元フットサルスペイン代表アンドレウ・リナレスを招いた合宿プログラム☆参加選手へのインタビュー☆

LEGRO × R project~本物に触れ、一歩踏み出す~

元フットサルスペイン代表アンドレウ・リナレスを招いた合宿プログラム

☆参加選手へのインタビュー☆


2016年5月28日~29日元スぺインフットサル代表アンドレウ・リナレスを招いての中高生対象の合宿イベントが開催された。

この合宿で、フットサルワールドカップ優勝を経験した元スペイン代表アンドレウ・リナレスから直接指導を受けた三選手にインタビューを行い、「今回の合宿を通し、フットサル本場スペインのフットサルマインドをどのように感じたか」を語っていただいた。

合宿スケジュール(内容)はこちら

合宿風景

レグロ合宿1

全体集合写真

S__43638808

湘南工科大学附属高校とアズヴェール藤沢

S__43638809

アニージョ

トレーニングの説明をする講師と選手たち。

トレーニングの説明をする講師と選手たち

S__43638824

スペインフットサル、生き方を学ぶ「LIFE TRAVEL講義(キャリア教育)」の風景

【参加選手①:加藤慎介選手のインタビュー】

S__43638804

加藤慎介選手(千葉県アニージョ所属、千葉県選抜、高校2年生)

⇒この合宿を通して『理想のフットサルプレーヤーに近づく方法』を知るきっかけを見つけた!

―この合宿の感想をお聞かせください

加藤 とにかく頭を使うことです。自分は身体がデカく強いわけではないし、スピードがあるわけでもないです。だからこそ、一歩目の動き出しが大事だなと感じました。練習を通して、ちょっとでしたが頭を使って一歩目を早くするだけ違いを出せるし、その動きの大事さを実感しました。

―自分のプレーに関して課題や問題点はありますか。またこの合宿での学びは何ですか。

加藤 第一の課題は身体を大きくすることです。自分がフィクソの時、相手のピヴォへの対応を上手く出来るようになりたいです。ポジションが後ろ目のフィクソやアラをやっていることもあるので。現状、自分の体の弱さから相手ピヴォに押し負けでしまうことが多いです。そういうところを、この合宿で学んだ「一歩先に動くこと」や「頭を使うこと」で改善したいなと思います。ピヴォに(ボールが)入ったとしてもしっかりと対応できるようにしたいです。(将来像としての)具体例は、皆本晃選手のようになりたいです。どんなプレーでもオールマイティにプレーできる選手になりたいです。

―アンドレウ・リナレスや通訳の山下裕生選手に何か聞きたいことはありますか。

加藤 2年後、大学生の間にスペインに行きたいと思っているのでスペイン留学について聞きたいです。大学のカリキュラムで行った場合にチームを紹介してくれるのか、フットサル留学の支援団体を使うべきなのかなど具体的に聞きたいです。

―将来のフットサルキャリアに関してはどう考えていますか。

加藤 Fリーガーになれたらなりたいですけど、高い競技レベルでフットサルをずっと続けていきたいなと思います。(年齢的にも)高校なので行けるところまで行きたいと思います。その中で、スペイン留学などを経験してもっと楽しくフットサルをしていきたいなと思います。

【参加選手②:松岡哲選手へのインタビュー】

⇒『スペインフットサル留学をした経験』を思い出すきっかけとなった!

S__43638825

松岡哲選手 (神奈川県アズヴェール藤沢U-18所属、2016年3月に10日間のフットサル留学を経験、高校3年生)

―合宿の感想をお聞かせください。

松岡 僕がスペイン、トレドの練習参加した時と同じ内容の練習を今回の合宿でもやりました(フェイクをかけてからのシュート)。スペインに居たときも感じたのですが、今回の合宿でも、違う相手でも、シュートを決め切ることの大切さを強く感じました。

―アンドレウ・リナレスから具体的なアドバイスはありましたか。

松岡 アンドレウだけではないですが、スペインで出会ったコーチの多くが「練習のための練習ではなく、全てが試合に活きる練習をしなくちゃダメ」と言っていました。シュートを打つまでで終わっていたら、それは練習であって、ちゃんと決め切るところまでしないと試合の練習にはなっていないなと感じました。

―そのような練習への気持ち、心構えは日本帰国後も持つようにしていますか。この合宿でも体現できていますか。

松岡 そうですね。意識してやるようにしています。スペインでよく言われたことで、高い位置でボールを持っているにもかかわらず仕掛けないでパスをしてしまうことやボールを守れないこと(キープする、背負うプレー)を言われました。なので、日本帰国後もやるようにしていますし、この合宿でもやるようにしています。最近の新たな課題で、背負ってキープした後に顔が上がらずミスしてしまう場面が多いので、キープした後に顔をあげてプレーすることを意識してやりたいなと思います。

―今回の合宿は、指導者の質が高く、カリキュラムも素晴らしかったと思いますが、こういった機会をどう思いますか。

松岡 今後もあったら嬉しいです。実際にスペインでやった練習を日本でもやれるのが嬉しいですし、スペインの指導者が来て、アドバイスをくれることも嬉しいです。国や人によって考え方も違うので、自分の知らないこと、普段感じることができないことを感じられる環境があって良かったです。

―今後、フットサルキャリアについてどう考えていますか。

松岡 フットサルを始めたのは高校3年生になってからで、まだまだフットサル始めたばかりなのですが、やっているからには高いレベルでやりたいと思っています。スペインリーグとかFリーグとかでやってみたいですね。

【参加選手③:松坂侑樹選手へのインタビュー】

S__43638805

松坂侑樹選手(神奈川県湘南工科大学付属高校、ゴレイロ、一年生)

⇒技術的な学びはもちろん、『自分の目標への計画性、考え方』を学ぶきっかけとなった!

