのポジションもできます。

椎名:サッカーは年長から国立SSSで始めました。ポジションは試合によって変わりますが、トップ、左サイド、ボランチが多いです。今年、10ブロックのトレセンに選ばれ、キッズエリートプログラムに参加しました。

――フットサルを始めたきっかけを教えてください。

岡根谷:兄がフットボウズ U-15に入っていて、練習や試合を見てサッカーと違ってスピードが早くゴールも迫力があって、僕もやりたくなったからです。

椎名:Fリーグの試合を観るうちに僕もフットサルをやってみたいと思うようになりました。

―― フットサルをやっていて楽しいと思うところを教えてください。

岡根谷:色々な戦術があり、狭いスペースで、色々なことが出来ることです。

椎名:コートが狭いので、どこからでもシュートが狙えたり、沢山ゴールが入るところが楽しいです。

――憧れの選手はいますか?

岡根谷:日本代表でフットボウズOBの清水和也選手(エルポソ・ムルシアFS)とペスカドーラ町田の森岡薫選手です。フットボウズ U-18を卒業した長井雄コーチ(府中アスレティックFCサテライトB加入内定) が好きで、いつか雄くんからゴールをとると約束をしました。

椎名:フットサルでは、ジョー選手(立川・府中アスレティックFC)と日本代表の清水和也選手。サッカーでは、デブライネ選手(マンチェスター・シティFC)です。

――最後に、将来の夢、目標を教えていただけますか。

岡根谷:フットサル選手になって、日本代表で貢献することです。

椎名:みんなを笑顔にできる選手になりたいです。夢は、フットサルとサッカー、両方の日本代表でプレーすることです。


FOOTBOZE FUTSAL U-10の皆さん、優勝おめでとうございます!来年度の活躍も期待しています!

MFP関東U-10フットサルリーグ2018/19の結果はこちら

第18回東京都フットサルチャレンジU-18優勝『ASV PESCADOLA町田 U-18』板橋琉聖選手・毛利元亮選手インタビュー

2018年8月11日・12日、駒沢屋内球技場にて、東京都フットサルチャレンジU-18が開催された。今年、18回目を迎える今大会を制したのは「ASV ペスカドーラ町田 U-18」。

ASVペスカドーラ町田 U-18は、昨年の発足以来、順調に勝利を重ね、東京都U-18リーグでは1部昇格も果たした。しかし一方で、昨年夏の東京都フットサルチャレンジU-18ではフウガドールすみだファルコンズに、冬の東京都ユース(U-18)フットサルフェスティバルでは國學院久我山にそれぞれ決勝で敗れ、今年6月の全日本U-18フットサル選手権大会東京都大会では準々決勝でフットボウズ・フットサルに惜敗。悔し涙を流した。

そして迎えた今大会。前日までの遠征の疲れが残る中、選手たちは1日目のグループリーグと2日目のトーナメント全5試合を心を一つにして戦い抜いた。決勝では、序盤から前回大会覇者フウガドールすみだファルコンズを圧倒する戦いぶりを見せる。まずは、試合開始2分、チームの攻撃の主軸である9番 毛利が豪快に先制点を決めると、8分には10番 倉科が貴重な追加点を入れる。この町田の勢いは後半に入っても止まらず、16分には、5番 雲切が試合を決める3点目を入れる。その後、パワープレーに出たファルコンズに1失点を喫するも、町田は気迫のこもった守りで追加点を許さない。試合終了間際には、毛利がこの試合で自身2点目となるゴールを決め、ASVペスカドーラ町田 U-18がフウガドールすみだファルコンズを相手に、スコア4-1で見事な勝利を収めた。

「自分に出来ることは、体を張って戦うことと声を出してチームをいい雰囲気にすること」。その言葉通り、気迫溢れるプレーでチームの士気を高め続けたキャプテン、板橋琉聖選手。そして、卓越した得点能力で常に相手に脅威を与え続け、今大会でも決勝で2得点の大活躍を見せた毛利元亮選手に、優勝の喜び、今後の目標等を伺った。

9番 毛利元亮選手・7番 板橋琉聖選手

―優勝おめでとうございます!まずは、今の率直なお気持ちをお聞かせください。

板橋:これまでシルバーコレクターと言われていて、今回初めて優勝できたので本当にすごく嬉しいです。
毛利:嬉しいです!応援に来てくださったサポーターの皆さんやBチームのメンバー、そしてサポートしてくれた全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

―準決勝の府中アスレティックFC U-18との試合はスコアレスドローで、PK戦までもつれ込みましたが、振り返ってみていかがですか?

