Copa futsal R U-18★ベスト5(個人賞)★Part1

名古屋オーシャンズ U-18 7番 新田 駿選手&9番 脇山 蓮選手

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【名古屋オーシャンズ U-18】7番 新田駿選手

―まずは、大会を振り返っての感想をお願いします。

新田 悔しかったのが一番大きいですね。コートが狭かったりといつもと環境が違う所ではあまりやったことがなかったので、良い経験になったかなと思います。

脇山 初めにこの大会をやると聞いて、Fの下部組織のチームも多く出るということだったので楽しみでした。

―普段はなかなか戦う機会のない関東のチームと対戦してどうでしたか?

新田 寄せが早くアグレッシブでしたね。一番違ったのは、ゴレイロが攻め上がってくることが多いなと思いました。

脇山 そうですね、ゴレイロが上がってくるなとは思いましたね。

―今後ともfutsal Rとしてはこうした大会を企画していきたいと思っていますが、育成年代のフットサルに対して日頃から思っていることはありますか?

名古屋オーシャンズ U-18 9番 脇山蓮選手

【名古屋オーシャンズ U-18】9番 脇山蓮選手

脇山 フットサルはサッカーと違って趣味でやる人が多くて、サッカーほど有名ではないですよね。サッカーが上手い選手もどんどんフットサルをやってほしいなと思います。

新田 全日本ユースでは聖和や作陽などのサッカー部が出てきて全国大会まで行ったりしているので、自分達も含め、今日集まったようなフットサルチームが全国で活躍できるようになるといいなと思います。

―最後に、自身の今後の抱負を教えてください。

脇山 自分はこのあとオーシャンズのサテライトに上がる方向なんですが、まずはU-21でしっかりやって世代別の代表に入りたいなと思います。

新田 同じくユース世代の代表に選ばれたいというのはありますし、この先サテライトに上がる予定なんですが、カテゴリーが変わっても活躍できる選手になりたいです。

対 東京都ユースリーグトレセン戦での新田選手

対 東京都ユースリーグトレセン戦での新田選手

対 東京都ユースリーグトレセン戦での脇山選手

対 東京都ユースリーグトレセン戦での脇山選手

FOOTBOZE FUTSAL U-18  7番 南雲 颯太選手

【FOOTBOZE FUTSAL U-18】7番 南雲颯太選手

【FOOTBOZE FUTSAL U-18】7番 南雲颯太選手

―今回の大会の感想を教えてください。

南雲 この大会をやると聞いて、すごく良いチームが集まっていて本当に楽しみでした。優勝はできなかったですが、良い相手とやれて良かったです。今日のような大会が多くできれば、皆がレベルアップしていって良いんじゃないかなと思います。

 ―ベスト5に選ばれましたが、今日のパフォーマンスについてはどうでしたか?

南雲 目標にしていた点も決勝では取れず、そこは悔しいのですが、それ以外のところで評価してもらったのかなと思います。

―チームの結果としては最後、府中アスレティックFC U-18に勝てず、優勝を果たすことができませんでした。その敗因はなんだと思いますか?

南雲 相手の方が球際の一歩とかボールひとつひとつのタッチのミスが少なかったと思うので、そうした一歩が足りなかったかなと思います。

―自身の今後の抱負について教えてください。

南雲 まずは一番近い目標として8月16日の東京都フットサルチャレンジU-18で2連覇をみんなと果たすことで、自分の目標としてはチームを勝たせられるような選手になることです。

対 府中アスレティックFC U-18戦での南雲選手

対 府中アスレティックFC U-18戦での南雲選手

※今大会のベスト5(個人賞)は、参加チームの監督・選手のアンケート結果+futsal Rが「これからの日本フットサル界を背負って立つ人材」という観点で評価し、決定しました。

2015年8月14日 | カテゴリー :

第2回全日本ユース(U-18)フットサル大会・関東地域代表チーム

第2回全日本ユース(U-18)フットサル大会関東大会の準決勝で勝利し、全国大会への切符を手にした『PSTCロンドリーナ U-18』と『佐野日本大学高等学校』の両チームに準決勝の勝因や全国大会の目標などをうかがった。

関東大会の試合結果はこちら

関東地域第1代表『PSTCロンドリーナ U-18』(神奈川県)

キャプテン2番 藤村涼選手&準決勝で決勝点を決めた47番 上村淳也選手にインタビュー 
ロンドリーナ表彰

PSTCロンドリーナ U-18

―全国大会進出おめでとうございます。まず、今の率直な気持ちを聞かせて下さい。

藤村:ずっと全国大会に出たいなと思っていたので、接戦でしたけど決まって素直にすごく嬉しいです!