―今回の合宿の感想をお願いします。

松坂 レグロの佐々木さん、通訳の山下さんは、フットサルを沢山知っていて、楽しんでいる人だなと思います。アンドレウさんはスペインのフットサル文化を日本に取り入れようとしていて、僕の憧れの選手を知る機会になりました。僕はルイス・アマド(インテル・モビスターのゴレイロ)に憧れているのですが、アンドレウさんが来てくれたおかげで、アンドレウさんを通し、TwitterやFacebookといったSNSでは知ることができない選手の情報を知ることができました。

―この合宿で技術的にはどんなことを学びましたか。

松坂 OF二人対ゴレイロになったカウンターときにどのように対応するかを学びました。キーパーは不利なのですが、我慢して飛び込まず、時間を掛けることで味方DFの戻る時間を作ること。すぐに飛び込まずに、心理戦と言いますか、後ろに下がる仕掛けやフェイントをする工夫ができるようになりました。また、カウンターの攻撃ではしっかりとした判断からの一本一本丁寧にスローすることを学びました。ミスをしないようなタイミングでプレーすることも大切だと分かりました。

―『LIFE TRAVEL講義』というキャリア教育の場がありましたが、どんな話をしましたか。

松坂 昨日(合宿初日)は自分の目標について話しました。僕がフットサルに対してどのように進んでいくのかという話です。僕は2年後、3年生になった時に、湘南工科大学附属高校で全国大会に行きたいと思います。そのためには、僕だけの気持ちではなく、同学年のチームメイトをどのようにやる気にさせるのかというのが課題かなと思いました。

―今後のフットサルキャリアについてどう考えていますか。

松坂 僕は将来、ペスカドーラ町田でプレーしたいと思っています。僕のフットボールの原点が町田や相模原にあって、思い入れのある地域でプレーしたいなと思っています。昨日のキャリア教育のときに、勉強も頑張りつつ、湘南工科でフットサルを知りつつ、スペインに留学できたらいいなと思います。また、その経験を大学などにも活かしていけたらいいなと思っています。大学では、Fリーグのサテライトチームに所属したいなと思います。

―スペイン留学したいとおっしゃっていましたが、具体的に行きたいと考えている時期はありますか。

松坂 僕が3年生の時は勝負の年になるので、その前の2年生の夏休みに行きたいです。ちょうどその時期はフットサル部の代替わりの時期でもあるので、スペインに行くことで、今後の方針やスペインの練習法などを学びたいです。スペインと日本のキーパーはどう違うのかも知りたいです。結局のところ、試合もキーパーがすべて止めれば、勝つ試合も多いと思います。そういったところを学びにスペインに行きたいです。

―この合宿に限らず、今後目標に向けてどんなことしていこうと思いますか。

松坂 僕一人が全国に向けて練習していてはチーム内で温度差が出てしまうかもしれないので、チームとして全国を目指すような空気感を作りたいです。練習だけではなく学校の行き帰りや遊びなどたくさんの時間を共有するコミュニケーションを取りたいなと思います。同学年は20人位いるので、まずはみんなのやる気をあげたいです。

インタビューにご協力いただき、ありがとうございました。

 

◆お問い合わせ◆

この合宿イベントの運営団体であるLEGRO Incでは、『ITとスポーツを通じて人々の成長機会と笑顔を創り出す』をミッションとし、海外留学やフットサル推進などの事業を行っています。

「スペインへの個人留学やチーム遠征」にご興味のある方は下記までご連絡ください。

担当:LEGRO 佐々木

電話番号:080-4349-5519

E-mail:sasaki.koki@legro.co.jp

元フットサルスペイン代表アンドレウ・リナレスを招いた合宿プログラム☆講師へのインタビュー☆

LEGRO×R project~本物に触れ、一歩踏み出す~

『スぺインフットサル代表アンドレウ・リナレスを招いた一泊二日の合宿プログラム』

☆講師へのインタビュー☆


2016年5月28日~29日元スぺインフットサル代表アンドレウ・リナレスを招いての中高生対象の合宿イベントが開催された。

この合宿プログラムの講師であり、フットサルワールドカップ優勝を経験した元スペイン代表 アンドレウ・リナレス氏、そして、通訳として本合宿に帯同し、スペインリーグでプレーし続ける山下裕生氏にインタビューを行い、「フットサル本場スペインのフットサルマインドとはいかなるものなのか」「彼らこの合宿プログラムでどんなことを伝えたかったのか」などを伺った。

