2016年度多摩大学フットサル部新入生 石田健太郎選手・山中勇輝選手・金須恭弥選手インタビュー

今年度、創部4年目にして初出場の全日本大学フットサル大会で全国第3位という快挙を達成した多摩大学フットサル部は、2016年4月に特別給費生10名を迎え、福角有紘監督のもと、「大学日本一」に向かって始動する。

今回は、入部前のメディカルチェックのために多摩大学を訪れた、石田健太郎選手(帝京長岡高校サッカー部、新潟県U-18フットサル選抜)、山中勇輝選手(アズヴェール藤沢ユース、神奈川県U-18フットサル選抜)、金須恭弥選手(聖和学園高校サッカー部、U-18フットサル日本代表候補)に多摩大学を選んだ理由、目標や夢などを伺った。

多摩大学フットサル部特別給費生

多摩大学フットサル部特別給費生の皆さん

―メディカルチェックとフィジカルトレーニングお疲れ様でした。早速ですが、インタビューを始めさせていただきたいと思います。まず初めに、皆さんが多摩大を進学先に選んだ理由を教えていただけますか。

石田:高校卒業後はフットサルをしたいという気持ちがあって、多摩大は強豪ということで決めました。

山中:自分は高校でもフットサルをやっているので多摩大学のことは知っていて、設備が良くて大学内のアリーナが使えるというのが一番の決め手でした。あとは、ゴールキーパーから得点に繋げるという自分のプレースタイルが多摩大に向いているのではないかと思って決めました。

金須:高校ではサッカーをやっていてまだフットサルを知らない部分があるので、大学の強さよりも、福角監督の下でやりたいと思って多摩大学を選びました。

―高校ではサッカーをしていた石田選手と金須選手ですが、何故フットサルをしようと思われたのですか?

石田:自分は狭い局面でのプレーを得意としているので、コートが狭くてボールを触る機会が多いフットサルに興味を持ちました。

―これまでフットサルの経験はあったのでしょうか?

石田:新潟は雪が降るので、小学生くらいから冬はずっとフットサルをやっていました。

―金須選手はフットサルのどんな所に惹かれましたか?

金須:ゴールとゴールの距離が近くて、常に局面というのが面白いと思いました。あとは、中学(聖和学園の下部組織)、聖和学園での練習が狭い所でのミニゲームが多かったんですが、その聖和の選手たちの中でも、特に自分は狭い所で技術を発揮するプレースタイルなので、フットサルではそれが生きるかなと思ってやってみたいと思いました。

―大学での個人目標を教えてください。

石田:U-18のフットサル日本代表ができたので、まずそこに入りたいというのが一つの目標です。また、大学日本一も4年間獲り続けたいです。

山中:自分もU-18フットサル日本代表を目指していきたいのと、U-23の東京都選抜にも是非参加して、関東リーグの方々と一緒にプレーできたらと思っています。

金須:まずは、U-18フットサル日本代表として試合に出たいです。あとは、大学で全国一位ですね。

フィジカルトレーニングの様子

フィジカルトレーニングの様子

―今日のフィジカルトレーニングの感想をお聞かせください。

石田:高校ではこういう練習がなかったんですが、今日やってみて、こういうのがこれから必要なんだなと感じました。これから自分でも毎日取り組んでいくようにしたいです。

山中:大学に入って遅れを取らないように、今のうちから自分でもやっていこうと思いました。

金須:今まで身体という部分で何もしてきていなくて、今日、自分の足首の硬さを実感しました。足首の怪我をしやすいので、これからはもっと身体の面も気を遣っていこうと思いました。

―フィジカルトレーニングに取り組もうという意識が芽生えたということですが、他に入学までに準備しようと思っていることはありますか?

石田:引っ越しも終わったので、入学前から練習に参加させていただいて、早くフットサルに慣れていきたいです。

山中:まずは関東大会、全国大会があるので、そこでしっかり結果を出しながら、大学に入るまでにもっと自分の技術を上げられるように頑張りたいです。

金須:地元の友達が入っているフットサルチームに練習参加させてもらえるので、そこでフットサルをもう少し学べたらいいかなと思います。

―ここからは、現在の活動について伺っていきたいと思います。石田選手は新潟県U-18選抜としてGAViC CUPユースフットサル選抜トーナメント2016に出場されますが、選抜のメンバー構成について教えていただけますでしょうか。

石田:ほぼ帝京長岡のメンバーで監督も帝京長岡の監督ですが、長岡向陵高校の選手も何人か加わります。その長岡向陵の選手たちは中学の時に一緒に(全日本ユースU-15フットサル大会で)日本一になったメンバーです。

―皆、気心の知れた仲間ということですね。では、GAViC CUPユースフットサル選抜トーナメントへの意気込みを聞かせてください。

石田:全日本ユース(U-15)フットサル大会では新潟が4連覇しているので、自分たちもGAViC CUPで優勝して、これからもっと新潟にフットサルを広めていきたいです。

―山中選手は神奈川県U-18選抜として、まずは2月28日のユースフットサル選抜トーナメント関東大会に出場するわけですが、選抜の練習などは順調ですか?

山中:Fリーガーの植松晃都選手を中心として、みんな神奈川県のフットサルリーグの選手なので、ある程度フットサルの知識がある上で、細かいコミュニケーション等を高めて行っているところです。関東大会に勝って全国に出たいと思います。

―最後に、皆さんに将来の目標、夢を伺いたいと思います。

金須:まずはU-18日本代表で自分らしさを出して、アジア大会(AFC U-20フットサル選手権2017)で日の丸を背負いたいです。そして、Fリーグでプレーして、A代表でもプレーしたいです。

―ご自身が思う自分らしさとは?

金須:足もとの技術だと思っています。それをここという所で出せたらいいと思っています。

―石田選手はいかがでしょうか?

石田:卒業後はFリーガーになりたいと思っています。それで代表に入って、いずれは世界で活躍できる選手になりたいと思っているので、自分の良さをどんどん出して行って、大学でどんどんアピールしていきたいです。

―ご自身の良さとは?

石田:帝京長岡はパスサッカーを基本としているのでパスの部分には自信を持っていますし、状況判断できるというのが一番の武器だと思っています。

―では最後に、山中選手の将来の夢を教えてください。

山中:大学卒業した後はFリーグやスペインのプロのチームでやりたいなと思っています。自分の同世代の神奈川ユースリーグの選手たちはFリーグの下部組織を受けている選手が多いですが、自分は多摩大学で4年間しっかり技術を上げた後にFリーグのチームに入れるように頑張りたいです。

左から金須選手、山中選手、石田選手

左から金須選手、山中選手、石田選手

 石田選手、山中選手、金須選手、ありがとうございました!皆さんのご活躍をお祈りしています!!

【選手プロフィール】

◆石田健太郎(イシダ ケンタロウ) 

<経歴>

小学校:長岡JYFC U-12

中学校:長岡JYFC U-15

全日本ユース(U-15)フットサル大会全国優勝

高校:帝京長岡高校サッカー部

2016年度新潟県U-18フットサル選抜

 ◆山中勇輝(ヤマナカ ユウキ) 

<経歴>

小学校:FCソレイユ

中学校:横浜隼人中学サッカー部

高校:sharks(ハワイ)→FFF八ツ橋→アズヴェール藤沢U-18

2015年度、2016年度神奈川県U-18フットサル選抜

 ◆金須恭弥(キンス タカヤ)

<経歴>

小学校:アバンツァーレ仙台SC

中学校:FCエナブル

高校:聖和学園高校サッカー部

U-18フットサル日本代表候補

2016年2月22日 | カテゴリー :