優勝 『FOOTBOZE FUTSAL U-18』
GAViC CUPユースフットサル選抜トーナメント2016関東大会で優勝した『FOOTBOZE FUTSAL U-18』のキャプテン、茶碗谷廉太朗選手と決勝戦で1アシスト、1ゴールの活躍を見せた滝口真太郎選手にお話を伺った。
―優勝おめでとうございます。まずは今のお気持ちをお聞かせ下さい。
茶碗谷:とにかく嬉しいです。
滝口:個人として結果も残せたし、チームとして優勝もできたのですごく嬉しいです。
―今日は千葉県選抜、山梨県選抜、神奈川県選抜と対戦しましたが、いかがでしたか?
茶碗谷:相手が選抜チームということもあって個の能力がすごく高かったんですが、フットボウズは、選手はもちろんのこと、サポーターも一体となって、チーム力で戦うことができました。それが優勝という結果に繋がったんだと思います。ただ、個の部分でいうと足りないところもあったので、そこはもっと巧くなっていきたいです。
滝口:初戦の千葉選抜との試合はチームとして入りがよくなかったと思います。それはフットボウズの弱いところで、課題ですね。ですが、フットボウズのもう一つの課題である「最後勝ち切れない」ということに関しては、今日は克服でき、優勝出来たので良かったです。
―神奈川県選抜との決勝は延長戦でも勝敗が決まらず、PK戦までもつれ込みました。この試合での反省点などがあればお聞かせください。
茶碗谷:疲れていて、元気な時だったら打てる所も打たなかったりファーに行かなかったりしました。踏ん張りが足りなかったですね。全国では、疲れていてももう少し踏ん張れるように頑張って練習していきたいです。
滝口:自分はピヴォをやっているんですが、決勝で反転してシュートを打てたし点も決められたので、そこは良かったです。でも、ピヴォをやっている以上は点をもっと取らなければいけないと思うので、その辺りを頑張っていきたいです。
―全国大会の目標をお願いします。
茶碗谷:日本一です。フットボウズには3年生がいませんが、2年生だけでもしっかりフットサルをやれば日本一になれるということをこのチームで証明して、全日本ユースにも繋げていきたいです。あと、昨年のユースフットサル選抜トーナメントでは全国3位になりはしましたが、最後は自分のミスから失点して負けているので、その借りを返したいです。この3週間でしっかり仕上げていきたいです。
滝口:もちろん目指す所は全国一位なんですが、今日みたいなPKとかぎりぎりの試合をしているとそれを達成するのは難しいと思います。全国大会は2日連続で、コンディション的にも難しい所があると思うので、全国大会ではもっと楽に勝てるようにこれから練習していきたいです。
―対戦してみたいチームはありますか?
茶碗谷:U-18日本代表候補が何人もいる北海道選抜や兵庫県選抜を倒した大阪選抜とやってみたいです。あとは、新潟県選抜ですね。全日本ユースで全国制覇するには強豪サッカーチームを倒すことが必須になってくると思うので、今回、帝京長岡中心の新潟選抜とやって、3年生がいない自分たちのチームが現時点でどれだけやれるかを試してみたいです。
準優勝 『神奈川県U-18選抜』
準優勝『神奈川県U-18選抜』のキャプテン、藤村涼選手(P.S.T.C.LONDRINA U-18)と今大会3得点の活躍でチームを勝利へ導いた安藤大和選手(バディランツァーレU-18)にお話を伺った。
―全国大会出場、おめでとうございます。まずは今のお気持ちをお聞かせ下さい。
藤村:正直、優勝はしたかったですが、負けて次に繋がったと思います。自分が所属しているロンドリーナでは全日本ユースで3位まで行くことができましたが、今度は神奈川県選抜としてもっと上まで行けるように頑張っていきたいです。
安藤:嬉しいです。自分のプレースタイルが出せてよかったです。
―今日一日を振り返っての感想をお願いします。
藤村:団結感があって、体力的にはきつかったですがメンタルで参るということはなかったので良かったです。ベンチにいるみんなの態度やモチベーションの高さ、円陣も原動力になりました。
安藤:全部楽な試合ではなかったですけど、ベンチもベンチ外も皆盛り上がっていたので、プレーしていて楽しかったです。
―準決勝は強豪サッカーチーム出身者が中心のBOA SPORTS CLUB U-18との対戦でしたが、対戦してみていかがでしたか?
藤村:強かったですね。個人個人が巧くて個人技で突破されたところもあったので、そういう所はもっとカバーし合って、チームとしてディフェンスをしっかり出来るようにしていかないとなと思いました。課題が見えましたね。
―残り数回の練習の中で改善していきたい点があればお聞かせいただきますか。
藤村:点は取れるけど、決勝のFOOTBOZE戦では最後の最後に点を取られる場面があったので、守り切るというところに重点を置かなければと思いました。やっぱり完封勝利が一番なので、ディフェンスを特に突き詰めていきたいと思います。
安藤:今日3点取りましたが、まだまだ足りないので、もっと得点を狙えるように頑張っていきたいです。
―全国大会の目標と対戦してみたいチームを教えてください。
藤村:3年生にとっては引退の大会でもあるので、3年生は悔いのないように、1年生や2年生に「来年も頑張りたい」と思ってもらえるように頑張って行かなきゃいけないなと思います。なので、優勝というより、一つ一つ積み重ねていきたいです。対戦してみたいのは聖和と作陽です。特に作陽は全日本ユースで対戦しているので、一番気になります。
安藤:優勝はもちろんですが、今日FOOTBOZEに負けて準優勝だったので、FOOTBOZEにリベンジして優勝したいです。夏の全日本ユースをテレビで見ていたんですが、そこに出ていたチームが今大会にも出場して、自分もその舞台に立てるということで、どの対戦も楽しみです。
両チームは、3月19日-20日に墨田区総合体育館で開催される『GAViC CUP ユースフットサル選抜トーナメント』に出場します!