合宿スケジュール(内容)についてはこちら

レグロ合宿1

二日目トレーニング後の全体集合写真

合宿風景

S__43638820

トレーニング模様

S__43638816

指導を行うアンドレウ・リナレス氏、通訳 山下裕生氏

S__43638823

スペインフットサル、生き方を学ぶ「LIFE TRAVEL講義(キャリア教育)」の風景

スタッフ写真 (アンドレウ・リナレス、山下裕生、LEGROスタッフ、アニージョ監督保田さん)

スタッフ写真
(アンドレウ・リナレス氏、山下裕生氏、LEGROスタッフ、R projectスタッフ、アニージョ 安田監督)

【講師:アンドレウ・リナレス氏のインタビュー】

S__16121910

左:山下裕生氏、右:アンドレウ・リナレス氏

―合宿お疲れ様でした。

アンドレウ ありがとうございます。

―今回の合宿の感想をお願いします。

アンドレウ 上手くなりたいという意欲が子供たちに見れたし、個人が持ち合わせているタレント性や個性というものに私自身驚かされました。

―今回の合宿での目標や目的を教えてください。

アンドレウ まずは、選手たちがより成長できる場にすることです。スペインで我々が実際にやっている練習内容、メソッドを伝え、選手たちの更なる成長に繋げることが目的になります。同時に、昨日夜のキャリア講習会では、私の成功(体験)は、競争心や闘争心を持つことにある、と伝えたかったです。

―「スペイン」の技術、考えといったものは、具体的に言うとどのようなものなのでしょうか。

アンドレウ 試合中の戦術的なポジショニングといった細かい部分は、スペインは洗練されていると思います。また、サインプレーなどの止まった場面でのプレーには重点を置いています。具体的に言うならば、スペインのフットサルはとても「緻密に考えていく」スポーツだと思います。今回の合宿では、その競技的な緻密さはもちろん伝えましたが、スペイン特有の切り替えの早さ、もっと言うならば、くよくよしない楽観さといった気持ちの面での切り替えも行動も示しつつ伝えることができたと思います。

S__43638811

合宿MVP 高村陽平選手(千葉県アニージョ所属、千葉県選抜)

―合宿MVPにアニージョの高村陽平選手を選びましたが、その理由を教えて下さい。

アンドレウ まず、彼を見た時に、「スペイン人」に繋がるようなプレーの仕方をしていると感じました。知性が感じられるプレーも多かったです。選手のタレント性や個性というものは重要視されるべきではありますが、それが頭によって使われていなければ成り立たないわけです。彼のプレー中の決断力や判断力という面を見ても、彼は判断をほぼ間違わずに正解を導き出すことができていたと思います。

―その考えや正解というものは後天的に身に付けることは可能でしょうか。

アンドレウ はい、もちろんできます。初日の練習では、まずは知性や習慣といった部分の修正を行いました。知性とは、頭を使ったプレーです。二日目には、さらに修正を加えて、頭を使うプレーができていたと思います。日本人はとても規律よく練習できている特徴があります。私が監督、講師として日本人を指導した際、一度メニューを説明しただけで内容を汲み取って、体現できるのは素晴らしいです。そういった面でどんどん(頭を使う)新しいメニューをこなしいくことができれば、こなした分だけ幅のある応用の利いた練習もできるようになると思います。そして、結果的に、後天的に「頭を使うプレー」、「考える力」は身に付けることができるはずです。

―今後、スペインと日本の関係性はどのようなものにしたいと思いますか。

アンドレウ ここ数年、来日していることもありますが、今後も私なりの考えを伝えていきたいと思います。将来的に、私は日本で指導者として何かしらできたいいなと思います。私のスペインでのチーム、トレドのように下部組織がしっかりと自立しているクラブに自分の考えを伝えていきたいです。日本でもトレドのようなクラブを増やしていきたいと思います。

【通訳:山下裕生氏へのインタビュー】S__43638818

―合宿、お疲れ様でした。感想をお願いします。

山下 お疲れ様です。アンドレウが言っていましたが、子供たちが意欲的に取り組んでくれたことは、(講師の)こちら側としても有り難いなと思いました。今回の合宿のように二日、三日と通しでやることで、密度の濃いトレーニングができたなと思いました。

―今回の合宿での目標や目的を教えてください。

山下 自分の目的は、いかに「スペインの考え」を伝えていけるかだと思います。また、子供たちには、私のような(スペインで選手をしている)人がいて、アンドレウのようなレジェンド選手がいるんだと知ってもらい、より見聞を広めてもらって、将来に繋がる何かを見つけるきっかけになって欲しいなと思います。

―今後、スペインと日本の関係性はどのようなものにしたいと思いますか。

山下 元になってしまうのですが、ミゲル・ロドリゴ監督がワールドカップ予選での敗退を受け、退任することとなりました。ミゲル監督の退任というのは、彼が行ってきた7年間にも及ぶ日本でのフットサルの普及活動にも終止符が打たれたわけでもあります。彼がいたからこそ、日本の競技レベルや指導者ライセンスといった面は急速に発展したわけです。その流れを汲むためには、ブラジル人など他の外国の監督ではなく、ミゲルではないにしろ、スペイン人の代表監督を続けてほしいと思います。スペイン人の代表監督がいるからこそ、日本とスペインの関係性が密になると思います。

インタビューにご協力いただきありがとうございました。

 