上村:嬉しいです!!

―フットボウズとの準決勝では0-0のまま後半を迎え、まずロンドリーナが1点先制しました。その後すぐにフットボウズに追いつかれ、更に逆転される形になりましたが、その時はどんな気持ちでしたか?

藤村:正直、追い込まれてなかなか点が取れない中で相手に取られたのですごく落ち込みましたが、練習していたパワープレーで1点取れたことがすごく良かったです。

―パワープレーはかなり練習してきたのですか?ロンドリーナ2

藤村:そうですね。昨日も確認したんですが、正直、あまり自信はなかったので出来ればやりたくなかったです。でも、結果的にいい形で決まったのでよかったです。

―上村選手、全国大会出場を決める3点目を入れた時はどういう気持ちでしたか?

上村:こぼれをいただいたという感じではあったんですが、得点した時は鳥肌が立って、相当嬉しかったです。

―試合時間残り30秒で見事逆転に成功しました。その時点で勝てるという確信はありましたか?

上村:はい、守り切ればいけたので。

藤村:(上村選手に)ちょっと怖かったけどね。

藤村:最後、相手のパワープレーが怖かったですけど、何とか守り切れました。

―勝因はどこにあると思いますか?

藤村:試合開始からどんどんシュートを狙っていったところだと思います。いつもカウンターをやられることが多いので、ミドルシュートとかを積極的に打ちにいって、こぼれ球を狙うという作戦、意識が上手く勝利に繋がったと思います。

上村:チーム1人1人の特徴をみんな知っているので、それに合わせてプレーしたのと、最後まで諦めなかったのが良かったと思います。

―全国大会に向けてどういう準備をしていきたいですか?

藤村:これで気持ちを切らすことなく、一回落ち着いて、準備し直す意味でも普段の練習をまたみっちりとやっていきたいと思います。

ロンドリーナ3―全国大会で楽しみにしていること、楽しみにしている対戦はありますか?

藤村:仙台に行けるのでおいしいものを食べたいです。あと、東海大会で(前回大会で全国準優勝の)名古屋オーシャンズU-18に勝ったエスパッソというチームが気になっています。

上村:(開催地枠と東北地域代表2チームで)聖和学園が3チーム出場するので、対戦したいです。実は、中学の時に聖和学園のセレクションを受けたんですけど、みんな本当に巧かったので、その聖和と対戦するのがすごく楽しみです。

―全国大会での目標をお願いします。

藤村:もちろん優勝です!

上村:優勝です!最後まで走り切ります!!

関東地域第2代表『佐野日本大学高等学校』(栃木県)

キャプテン13番 須田崚選手&準決勝で2得点した15番 松島巧選手にインタビュー
佐野日大表彰

佐野日本大学高等学校

―全国大会進出おめでとうございます。まず、今の率直な気持ちを聞かせて下さい。

須田:全国目指してやってきたので出場が決まって良かったです。

―準決勝、どういう点を意識して試合に臨みましたか?

須田:相手がカウンターを狙ってくるのでそれに気を付けて、攻撃は自分たちのリズムでやっていけるようにしていました。

―松島選手、準決勝では2得点と大活躍でしたね。佐野2

松島:はい、(得点は試合前から)狙っていました。第一に守備を意識していたんですが、その中でも点を取れるようにと言われていので、それが出来て良かったです。

―準決勝の日立第一高校との対戦は5-1と快勝でしたが、勝因はどこにあったと思いますか?

松島:初戦は緊張していてみんな動きが硬かったんですが、準決勝では慣れてきて本来の動きが出来るようになりました。それが5-1という結果に繋がったのかなと思います。

須田相手の攻撃をうまく防げて、シュートもしっかり枠にいったのが勝因だと思います。

―全国大会まであと1か月ですが、チームとしてどういう準備をしていきたいですか。

松島:チームの特長を伸ばしつつ短所も縮めていって、全国でも戦えるようなチームにしていきたいです。

―特長、短所とは具体的にどんなところでしょうか?