板橋:府中は自分の古巣ということで知っているメンバーも多かったんですが、本当にみんな上手くて、難しい試合になりました。20分間の試合の中では点を取ることが出来ずPK戦になりましたが、最後は勝つことができて良かったです。
毛利:たくさんチャンスがあった中で自分が決めきれずPK戦になってしまいましたが、その前の府中 対 フットボウズのPK戦を観ていたおかげで、しっかりPKを止めることも決めることもできたので良かったと思います。

―決勝は昨年と同じ相手、フウガドールすみだファルコンズとの対戦でした。どういう気持ちで試合に臨みましたか?

板橋:自分たちが去年よりも成長したところを出すことができて良かったです。今後も、もっと成長できるように頑張りたいと思います。
毛利:今日は、個人的には、準々決勝、準決勝と点を取ることができなかったんですが、決勝では先制点を取ってチームの勝利に貢献することができたので良かったです。

―同じFリーグの下部組織であり、全国準優勝に輝いたファルコンズと対戦するにあたり、何か特別な想いはありましたか?

板橋:ファルコンズだから特に意識するということはなかったです。今大会は、最初から最後まで、一戦一戦、大事に戦いました。

―板橋選手がキャプテンとして普段から心掛けていることはありますか?

板橋:自分は得点力がなくて体を張ることしかできないので、声を出してチームをいい雰囲気にするという事をいつも心掛けています。

―最後に、お二人の今後の目標をお聞かせいただけますでしょうか。

板橋:チームとしては、冬の東京都ユース(U-18)フットサルフェスティバルでも優勝して、夏冬連覇できるように頑張りたいです。東京都ユースリーグは1位しか見えていないです。優勝目指して全員で頑張ります。
個人としては、トップチームの日根野谷選手のように、声を出してチームを盛り上げて、指示を出せる選手になっていきたいです。
毛利:点を取ってチームを勢いづけることができる選手、チームを勝たせることができる選手になりたいです。全試合、自分が点を取って、チームを勝たせます!そしていつか、トップチームの森岡薫選手を超えていけるような選手になりたいです。

ペスカドーラ町田 U-18の皆さん、初優勝おめでとうございます!今後ますますのご活躍をお祈りしています!

『ASV PESCADOLA 町田 U-18』優勝インタビュー~日本フットサル界のカリスマ、甲斐修侍監督が語る、育成の未来~

2018年8月11日・12日、駒沢屋内球技場で開催された「第18回東京都フットサルチャレンジU-18」は、ASV PESCADOLA町田 U-18が決勝でフウガドールすみだファルコンズ(第5回全日本U-18フットサル選手権大会全国準優勝)を破り、念願の初優勝を飾った。

創設2年目ながら、東京都U-18の頂点の立ったこのチームを率いるのは、日本フットサル界のカリスマ、甲斐修侍監督。

甲斐監督は、2年前にFリーグ所属のトップチーム「ASV PESCADOLA 町田」での選手生活を終えると、同クラブのアカデミー部門の指導にあたり、東京都U-18でタイトルを獲得するまでにチームを強化してきた。しかし、これまで日本フットサル界を牽引してきたカリスマが目指すところはまだ遥か先にある。

育成の未来について、甲斐修侍監督に語っていただいた。

甲斐修侍監督

―初優勝おめでとうございます!

ありがとうございます。去年、この大会の決勝で敗れて、冬の東京都ユースでも敗れて、そして直前のグリーンアリーナ神戸カップ(8月9日・10日開催)でも敗れてしまったので、本当に優勝するって難しいって改めて感じながら、それを選手たちにも話しながらやってきました。
優勝しないと見えない景色もあるし、優勝するということを経験しないと次に繋がるものを得られないという話をして、そこだけを目指してやってきたので、今回優勝することができて本当に良かったと思います。

―お話にもあったように、昨年から準優勝が続きました。選手たちも本当に悔しい思いをしてきたかと思いますが、これまであと一歩のところで敗れてしまっていた要因は何だったと思われますか?