◆お問い合わせ◆

この合宿イベントの運営団体であるLEGRO Incでは、『ITとスポーツを通じて人々の成長機会と笑顔を創り出す』をミッションとし、海外留学やフットサル推進などの事業を行っています。

「スペインへの個人留学やチーム遠征」にご興味のある方は下記までご連絡ください。

担当:LEGRO 佐々木

電話番号:080-4349-5519

E-mail:sasaki.koki@legro.co.jp

第3回全日本ユース(U-18)フットサル大会東京都大会★優勝『フットボウズ・フットサルU-18』インタビュー

第3回全日本ユース(U-18)フットサル大会東京都大会は、フットボウズ・フットサルU-18が1次ラウンド、2次ランド計7試合で49得点4失点と圧倒的な強さを見せつけ、2年連続の優勝を飾った。

今大会、準々決勝と準決勝で貴重な先制点を決めた4番 二宮秀文選手、攻守において常に相手チームの脅威となり続けた13番 冨吉洸貴、そして、エースナンバー10番を背負い、ファーストセットで活躍し続けた千野慧太選手にお話を伺った。

試合結果はこちら

優勝:フットボウズ・フットサルU-18

優勝:フットボウズ・フットサルU-18

―東京都大会優勝おめでとうございます。1次ラウンド、2次ラウンド計7試合を勝ち抜いての優勝となりましたが、今どんな気持ちですか?

冨吉選手、千野選手、二宮選手

冨吉選手、千野選手、二宮選手

冨吉:シンプルに嬉しいです。

千野:点差をつけて勝てたことは嬉しかったです。

二宮:すごくほっとしています。

―今日の試合、準々決勝から振り返っていきたいと思います。まず、準々決勝の中野FCソレイユ戦は7-1の圧勝でしたが、試合内容はどうでしたか?

二宮:立ち上がりから点を取れて、自分たちのゲーム運びで試合ができました。途中危ない場面もありましたが、しっかり声をかけてやっていけたので良かったと思います。

―準決勝は、フウガドールすみだファルコンズとの対戦でした。接戦になるかと予想していましたが、結果は準々決勝に続いて7-1と快勝しましたね。

ファイル 2016-05-16 15 38 52千野:個々も強いし気持ちも入っている相手に対して最後まで気を抜かずに戦うことができました。ゴールラッシュできたのはすごく良かったです。

―そして決勝、錦城高校Aとの対戦も6-1で見事に勝利しましたが、試合を振り返ってみていかがですか?

冨吉:今日は一日に4試合で、長い時間プレーをしましたが、最後まで走り切ることができました。

二宮:後半足をつってしまったので、関東大会ではこういうことがないように、練習を頑張っていきたいと思います。

―今大会、個人、チームとして、納得いくプレーはできましたか?

千野:今大会のプレーは自分として全然納得いっていないので、関東大会ではドリブルもシュートもうまくいくように、これから練習していきたいと思います。

冨吉:練習でやってきたことをちゃんと出来て良かったです。

二宮:チームが最近取り組んできたことが今回うまくいったので、関東でもまた新しいことをやって勝ち抜けるように頑張りたいと思います。

ファイル 2016-05-16 15 36 40―今大会に向けて取り組んできたことを具体的に教えていただけますか。

二宮:狭いピッチでプレスをかけられるように、チーム全体でフィジカルトレーニングをやりました。今回それを活かせたのでよかったと思います。

千野:自分は今までシュートが少なくて、しかも弱かったので、筋トレをして下半身を鍛えて、どんどんシュート狙っていくように心がけました。

冨吉:個人としては、プレスを速くいくということを練習から心がけてやっていました。チームとしては、狭いピッチに適したプレスの練習を集中してやりました。

―関東へ向けて、どういう準備をしていきたいですか?

ファイル 2016-05-16 15 38 23二宮:今度はピッチサイズが今回より広くなるので、それを意識して、自分たちのプレスがしっかりはめられるようにやっていきたいと思います。

千野:夏なので多分体力の消耗も速いと思うので、これから走り込みも増やして、体力づくりに励んでいきたいと思います。

冨吉:ピッチサイズが40×20なので体力の消費がすごいと思うんですが、それでも最後まで走り切れるように体力づくりをしていきたいです。

FOOTBOZE FUTSAL U-18の皆さん、東京都大会優勝おめでとうございます!関東大会でのご活躍をお祈りしています!!

2016年5月16日 | カテゴリー :

第3回全日本ユース(U-18)フットサル大会 神奈川県大会★優勝『武相高校』インタビュー

第3回全日本ユース(U-18)フットサル大会 神奈川県大会は、武相高校が3年連続同カードとなる決勝「武相高校 vs PSTCロンドリーナU-18」を4-1で制し、見事関東大会への切符を手にした。武相高校は昨年の雪辱を果たし、2年ぶり2回目の全日本ユース(U-18)フットサル大会関東大会出場となる。

今大会、怪我で欠場したキャプテンに代わりチームを牽引した1番 三橋希一選手(GK)と、決勝戦で2得点し優勝に大きく貢献した 11番 酒井康太郎選手(FP)にお話を伺った。

試合結果はこちら

優勝:武相高校

優勝:武相高校

―優勝おめでとうございます!まずは、今のお気持ちを聞かせてください。

酒井先輩2人が怪我のために今日の大会に出られなかったので、関東大会に連れて行ってあげられて嬉しいです。

三橋:今まで主力でやってきた2人が怪我で欠場していて厳しい大会でしたけど、2年生がよくがんばってくれて勝つことができて嬉しいです。

1番 三橋希一選手

1番 三橋希一選手

―予選リーグでは危なげなく勝利し、迎えたエスタジオ横浜U-18との準決勝。2点リードされてからの見事な逆転勝利(5-2)でしたが、試合を振り返ってみていかがですか?