須田:特長はしっかり守備をかためられてカウンターに繋げられることで、短所は動きがフットサルに慣れていなくて相手がフットサルチームだとやられてしまうという部分です。


―全国大会で楽しみにしていること、楽しみにしている対戦はありますか?

佐野1須田:去年優勝した聖和学園とやってみたいです!

松島:牛タンを食べたいです!!

―最後に、全国大会での目標をお願いします。

須田:1戦1戦しっかり大事に戦って、予選突破できるように頑張りたいです!

松島:出るからには優勝目指して頑張ります!!

 

ありがとうございました!『PSTCロンドリーナU-18』『佐野日本大学高等学校』両チームの全国大会での活躍に期待しています!!

2015年7月21日 | カテゴリー :

バーモントカップ第25回全日本少年フットサル大会東京都大会・優勝インタビュー

バーモントカップ第25回全日本少年フットサル大会東京都大会で優勝した『FC トッカーノ』(世田谷区)の内野雄介監督と、決勝で得点した8永澤昴大選手、20中林恵太選手にお話をうかがいました。

<決勝戦>

FCトッカーノ3-1(前半0-1 後半3-0)町田小川FCレッドトッカーノ集合

FCトッカーノ 内野雄介監督

 ― 優勝おめでとうございます。まず、都大会全体を振り返っての感想をお願いします。

まず世田谷区の予選から始まって、都大会決勝大会1次ラウンドのリーグ戦を戦う中で課題が出て、そこから2次ラウンドのトーナメントまでの間にやってきたことがあって、少しずつチームとして成長してきたのかなと。出来ることが増えてきて、苦しい場面でも慌てずに、粘り強く戦えたというのが全国大会に出場できることになった勝因かなと思います。

世田谷区の予選から苦しい戦いの連続だったので、そういう接戦、真剣勝負の中で成長できたというのがあるので、全国大会までの間にまた少しずつ積み上げて、選手がいい顔で戦えるようにできればいいなと思っています。

― 決勝前、選手たちにはどんな言葉をかけましたか?

体力的にも厳しい中で、相手が2試合目でうちが3試合目ということは選手たちも知っていたんですが、そこを選手たちに意識させないようにして、ここまできたら気持ちの勝負だし、今までやってきたものを出せばいいんだよという話をしました。トッカーノ表彰

もちろん試合に出れる出れないがあって、試合に出る選手には責任があるし、恥ずかしいプレーはできないし、出られない選手のためにもやってやろうという声も子どもたち自身からも出ていたので、絶対勝つぞということで気持ちを入れて戦えたのではないかと思います。

― 前半0-1で折り返しましたが、ハーフタイムはどんな話をしましたか?

そんなに慌てる様な時間帯じゃないという話で、子どもたちも焦っている様子もなかったですし、今までリードされる試合も経験してきたので、そこで慌てて点を取りに行くんじゃなくて、自分たちの流れが来るまでしっかりディフェンスしよう、じっくり粘り強く戦おうという話をしました。絶対にチャンスは来るから、と。準決勝で自分たちがリードしていたところから一気に追いつかれるという場面もあったので、フットサルって0-1で勝負が決まるものではないという感覚を子どもたちも持っていたと思います。1点取れば流れは絶対こっちに来るから、逆に言えばこの状況はチャンスなんだよ、ここは慌てずにチャンスを待とうということを伝えました。なので、慌てず焦らず出来たのかなと思います。

― 全国大会に向けてはどういう準備をしていきますか?また、どういう戦いをしたいですか?

フットサルを通してフットサル、サッカー両方の技術を身に付けて、子どもたちが成長できる場にしたいですね。ただ参加するだけではなくて、大舞台を経験することで、チームとしても人間としても成長できたらいいなと思います。全国大会までの間にチームとして出来る事を増やして、更に一つにまとまってサッカーに取り組んでいけるように、6年生たちがもっとチームを好きになって皆で一生懸命に戦えるようになればいいかなと思います。

決勝で同点ゴールを決めた20番 中林恵太選手と3点目を決めた8番 永澤昴大選手に一言インタビュー

トッカーノ

― 全国大会への意気込みを聞かせてください。

中林選手「チーム全員で協力して、一点一点をものにしていって優勝したいです!」

永澤選手「とにかく勝って優勝したいです!」

 ― 将来、どういう選手になりたいですか?

