MFP関東U-10フットサルリーグ2019/2020優勝『FCアンビシオン バルサ』インタビュー

見事な連携と決定力で勝利を重ね、U-10リーグ初優勝を飾ったFCアンビシオン バルサの木藤監督に「フットサルで身につくスキル」や「育成方針」を伺うと共に、リーグ優秀選手に選出された松野選手、杉浦選手、大村選手に「リーグに参加しての感想」や「将来の夢」などを伺いました。

木藤 大輔監督

――優勝おめでとうございます!まずは、今季のU-10リーグを振り返っての感想をお伺いできますでしょうか。

まずはフットサルU-10リーグを開催して頂き本当にありがとうございました。毎年とても楽しみにしていて、それは選手も同じだと思います。参加チームのレベルも勝つか負けるかギリギリの戦いが続いて非常に見応えがあり、そんな中アンビシオンはバルサもレアル(FCアンビシオンは2チームでU-10リーグに参加)も本当によくがんばったと思います。このリーグの影響で、練習でも「バルサ」「レアル」の2チームに分けて紅白戦をよくやるのですが、ライバル心剥き出しでものすごいバチバチしていて、下手な試合を見るより面白いです。

――当リーグに参加して下さった理由を教えていただけますか。

我々はそもそも「サッカーチーム」ですが、フットサルの“球際”のかけ引きはサッカーにも非常に活きるという実感があります。サポーター(応援)がプレーヤー(選手)と近いのも盛り上がって良いですね。

――サッカーチームであるアンビシオンさんが、小学生年代、そして中学生年代でもフットサルに取り組んでいる理由をお聞かせいただけますでしょうか。

一番大きいのは、フットサルで経験できる「真剣勝負」です。サッカーも勿論真剣勝負なのですが、ピッチサイズが広くスピードやパワー・体格でプレーできてしまう選手もフットサルはそのピッチサイズから常に相手と対峙するので、かけ引きの回数が桁違いに多く、最終的にサッカーでも一番必要な“球際”のスキルが全員に身につくと感じているからです。

――日頃、どのようなところに重点を置いて練習を行っていますか?

選択肢と判断はチームで共有しています。フットサルはサッカーよりもその点では伝えやすいです。

――小学生年代のフットサルでのチーム目標を教えていただけますでしょうか。

昨年はフットサルフェスタで全国優勝できたので、今度は他の大会でも全国に出てみたいです。

――最後に、クラブの育成方針、どういう選手を育てていきたいかをお聞かせいただけますでしょうか。

最終的には「プレーを心から楽しめる」選手を育てることが目標です。じーさんばーさんになっても、です。そのために基本的な「止める」「蹴る」「運ぶ」の部分を磨いています。
そんな中でプロを目指す・世界を目指す子が出てきたら嬉しいですし、その夢や目標をサポートしたいです。

松野 健介選手・杉浦 宗輔選手・大村 治輝選手

――優勝おめでとうございます!まずは、1年間、リーグ戦を戦っての感想をお聞かせください。もし印象に残っている試合などあれば、そちらも教えてください。

松野:優勝はできたけど、フットボウズに2回負けたから、今度は勝てる様にしたいです。
杉浦:印象に残ってるのはフットボウス戦ですね!!どっちも(前期・後期とも)ギリギリで負けたので、次は勝ちたいです。
大村:リーグの最後の試合で府中アスレティックFCと戦った時に、最後ピーってホイッスルが鳴った後、勝って優勝できた瞬間が印象に残ってます。

――フットサルをやっていて楽しいと思うところを教えてください。

松野:遠くからでもシュートが入るから、DFでも点が取れて楽しいです。
杉浦:チョンドンですね!!
大村:攻めてて奪われると、コートが狭いから切り換えを早くしなきゃならないところです。

――憧れの選手を教えてください。

松野:C・ロナウド!
杉浦:ネイマールです。
大村:メッシ!!

――フットサル、サッカーでの目標、夢を教えてください。

松野:サッカーのプロ選手になってラリーガで活躍したいです。
杉浦:夢はサッカー選手になって、パリ・サンジェルマンに行きたいです!!
大村:サッカー選手になって、日本代表になって活躍することです。(どれぐらい?)W杯で優勝!!


FCアンビシオン バルサの皆さん、優勝おめでとうございます!!