酒井:立ち上がり2失点してしまって結構落ち込んでいたんですが、その中で9番の裕大くんがいいシュートを決めてくれたことでチームが盛り上がり、結果的には5点取って逆転できました。

三橋:最初、自分のミスで失点してしまったんですが、その後は気持ちを切り替えて止めることができました。あとは、みんなが頑張って点を取ってくれたので良かったです。

―勝因は何だと思いますか?

三橋:相手も予選で疲れていて足が止まってくると思ったのでそれを意識したのと、相手が中を狙ってくるので中を締めて、相手にいいプレーをさせなかったのが勝因だと思います。

11番 酒井康太郎選手

11番 酒井康太郎選手

―決勝前は昨年と同じ、武相 ロンドリーナの対戦となりました。どんな気持ちで試合に臨みましたか?

三橋:去年は決勝でロンドリーナに負けて悔しい思いをしたので、今年は勝つという気持だったし、(今日の準決勝)エスタジオ戦では自分のミスをみんながカバーしてくれたので、決勝では自分が止めてチームに貢献しようと思っていました。

―ロンドリーナも再三チャンスは作っていましたが、最終的には1失点で押さえることができました。どんな所に気を付けてプレーしていましたか?

三橋:最近の練習試合の中で、ミドルチームを打つときにあまり寄せないところがあったので、中を切るか縦を切るかというのを自分がコーチングして、相手の狙っているところを潰せたのが良かったと思います。

ファイル 2016-05-10 1 02 01―関東大会まであと1カ月半、どういう準備をしていきたいですか?

三橋:今日怪我で出られなかった選手たちも戻って来るので、そこでもっと連携を高めていきたいです。

酒井:立ち上がりが悪いことが多いので、最初からしっかりいけるように集中して練習をしていきたいです。

関東大会への意気込みをお願いします。

三橋:関東大会も1日で決まる厳しい戦いですが、うちは人数が多いという点で有利だと思うので、その選手層を活かして関東も戦えればなと思います。去年は関東大会に出られなくて悔しい思いをしたし、2年前は先輩たちがあと一歩のところで全国大会に出られなかったので、今年こそは全国に出られるように頑張りたいです。

 武相高校の皆さん、神奈川県大会優勝おめでとうございます!関東大会でのご活躍をお祈りしています!!

2016年5月10日 | カテゴリー :

第1回Copa futsal R 女子U-18★ベスト5★

★ベスト5★

ベスト5の皆さん

ベスト5の皆さん

準優勝の『TOKYO18』(府中アスレティックFCアスピランチ3名、FUSION2名、ウルボべリンダ1名の計6名で構成されたチーム)からは13長井愛夢選手(府中アスレティックFCアスピランチ)15原川菜々子選手(ウルボべリンダ)が、また、第3位の『筑波大学附属高校女子蹴球部』からは69西谷明理選手がベスト5に選出されました。

TOKYO18 原川菜々子選手

TOKYO18・原川菜々子選手

―今日一日、お疲れ様でした。まずは今日のご自身のプレーを振り返ってみていただけますでしょうか。自己評価は何点くらいでしょう?

原川:80点です。点も決められたしアシストも出来たので良かったんですが、守備の部分が足りなかったと思います。

長井:60点です。声が出せたところは良かったんですが、点は1点しか入れられなかったで、もう少し決められたかなと思います。

―原川さんはシュートの巧さが際立っていましたが、普段、シュート力を磨くためにやっていることはありますか?

TOKYO18 長井愛夢選手

TOKYO18 ・長井愛夢選手

原川:普段の練習からキーパーの位置を見たりしてコースを意識してやっています。

―長井さんは今日はフィクソとしてプレーされていましたが、気を付けた点はありますか?

長井:初めて組むメンバーだったので、声を出さなきゃバラバラになってしまうと思って、声を出すのはがんばりました。ディフェンスの時は誰が何番についてとかオフェンスの時は前向けるよとか相手のディフェンスが来てるよとか声を出すようにしました。

―筑波大学附属高校女子蹴球部の西谷さんに伺います。今日の大会は5チーム総当たりで行われましたが、参加してみていかがでしたか?

西谷:試合時間がいつもより長くて疲れましたが、いつもとは違う相手とも試合ができて楽しかったです。自己評価は70点です。練習通りにワンツーができたり自分もシュートすることができたのは良かったんですが、疲れて後半走れなかったり後ろで取られてしまうこともあったのでその点はダメだったかなと思います。

筑波大学附属高校女子蹴球部 西谷明理選手

筑波大学附属高校女子蹴球部・西谷明理選手

―部活は週に何日くらいありますか?

西谷:部活は週4で、あとは昼休みに試合形式だけの練習を週2日やっています。

―フットサルはいつ頃始められたんですか?