これまでを振り返ると、準決勝まではいい戦いができていたのに、決勝ではメンタル的な整理がついていなかったり気持ちが強く出過ぎたり、コントロールできないということが一番大きかったですね。決して優勝できないようなコンディションではなかったはずなので、ゲームを管理する能力が足りていなかったということだと思います。今大会は二日間通してそこがうまくいったので、この結果に繋がったのではないかと思います。

―準決勝の府中戦はスコアレスドローで、PK戦での勝利となりましたが、この展開は想定していらっしゃいましたか?

試合前から、1点勝負の難しい試合になると思っていましたし、PK戦になることもかなり想定していました。今回は、どのチームと対戦しても、失点して(点を取り返す)時間が足りなくてそのまま負けてしまうということが起こり得るレギュレーション(ランニングタイム10分ハーフ前後半)だったと思います。その中で、点を取れなくても取らせないことで、最悪PKに持っていくというところは保てたので、そこは良かったかなと思います。

―そして、決勝戦は去年と同カード、フウガドールすみだファルコンズとの対戦となりました。試合前には、選手たちにどのようなお話をされたのでしょうか?

フウガのスカウティングは少ししていたので戦術的な話もしましたが、それ以上に、メンタル的に自分をコントロールしてゲームをコントロールすることの重要性についてしっかりと話しました。

―決勝は、選手たちの気迫が良い形で出た素晴らしい試合だったと思います。
さて、ペスカドーラ町田は、2年前にU-15を、そして昨年にはU-18を創設されたわけですが、そこに至るまでの経緯を教えていただけますでしょうか。

もちろんトップチームがFリーグに参戦しているので、下部組織の形成はずっとやらなければならない課題だったんですが、ようやく2年前にコーチやスタッフの体制が整い、着手することができました。今は、3ヶ月、半年単位で、どういう育成でどういう下部組織にしていくかを模索しながらやっているところです。

―下部組織の指導を始めて感じられたこと等ありましたら、お聞かせいただけますでしょうか。

元々フットサルをやってきた子たちではないので、何も知らない子たちにフットサルを伝えていくという意味では難しさがありました。一方で、この2年間指導をしてきて感じたのは、子どもたちには僕ら指導者側のモノサシでは測れない成長スピード、可能性があるということです。U-15から見始めた子たちが今は高2になったんですが、その子たちのスキルの移り変わりというのは、正直、見始めた時には想像し得なかったものです。今、(指導を始めてから)3年目を迎えて、「子どもたちの方向性や選手の価値というのは、僕ら指導者が決めてはいけない」ということを改めて感じ、日々勉強しながら指導にあたっています。

―今後の下部組織の方向性、目標などを教えていただけますでしょうか。

この2年やってきてすごく感じたのは、「今、U-18でやれていることをU-15で終えていたい」ということです。それが今の一番の目標です。もっともっと早いうちから子どもたちに刺激を与えられるような環境にしていかないと、16歳、17歳くらいでFリーグデビューできるような選手は生まれてこないと思います。初めてフットサルに触れるのが15歳というのと、(もっと早い段階で触れるのとでは)全然違うと思うので。

―では、小学生年代もスクールだけでなく、U-18やU-15のような形にすることも考えていらっしゃるのでしょうか?

もちろん、近い将来、U-12もアカデミーも作りたいと思っています。ただ、そのためには、U-15やU-18のような、しっかりしたリーグや大会という土台が必要かと思います。U-12の環境がもっともっと充実してくれば、サッカーと掛け持ちでやりながらも子どもたちがフットサルを経験できる機会が増えてくると思います。

―最後に、今年度のU-18の目標をお願いします。

全日本U-18が本当に悔しい結果で終わったので、その悔しさをリーグ戦にぶつけていきたいと思います。東京都U-18リーグで優勝することを最大の目標にして、もっといいチームになれるように練習していきます。

甲斐監督、貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。近い将来、高校生年代のFリーガーが生まれ、日本フットサル界に旋風を巻き起こすことを楽しみにしています!