中林選手「ディフェンスをしっかりやってボールを奪って、パスとかアシストとかで活躍したいです。憧れはFC東京の太田宏介選手です」

永澤選手「ドリブルで抜いたりいいパスを出したりして、点に絡む選手になりたいです。FC東京でプレーして、海外のチームにも行きたいです」

FCトッカーノは第5ブロック(世田谷区)予選では松原サッカークラブに敗れ準優勝でしたが、厳しい試合を通して少しずつ成長し、東京都決勝大会では激戦を勝ち抜き、見事優勝を果たしました。全国大会でも、将来の夢に近づくような成長を見せてくれることを期待しています!

2015年7月7日 | カテゴリー :

♡第20回PEACHCUP♡ チーム紹介/結果

<日時>2015年6月14日(日)

<会場>フットサルクラブNAS聖蹟桜ヶ丘

京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターA館8階

今回で20回目を迎える『PEACHCUP』は、3か月に1度開催される女子中高生を対象にしたフットサル大会。今回は複数エントリーのチームを含めて、13チームが集まった。女子中高生のフットサル大会はまだ少なく、数多くのチームがこの大会に向けて練習に励んできており、白熱した一日となった。

参加チーム

kinjo1

錦城高校K&J

「3年生は今大会をもって引退。かなり緊張していますが、有終の美を飾れるように頑張ります!」

La Luce

FC La Luce

「中学1~3年が中心。クラブチームのために陸上部、テニス部などと両立しながらサッカー・フットサルに励んでいます!」

nikaido-a

二階堂高校フットサル部A

「前回のPEACHCUP覇者。部活の練習の成果を出すべく連覇を狙います!2、3年生が中心」

nikaido-b

二階堂高校フットサル部B

「1年生として初めての大会。緊張しますが優勝狙います!」

teisei

貞静学園高等学校女子フットサル部

「このPEACHCUPでの好成績を目指して練習をしてきました。部員一丸となって優勝を目指します!」

tsukuba

筑波大学附属女子蹴球部

「3年生が引退し、代替わりをしたあとの初めての大会。前回は準優勝だったので今回を是非とも優勝したい!つくばらしく、はい『つくばって』頑張ります!」

todoroki

都市大等々力

「まずは楽しむこと!なかなか、こういった大会に出場する機会もないので、仲良く団結して頑張ります!」

bunkyo

文京AFC A・B

「今日で引退する3年生も多くいます。3年生との思い出を振り返ると涙しそうですが、最後まで力を出し尽くします!」

sakuraoka

桜丘高等学校

「この大会に向けて練習を重ねてきました。チーム一丸となって頑張るぞ!目指すは優勝」

富士見中学高等学校フットサル部A

富士見中学高等学校フットサル部B

対戦結果

優勝:錦城高校K

優勝:錦城高校K

準優勝:FC La Luce

準優勝:FC La Luce

第3位:二階堂高校フットサル部A

第3位:二階堂高校フットサル部A

第4位:桜丘高等学校

第4位:桜丘高等学校

全試合結果はコチラ ⇒ http://labola.jp/reserve/event/3360845/result

予選リーグを勝ち抜き、決勝戦に辿り着いたのは錦城高校KとFC La Luce。錦城高校Kは3年生一丸となった全員守備と組織的なパスワークが持ち味。対するFC La Luceは、ピヴォの得点力とフィクソの安定感のある守備を武器に勝ち上がってきた。前半、FC La Luceがピヴォを中心に試合を優位に進めるも、錦城高校Kのディフェンス陣がシュートを決めさせない。一方で、見事なパスワークから1点を錦城高校Kがもぎ取り、前半を折り返す。後半もFC La Luceが主導権を握る。錦城高校Kは守備に回る場面が続くが、決定的なピンチをゴレイラが防ぎ、一進一退。最後まで1点を守り切った錦城高校Kが念願の優勝を手にした。KINJO

2015年6月19日 | カテゴリー :