西谷:高校に入ってからです。サッカーは小学校の時に3年間くらいやっていました。

―今日の試合ではかなり切れ込んで右足できれいにシュートを決めたシーンがありましたが、あれは西谷さんの得意な形なのでしょうか?

西谷:年に4回くらいピーチカップという大会があるんですが、そこはコートが狭いので、ハーフよりちょっと前だったらかわしてシュートとか詰めを狙えたらいいなと思っていて、ずらしてシュートというのは意識しています。

―今日の大会で印象に残った対戦相手は?

西谷:TOKYO18の人たちがすごく巧くて、ボール回しにも余裕があると思いました。

ありがとうございます!次回は優勝目指してがんばってください!!


見事に全勝優勝を飾った『日本女子大学附属二階堂高校』からは10小山茜選手16番 GKの漆島うらら選手がベスト5に選出されました。

日本女子体育大学附属二階堂高校 漆島うらら選手

日本女子体育大学附属二階堂高校・漆島うらら選手

―優勝おめでとうございます。まずは今日一日を振り返ってみての感想をお願いします。

漆島:最終戦は警戒していたTOKYO18との試合だったので緊張してあまり上手く出来ないかと思ったんですが、失点しないで済んだので良かったです。

小山:全部勝ててよかったです。

―今日のプレーを自己評価すると何点くらいでしょうか?

漆島:キーパーとして取れる場面であまり活躍出来ていなくて、チームに迷惑をかけてしまったかなと思うので、40点くらいです。

小山:11点です。決めるところで決められなかったんですが、パスは通っていたので、そのパスの分で11点です。

日本女子体育大学附属二階堂高校 小山茜選手

日本女子体育大学附属二階堂高校・小山茜選手

―普段の自分のプレーの良さはどんなところでしょうか?

小山:ドリブルでかわして決めるところなんですが、今日は出来なかったので悔しいです。

―練習は週にどれくらしていますか?

漆島:水曜日と日曜がオフなんですが、今日のように日曜に試合があることもあるので、水曜以外ほとんど部活ですね。

―目指している大会はありますか?

漆島:全日本(女子フットサル選手権)と都カップ(東京都女子フットサル大会)です。

―その大会での目標は?

小山:できれば優勝したいんですが、社会人も出場していて上に行くのは難しいので、まずは予選通過を目指しています。

―お二人はまだ1年生ということですが、これからどんな選手になっていきたいですか?

小山:10番背負っている身としては、エースにならなきゃなと思います。

漆島:キーパーの後輩が入ってきてくれたら、先輩として恥ずかしくないようなプレーをしたいです。あと、みんなに任せてもらえるキーパーになりたいです。

―多摩大学のスポーツアリーナでプレーしてみていかがでしたか?

漆島:今日のコートは普段やっている人工芝や体育館とはボールの走り方が違ったのでキーパーとして意識するところも変わってきて、緊張感を持ってプレーすることができました。

小山:中だとボールが滑るので、トラップなどの面で外よりは気を付けてやる必要があると思いました。

ありがとうございます。是非次回のCopa futsal R 女子U-18にもご参加ください。

漆島小山はい!次も優勝します!!

 ベスト5の皆さん、おめでとうございます!第2回Cop futsal R 女子U-18へのご参加をお待ちしています!!

大会の結果はこちら⇒http://futsalr.com/match/copa-futsalr-girls-u18/

2016年3月30日 | カテゴリー :

GAViC CUPユースフットサル選抜トーナメント2016★準優勝「U-18東京都選抜」インタビュー

今大会、死のグループと言われたAグループの中で1次ラウンド通過さえも危ぶまれた開催地代表「U-18東京都選抜」は、苦しみながらもグループ首位で決勝ラウンドへと駒を進め、準決勝では強豪U-18神奈川県選抜に7-5で勝利。迎えた決勝戦では、個で勝るU-18新潟県選抜を相手にチーム力で挑み、PK戦までもつれこむ大接戦を繰り広げた。結果は新潟県選抜が1-1(PK2-3)で勝利。東京都選抜は昨年に続いての準優勝となったが、その戦いぶりは見事で、試合後、悔し涙の代わりに笑顔で仲間と讃え合う選手たちの姿がとても印象的だった。

U-18東京都選抜を強いリーダーシップでまとめ上げ、八面六臂の活躍で今大会の得点王にも輝いた中村充選手(ペスカドーラ町田アスピランチ)。そして、中村選手と共にキャプテンとしてピッチ内外でチームを盛り上げ、アグレッシブなプレーで準優勝の立役者となった飯田力太選手(ファイルフォックス府中)にお話を伺った。

準優勝:U-18東京都選抜

準優勝:U-18東京都選抜

 ―準優勝おめでとうございます。まずは今のお気持ちをお聞かせください。

中村充選手(左)飯田力太選手(右)

中村充選手(左)飯田力太選手(右)

中村:決勝で負けたのはすごく悔しいですけど、来年、残っているメンバーの1、2年生がやってくれると思うので、そこは信じて、彼らに託したいと思います。

飯田:東京都選抜の活動が始まって1か月間でここまでやれて、すごく楽しかったです。もちろん、悔しさもありますけど、それ以上に、目標としていた「フットサルを楽しむ」ということが出来て良かったという気持の方が大きいです。ただ、2年連続準優勝となってしまったので、1、2年生には、来年優勝できるように頑張ってもらいたいです。