JFA 第5回全日本U-18フットサル選手権大会 東京都大会優勝『フウガドールすみだファルコンズ』佐藤雄介選手インタビュー

6月10日(日)筑波大学附属高校体育館にて、『JFA第5回全日本U-18フットサル選手権大会 東京都大会』の準決勝・決勝が行われた。

激戦区、東京都の頂上決戦は、『フウガドールすみだファルコンズ vs フットボウズ・フットサル U-18』。本大会で全国大会出場の経験を持つチーム同士の決勝戦の会場は、大勢のサポーターたちの熱気で包まれた。

気迫と緊張が入り混じる中、20分プレーイングタイムの戦いが始まった。前半4分、ファルコンズがフットボウズのハンドによりPKを与えられ、キャプテン 佐藤雄介がこれを決める。そして8分には、再び佐藤がコーナーキックから追加点を挙げ、ファルコンズが2点先行で試合を折り返す。
後半に入ると、フットボウズはキーパーの長井雄を上げてパワープレーを開始、再三チャンスを作るもゴールは奪えず。対するファルコンズは、佐藤雄介からゴール前でパスを受けた佐々木拓海が試合を決定づける3点目を決める。
その後、試合終了まで拮抗した展開が続くがスコアは動かず。ファルコンズが3-0でフットボウズを下し、2年連続2回目の東京都大会優勝を飾った。

フウガドールすみだファルコンズは、7月14日(土)15日(日)、栃木県の県北体育館にて開催される関東大会に出場、全国大会への出場権を懸けて戦う。

【結果】
優勝:フウガドールすみだファルコンズ
準優勝:フットボウズ・フットサル U-18
第3位:セイリツA
第3位:府中アスレティックFC U-18

《準決勝》
①フウガドールすみだファルコンズ 6-0 セイリツA
②フットボウズ・フットサル U-18  2-1 府中アスレティックFC U-18

《決勝》
フウガドールすみだファルコンズ 3-0 フットボウズ・フットサル U-18


昨年度、数々の輝かしい戦績を残したフウガドールすみだファルコンズのキャプテンを引き継ぎ、その重責と戦いながら、見事チームを都大会優勝へと導いた佐藤雄介選手に、優勝の喜びや関東大会・全国大会への意気込みを伺いました。

 ―優勝おめでとうございます!2年連続の優勝となりました。まずは、今のお気持ちをお聞かせください。

本当に嬉しいです。頼りにしていた勇気と翔也(現在、フウガドールすみだバッファローズに所属する畠山勇気選手と茂呂翔也選手。共に、U-19フットサル日本代表候補)がいなくなって、このままでは勝てないんじゃないかと思っていた時期もありましたが、今回、結果を出すことができて良かったです。

―今大会、1次ラウンドから2次ラウンドまで快勝が続きましたね。

目の前の一戦一戦を大切に戦っていたら、自ずと結果がついてきました。

―決勝はフットボウズとの対戦になりました。フットボウズ対策としては、試合前にどのような話をしたのでしょうか?

準決勝の府中との戦い方を観ていて、キーパーが前に出て攻めてくることが多かったので、その対応でミスが出ないように確認しました。

―イメージ通りのプレーができましたか?

120点です。

―関東大会への意気込みをお聞かせください。

去年は3位決定戦で勝って全国に行ったので、今年は関東大会で優勝して、関東第1代表として全国に行きたいと思います。

―関東大会へ向けて、チームとしての課題はありますか?今日の出来が120点ということなので、課題はないでしょうか?

(100点満点の120点ではなく)1000点満点の120点なので、これから残り880点を関東大会までに修正します。

―(笑)たくさんの課題がありそうですね。具体的には、どのような点に重点を置いて準備をしていきたいですか?

一つ目は、サッカーチーム対策です。関東、全国では、サッカーチームとの対戦が多くなると思いますが、サッカーチームはクリアランスなどは投げてくることが多いので、ロングボールの対策をしっかりやりたいです。
二つ目は、チーム全員が「試合を自分が動かす」という意識を持つことです。

―キャプテンとして気を付けていること、チームをまとめるために意識していることがあれば教えてください。

後ろから背中を押すよりも自分が背中で語ればみんなが付いてきてくれると思うので、プレーで見せたいと思います。まだチームのまとまりが50%くらいなので、これからもっとチームが一丸になれるようにしていきたいと思います。

―最後に、まだ関東大会前ではありますが・・・全国大会への意気込みもお願いします!

出場チームはサッカーチームが多いので、自分たちはフットサルチームとしてのプライド、誇りを持って、フットサルで日本一になりたいと思います!


フウガドールすみだファルコンズの皆さん、東京都大会優勝おめでとうございます!関東大会、そして全国大会でのご活躍をお祈りしています!!