☆第2回全日本ユース(U-18)フットサル大会 東京都大会・優勝インタビュー☆

優勝:フットボウズ・フットサルU-18

≪選手インタビュー≫  

第2回全日本ユース(U-18)フットサル大会東京都大会の優勝チーム、フットボウズ・フットサルU-18のキャプテンとしてチームを引っ張り続けた7番 茶碗谷廉太朗選手、決勝戦にて値千金の勝ち越しゴールを決めた14番 村上拓也選手にお話をうかがった。

footboze-interview

futsal R(以下、R お疲れ様です。優勝おめでとうございます。

茶碗谷村上 お疲れ様です。ありがとうございます。

R まず大会を優勝で終えた感想をお願いします。

茶碗谷 正直に言って、二年生中心のチームで不安もありました。ですが、二年生が中心ということもあってチーム一丸となって勝てたことが嬉しいです。

村上 去年抜けた三年生の存在が大きく、今年のチームではまだまだ勝ち切るのが難しいことが多かったのですが、この大会で優勝できてよかったです。

R 決勝戦を振り返って頂きたいのですが、延長戦にも入り、体力的にも厳しい試合だったと思います。どんなことを意識して試合に臨みましたか。

茶碗谷 最後、「決勝だから後がない」と思って、持っている力を出し切ろうと思っていました。また、このチームの良さでもある盛り上がりといったチーム力や、やってきたことを出せば点が取れると準決勝で分かったので、自信もありました。なので、普段やっていることをやるだけでした。

村上 やることはやってきました。なので、お互い(東京成徳大学高校も)力が残っていない中、勝負を分けるのは気持ちだと思っていたので、気持ちで勝てました。それは、チームの力だと思います。

R 茶碗谷選手にお聞きします。先ほど「やってきたこと」とありましたが、具体的にはどんなことをやってこられましたか?

茶碗谷 戦術面では軸ありのクワトロやピヴォを置いた3-1の形をベースにサインプレーや(相手が)前から来た時のゴレイロのクリアランスプレーは、去年から練習してきたことが積みあがっていたので、自信がありました。

R 村上選手にお聞きします。決勝戦、勝ち越しゴールを決めることができました。ご自身の得点を振り返ってみて、どのようなこと思いますか。

村上 今日はチャンスがあった中、なかなか決めることができず、情けなく思っていました。なので、チャンスが来たら「絶対に決めてやる!」とは思っていました。あの場面では、体力も残っておらず、キーパーの位置も見ていませんでしたが、上手く入ってくれて良かったです。

【動画】村上選手の決勝点。アシストは茶碗谷選手

R 最後、お二人にお聞きします。次は関東大会です。また今後も、練習や試合、将来的にもフットサルに携わっていくと思います。関東大会に関わらず、今後の抱負について一言お願いします。

茶碗谷 個人としては、高校生年代との対戦では違いを見せつけてやっていきたいと意識しています。チームとしては、しっかりとフットサルをやっているチームと認識されているので「フットサルチーム」として全国大会で優勝が目標です。なので、まずは関東大会に向けて、ちゃんと練習をやっていきたいです。

村上 これからフットサル人生というのも長いと思います。やはり、U-18でフットサルができるというもの今だけなので、このチャンスをしっかりものにして、全国制覇をこのチームで達成できるように、これから練習を頑張っていきたいです。

R 茶碗谷選手、村上選手、ありがとうございました!footboze0523-2

2015年5月25日 | カテゴリー :

★ユースフットサル選抜トーナメント2015・優勝監督&選手インタビュー★

U-18フットサルトーナメントとして2012年にスタートした大会は、今年、「ユースフットサル選抜トーナメント2015」と名称を変え、3月24・25日に東京の墨田区総合体育館で開催された。大会には、全国9地域からクラブチーム、選抜チーム、高校サッカー部などの多様な12チームが集結し、高校年代フットサルの日本一を決めるに相応しい盛り上がりを見せた。

結果はこちらから⇒  http://futsalr.com/result/youth-futsal-senbatsu-tournament2015/

大会を制したのは、名古屋オーシャンズU-18のメンバーを中心とした愛知県選抜U-18。フットサル特有の「止める」「蹴る」という基礎技術の巧さに加え、組織的なディフェンス・オフェンスの戦術の質が高く、他のチームに比べて目を見張るものがあった。また、惜しくも決勝戦で敗れてしまった東京都ユースリーグ選抜U-18も「フットサルらしい」ボールの持ち方をする選手が多く印象深かった。

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futsal Rでは、優勝した愛知県選抜U-18の高橋優介監督と5番 北野聖夜選手、10番 水野拓海選手、準優勝の東京都ユースリーグ選抜U-18の18番 清水竣生選手にインタビューを行った。