―準決勝、U-18神奈川県選抜戦は1次ラウンド程は苦しまずに勝利したように見えましたが。

飯田:立ち上がり早々、3分間で4点、いい形で得点できたので、自信を持って慌てずにプレーできました。失点はありましたが、常に自分たちがリードを保っている状態だったので、落ち込むこともなく、みんな自分らしいプレーが出来たんではないかと思います。

新潟県選抜との決勝戦を前に

U-18新潟県選抜との決勝戦を前に

―そして、U-18新潟県選抜との決勝となったわけですが、試合前、森監督からはどういうお話があったのでしょうか。

中村:最後だから楽しんでということですね。

飯田:あとは、自分たちのプレーをしなきゃもったいないということを言われました。

中村:最後まで勝とうという気持だけは持ちながら楽しんでプレーしよう、あとはセット毎に任せる、ということでした。

―決勝戦はどちらが勝ってもおかしくない、拮抗した試合となりました。振り返ってみていかがですか?

P1290718

攻守において超高校生級のプレーを見せ、大きな注目を集めた中村充選手。

中村:新潟は個が強いチームだったので、僕らはチーム組織でやっていかなければならなかったのに、他の誰かが守ってくれるだろうという甘えが出たので1点失点してしまったと思います。でも、その後1点返してチームの雰囲気も良くなりました。結果的に負けてしまって悔しいですけど、PKは運なので、今回は僕らの運がここまでだったのかなと最後には思いました。

飯田:序盤から押し込まれる部分が多くて何度もピンチがありましたが、集中して対応したので0-0で折り返すことが出来ました。その後、後半で失点してしまったのは自分たちの集中の切れがあったのかなと思いますが、先制されるのは想定内だったので、慌てることは無かったです。決勝は焦りはなく、とにかく楽しかったです。

戦えるチーム「東京都選抜」の象徴となった飯田選手のプレー

飯田選手のプレーは”戦えるチーム”東京都選抜の象徴だった

―個で勝るU-18新潟県選抜に善戦できた要因は何だと思いますか?

中村:1、2年生が出ている中でもうまく3年生が引き上げてこられたのが良かったかなと思います。

飯田:相手が個で勝負してくる所を自分たちは複数でカバーできたので良かったと思います。1枚で勝てないので2枚で勝てた、やらせなかったというところがこの結果に繋がったと思います。

―お二人とも所属チーム(中村充選手はペスカドーラ町田アスピランチ、飯田力太はファイルフォックス府中)では一番年下、東京都選抜では一番年上でキャプテンということで立場が異なるわけですが、東京都選抜の活動の中で何か気を付けた点などはありますか?

飯田:2人でダブルキャプテンみたいな形で任されていたので、プレー面でもメンタル面でもチームを引っ張っていかなければならない責任を感じていました。いかにチームを盛り上げられるかということを常に考えて過ごしていました。

賀川浩賞:中村充選手

賀川浩賞:中村充選手

中村:所属チームの先輩方をお手本に、普段自分がやってもらっているものを彼らに伝えようと思ってやっていました。

―最後に今大会8得点の活躍で得点王に輝いた中村選手から一言お願いします。

中村:得点王になれたのはチームのみんなのお蔭なので、これは僕だけの表彰ではなくチームみんなの表彰だと思っています。チームのみんなに感謝したいです。

中村選手、飯田選手、ありがとうございました。これからの活躍に期待しています!U-18東京都選抜の皆さん、準優勝おめでとうございます!!

2016年3月24日 | カテゴリー :

GAViC CUPユースフットサル選抜トーナメント2016★優勝「U-18新潟県選抜」インタビュー

圧倒的なパワーと高い技術力を見せつけ、見事優勝に輝いたU-18新潟県選抜。幼馴染でもあり、厚い信頼関係で結ばれた16名のメンバーたちは、高校生活の最後の最後に全国制覇を果たし、喜びを分かち合った。

大会2位となる6得点を挙げ、チームを引っ張り続けたキャプテン 14番 小林拓夢選手。そして、決勝のPK戦で3本目を止め、優勝に大きく貢献した1番 GK 小川明乗選手にお話を伺った。

全国制覇!!

全国制覇!!

―優勝おめでとうございます!まずは今の率直なお気持ちを聞かせてください。

GK 小川明乗選手(左)FP 小林拓夢選手(右)

GK 小川明乗選手(左)FP 小林拓夢選手(右)

小川:嬉しいですね。今回のメンバーは小学生、中学生からよく知っている仲間たちだったんですが、そういうメンバーで集まって出場するなら絶対にタイトルを獲ろうという気持ちでした。それはみんなも同じだったと思います。

小林:やっと獲れたという気持ちです。嬉しいです。

―大会2日目の今日は、1次ラウンド最終戦の香川県立高松商業高校との対戦で始まりましたが、その試合内容を振り返っていただけますでしょうか。(新潟県選抜10-5高松商業)

小川:前半の最後、2-1で終わりそうなところを自分のミスで2-2になってしまって雰囲気的にまずい感じだったんですが、信頼できる仲間たちがやってくれて、勝つことができました。本当に助かりました。

静岡県選抜には8-2で勝利

静岡県選抜相手にゴールラッシュ

―準決勝、Cグループ2位、ワイルドカードで上がってきた静岡県選抜との対戦は8-2と大差が付きましたね。

小林:相手の疲労度が高いと思っていたので、そこをどんどん前から潰して行って、高い位置で奪って、そのままゴールという形ができていたと思います。その結果、前半で得点差が開いたので(前半終了時7-0)、後半は楽にゲームを進めることができました。

―決勝はU-18東京都選抜との対戦。それまでの対戦と比較すると、思い通りには攻撃できていない部分があるように見えましたが。

小林:相手はしっかりフットサルをやっていたので、なかなかゴールを割ることができなかったんですが、その中でも自分で切り込んでゴールできたのは良かったです。

―1点目を取るまでの間、焦りなどはありませんでしたか?

小川:なかなか点が取れないという状況は経験しているので、特に焦りはありませんでした。足もととか、パス、タイミングなどは自分たちのフィールドの選手たちの方が巧いと思っていたので、信頼して後ろから見ていました。1セット目の選手たちは技術やフィジカル、2セット目の選手たちは足を使ってガンガン前からプレッシャーという風に全員でいろいろなやり方で戦ったので、相手にとっては嫌だったんではないかと思います。

小林:チーム全員で戦えましたね。

P1290681

今大会6得点の大活躍を見せた小林拓夢選手

―そして後半残り8分30秒で、待望の1点目。小林選手が右サイドをドリブルで打開しそのままシュートという形でしたが、そのゴールシーンを振り返っていただけますか。

小林:自分の右足が読まれているのは分かっていたので、一回キックフェイントを入れて打とうと前半からずっと考えていました。相手が滑ってくるので、ちょっと我慢して止められればみんな前からいなくなるので、それを狙って、最後はトーキックで決めました。

小林選手が先制点を決めた2分後、今度は東京都選抜に決められ同点とされてしまいます。その時のチームの雰囲気はどうでしたか?

小林:相手はフットサルの専門的な技術が高いわけだからセットプレーで取られるのは仕方ない」と割り切っていたので、精神的ダメージは無かったです。完全に崩されての失点ではなかったので、あまり気になりませんでした。とはいえ、またやられたくはないので、守備陣形の修正はしました。

具体的にはどのように修正したのでしょうか?

小川:Yの字で守って中を締めていたんですけど外から打ってくるので、失点した後はYを広げて、後ろにいる相手プレーヤーにもプレッシャーを速くかけられるようにしました。それが効いたかどうかは分かりませんが…

小林:失点した後はセットプレーでは相手のチャンスはあまりなかったと思うので、結果的には、早い段階で守備が改善できていたということだと思います。

キャプテン、小林拓夢選手が3本目を決める。

決勝のPK戦。キャプテン 小林拓夢選手が3本目を決め、新潟県選抜の優勝が決まる

―試合は1-1のままPK戦に入りました。PK戦に向けては何か対策は立てたのでしょうか?

小川:フットサルは引っ張って打ってくる選手が多いと思っていたので、1本目、2本目はあえて引っ張って打たない方向に飛んでいたんですよ。それで油断させておいて、3本目には引っ張って打つ方向に動いたんですけど、それが当たりましたね。自分たちのチームは絶対に3人決めてくれると信じていたので、相手の3本目に懸けることが出来ました。

小林:当たったね。気持良かったね。

―先程からお二人の様子を拝見したりお話を伺っていると、本当に仲が良くて信頼し合っているんだなと感じます。

小林:そうですね。幼稚園、小学生から一緒にボールを蹴っている中なので、今回出場したチームの中で自分たちが1番「チーム」なんじゃないかなと思います。

―お二人にとってはこれが高校最後の大会となったわけですが、卒業後の進路を教えていただけますか。

小林:東洋大学のサッカー部です。

小川:自分は順天堂大学でフットサルをやります。

新潟県選抜の守護神、小川明乗選手

新潟県選抜の守護神、小川明乗選手

―小川選手はどういう所に魅力を感じてフットサルの道を選んだんでしょうか?

小川:自分は、止めるのと投げて繋がるのが好きなんですが、フットサルにはその好きな部分が凝縮されていて、キーパーの出番が多いので、そこが好きですね。

―将来的にはFリーグも考えていますか?

小川:やってみたいですけど、まず今はとにかく上手くなりたいですね。順天堂で早く試合に出られるように頑張りたいです。

―これから皆さんそれぞれの道に進まれるわけですが、それを前に、仲間たちが集まって優勝が出来て本当に良かったですね。

小林:この1年は選手権などで本当に悔しい思いばかりしてきたので、今回、高校時代最後の最後で勝ててとても嬉しいですし、この機会を与えてくれた監督にも感謝したいです。

小川選手、小林選手、ありがとうございました!U-18新潟県選抜の皆さん、優勝おめでとうござます!!

GAViC CUPユースフットサル選抜トーナメント2016 優勝『U-18新潟県選抜』

GAViC CUPユースフットサル選抜トーナメント2016 優勝『U-18新潟県選抜』

2016年3月23日 | カテゴリー :