<愛知県選抜U-18・高橋優介監督>

futsal R(以下、R)「高橋監督、おめでとうございます。まず、今の率直な感想をお願いします」

高橋監督「夏、(名古屋オーシャンズU-18で)勝てなかった分、今回愛知選抜ですけどオーシャンズのスクールの子がメインで出ていたので、すごく選手たちはこの大会に向けて「取りたい」っていう気持ちが強かったと思うので、それを少しでもサポートできたのはすごく嬉しいですね」

R「決勝戦に向けてどんな準備をされましたか?戦略、戦術など教えてください」

高橋監督「戦略的には、ゲーム前に東京選抜のゲームをあまり観られなかったので、具体的にここが弱いとか強みとかはそんなに分かっていなかったですね。逆に選手たちは観ていたようだったので、選手たちに聞きながら。なので、直前ですね。時間もなかったので、コートに出てから選手たちから聞いて、ここだけ気を付けるということを何点か上げました。やっぱり18番(東京都ユースリーグ選抜U-18の清水竣生選手)の個の能力。あとは、セットプレー、キックインとかでいい形で点を取っていたので、そこで失点はしてしまうかもしれないけど、出来るだけ自由を奪えるように気を付けようねと、普段やっている守り方の確認をしていましたね。なので、戦略というか戦術面の確認がメインでしたね。ゲームをどうコントロールしていこうというところまでは何も考えられなかったので、やってみてどう出るかという感じでした」

R「いい形で連続して点が取れて、途中4-1と点差が開きましたが、その時はどんな心境でしたか?」

高橋監督「4-1に開いた時には、きっと相手が勝負してくるセットが出てきて、8番(東京都ユースリーグ選抜U-18の高瀬剛選手)とか18番の子が出て来るのかな、押し込んでくるのかなというのがあったので、残り3、4分のところでうちはゴリゴリセットというか(笑)、いつも2つにセットを分けているので、ゴリゴリ君たちを多めに入れられるようにタイムのコントロールを考えつつやっていました。あとは、時間によっては、今回出場できていない選手たちを入れてあげようかなというのもあって、ひとまず1点差でもいいからそのまま勝ち切れればいいというのが正直な心境でした」

R「今大会、(サッカーではなく)しっかりとフットサルをするチームがベスト4まで勝ち上がり、いい試合になって決勝を迎えられたという点では前大会に比べて進歩したかなと思います。その点についてはどう思われますか?」

高橋監督「まだフットサルを競技としてやっているU-18のチームも少ないですし、関東に比べるとうちの東海地域はだいぶ遅れていてまだリーグ戦もない状態なので、まずそういうところから少しでもプラスになることをやっていかないと、地域的には厳しいのかなと。東京、関東のチームはそういう事をやっているので、今大会でもその積み重ねが出ているのかなと思います。フットサルがもっと認知されたり普及していくためには、やはりこの高校年代が大事だと思うので、その面も含めて、自分がやっている愛知県でももうちょっと何かやっていかないと行けないのかなと改めて感じました」

R「最後に、来シーズンの目標、抱負をお聞かせください」

高橋監督「今年はU-18のチームは高校生の年代では全日本ユースで準優勝で、今回愛知県選抜では優勝しました。正直言うと、来季に関しては不安しかないです。3年生が抜けてしまいますし、僕が3年生たちに頼っていた部分があるので。2年生の質が低いということではないんですけど、新しいチームになっていく時に何をどうしていこうかなというのをしっかり考えていかないといけないかなと思います。今の3年生は小学校からやってきた年代の子たちなんですね。うちがチームとして起ち上げて小6から入ってくれた子たちが初めて高3で終える年だったので、今年は僕の中では結果に拘っていた部分があったんです。その反動が来シーズンに出ないようにしなきゃいけないなと思っています」

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愛知県選抜U-18・5番  北野聖夜選手>

R「チームが優勝した要因は何だと思いますか?」

北野選手「10番の水野っていう大きいピヴォがいるんですけど、彼を中心にやっていて、セットプレーで取れるとこは取って、あとは運動量を絶対に落とさないことを大切にやってきました」

R「今回の愛知県選抜は名古屋オーシャンズU-18中心だったかと思いますが、他チームからは何人くらい選抜に参加していたんですか?」

北野選手「2人ですね」

R「その2人が加わって何か変化したところもありましたか?それとも、オーシャンズのやり方を意識してやっていましたか?」

北野選手「そうですね、練習だけでなく私生活から2人と食事したりしてオーシャンズのスタイルに慣れてもらうようにして、上手い事できたかなと思います」

R「高校生年代最後のフットサル大会でしたがどうでしたか?」

北野選手「高校生のフットサル大会だとサッカーチームも出て来るのでやりづらい部分はありましたが、最後に結果を残せて良かったです」

R「今後、選手としてはどういう道に進む予定ですか?」

北野選手「僕はオーシャンズのサテライトに決まっているんですが、これからもっと上を目指して頑張りたいです!」

<愛知県選抜U-18・10番 水野拓海選手>

R「優勝おめでとうございます。今の気持ちは?」

水野選手「嬉しいの一言です」

R「今までタイトルは取ってきましたか?」

水野選手「中学校の時は取らせていただきましたが、それは先輩たちのお蔭というのが大きくて、自分が最高学年で取れたのは今回が初めてです」

R「高校生最後の大会で結果が残せたわけですね。水野選手は正にその中心になって活躍していましたが、自分の強みはどこだと思っていますか?」

水野選手「身体の強さなので、それを全面に出してキープして、みんなの上りを待ったり反転してシュートしたり、点を取ることを重視しています」

R「今まではサッカーとフットサルの両方をしてきたんですか?」

水野選手「サッカーは小学生の時だけで、中1からはフットサルだけです。U-15から名古屋オーシャンズに入らせてもらって」

R「今回、サッカー強豪の鹿島学園との対戦がありましたが、サッカーチームと試合をすることはどう感じていますか?」

水野選手「負けられないのは当たり前だと思っています。負けたらフットサルをやっている人たちに失礼だと思うので、勝つことが重要だと思います」

R「どういうところにサッカーとフットサルの違を感じますか?」

水野選手「パス回しとか連動が違うと思います」

R「今後の目標を教えてください」

水野選手「名古屋オーシャンズのサテライトに行ってトップに上がれるように頑張ります!」

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<東京都ユースリーグ選抜U-18・18番  清水竣生選手>

R「決勝戦は2-4という結果になりましたが、感想をお願いします」

清水選手「個の差が出ましたね。自分たちもある程度の個はあったと思うんですが、相手の個の方がずば抜けていて、自分たちはそれに圧倒されて負けた感じですね。1対1で抜かれて失点したシーンもありましたし、そういう所で負けなかったらもっと点差は縮まっていたし、もしかしたら勝っていたかもしれない」

R「東京開催という点は意識しましたか?」

清水選手「やっぱり地元なので、みんなとしても気持ちは高まっていましたね。俺らのホームだし、やってやろうという気持ちはありました」

R「森監督についてはどういう気持ちですか?」

清水選手「個性がバラバラの僕たちを上手くまとめてくれて、一致団結させてくれたのは森監督なので感謝しています」

R「ご自身のパフォーマンスについてはどう思っていますか?」

清水選手「僕はこれから先Fリーグでやりたいと思っているので、今大会でも、もっと違いを見せたり勝負を決められる存在になりたかったです。僕はまだまだ努力をしていかないと上では通用しないし、同年代でもレベルが高い選手がたくさんいるので頑張らなければと改めて思いました」

R「今後の目標を教えてください」

清水選手「これからもっともっと努力して、Fの舞台で戦えるように頑張りたいです!」

文・写真:futsal R編集部

<編集後記>

今大会では、愛知県選抜U-18の選手たちの「『フットサル』をやっているからこそサッカーが巧いチームに負けたくない」という思いが見事に実った。あのFリーグ・名古屋オーシャンズの下部組織といっても、セレクションなしでフットサルを続けてきている選手がほとんど。もとからサッカーエリートだったわけではなく、高橋監督も「足元の技術では鹿島学園といったサッカーチームには遠く及ばない」と語っていた。フットボールのボールタッチの技術が高いからと言って必ずしもフットサルで通用するわけではなく、フットサル特有の戦術に加えて、「認知」「判断」「実行」の質とスピードが勝敗を決める、そのようなことを思わせる大会だった。

今大会で活躍した選手たちが、今後どのようなフットサルの舞台で花を開かせるのか。このような全国規模の大会があることに感謝し、育成年代からのフットサルの更なる発展を多いに期待している。

2015年3月28日 | カテゴリー :