GAViC CUPユースフットサル選抜トーナメント2017優勝チーム『U-18新潟県選抜』インタビュー

【GAViC CUPユースフットサル選抜トーナメント2017】

3月28日~30日、墨田区総合体育館にて開催された「GAViC CUPユースフットサル選抜トーナメント2017」は、帝京長岡高校サッカー部を中心とする「U-18新潟県選抜」の優勝で幕を閉じた。新潟県選抜は大会二連覇、帝京長岡高校として出場した昨年夏の全日本ユース(U-18)フットサル大会も含めると、U-18フットサルの公式大会で新潟県勢が三回連続の優勝を果たした。

今大会の1次ラウンド(4チームによるグループリーグ)、U-18新潟県選抜は松山工業高校、宮城県選抜に圧勝、東京都選抜Aにも4-2で勝利し、余力を残しながらCグループ1位で2次ラウンドに進出した。そして迎えた準決勝、北海道選抜戦では今大会初めて先制を許し苦しむも、個々の高い適応力で接戦を制した。

フットサルの戦術や分析力で勝負するのではなく、試合中に相手のプレーを観ながら、都度、戦い方を判断するという新潟県選抜の選手たち。彼らは、今年もその独自のフットボール力を存分に発揮し、見事栄冠を手にした。

《1次ラウンド》
①U-18新潟県選抜 7-0 松山工業高校
②U-18新潟県選抜 6-1 U-18宮城県選抜
③U-18新潟県選抜 4-2 U-18東京都選抜A
《準決勝》
U-18新潟県選抜 3-2 U-18北海道選抜
《決勝》
U-18新潟県選抜 2-2(PK3-2) U-18東京都選抜A

大会公式サイト

昨年はコーチとして、今年は監督として大会に臨み、連覇達成という重責を果たした青木宗監督、キャプテンとしてチームを引っ張りながら得点王にも輝いた安井嶺芽選手、U-20フットサル日本代表候補であり、シュライカー大阪での活躍も期待される齋藤日向選手に大会を振り返っていただくと共に、新潟県の強さの秘密、今後の目標などを伺いました。

U-18新潟県選抜 青木宗監督

―優勝おめでとうございます。決勝は前回大会と同じカードになりましたが、いかがでしたか?
東京都選抜の指導者の方、フットボウズ(東京都選抜Aに6名)の指導者の方とは去年も(春のユースフットサル選抜トーナメント、夏の全日本ユースで)対戦しているので、「決勝でまた当たりましょう」という話をさせてもらっていました。決勝戦については自分たちの良さを発揮しながら、すごく気持ちを込めて戦えたのが良かったと思います。

―今回の新潟県選抜のチーム編成を教えていただけますか。
帝京長岡が登録10名、その他は長岡向陵、中越、敬和学園高校の4チーム編成で、主に出ていたのは帝京長岡の選手でした。

―今大会へ向けての取り組みを伺えますでしょうか。
皆それぞれ進路先の練習などがあり、事前に皆が集まっての練習はなかなかできなかったのですが、今大会の試合を通して徐々にチームが良くなっていったと思います。基本的には自分たちでその状況に応じて戦い方を判断していける力を持っている選手たちなので、(大会中は)指示というよりも、彼らと対話しながら進め方を決めていきました。大会を通して、選手たちの適応力の素晴らさを改めて感じました。

―全日本ユースU-15・U-18、そして今大会も新潟が獲りましたね。
去年のこの大会も勝たせてもらいましたし、全日本ユースU-18、U-15も新潟が獲っているので、チーム起ち上げの時に「新潟のフットサルがここで簡単に負けるわけにはいかないぞ」という話をしていました。
(昨夏の全日本ユースU-18の優勝チーム、帝京長岡高校の監督である)古沢からは「僕、夏、獲ってるんで」と言われていましたし、シュライカー大阪の佐藤亮は実の弟なんですが、弟からも「俺、リーグ取ってるから。兄ちゃん負けちゃだめだよ」と言われてプレッシャーを感じていたので、安堵です(笑)。(優勝することができて)嬉しいというよりも安心しましたね。

―試合を観ていて新潟のフットサルはレベルが高いなと思いますが、その下地はどのようにして築かれてきたのでしょうか?
やはり長岡JYFCの存在が大きいと思います。他のチームも全国大会で活躍していますが、長岡JYFCはそれをリードする存在になっています。そこに競争原理が働いて、全体の質が向上しているんだと思います。あとは、雪が降る土地なので、冬場は体育館でトレーニングするのが要因だと思います。でも、新潟では、残念ながらU-18カテゴリーでフットサル専門のチームはないので、そういう面では他の地域と比べてすごく遅れているなと感じてはいます。

―サッカー部でありながらフットサル大会にも参加されている目的、意義などはどのように考えていらっしゃいますか。
まず、私自身はサッカーとフットサルは違う種目だと思っています。ですから、今回はフットサル大会ですがフットサルをやりに来ているということではなく、自分たちが積み上げてきた技術をこのピッチの中で活かすという考えで参加しています。
あとは、(シュライカー大阪に入団する)齋藤日向が良い例ですが、こういうフットサル大会の場で活躍することで進路先が拓けるということがあると思います。

6番 安井嶺芽選手

―優勝おめでとうございます。賀川浩賞(得点王)も獲りましたね。
ありがとうございます。貪欲に行きました。

―夏と春、二連覇を達成しました。勝因は何だと思いますか?
チームの仲がいいことです。今回は選抜ということで寄せ集めだったんですが、本当にみんな仲良くやれていたのでそれが勝利に繋がったと思います。

―昨夏の全日本ユース(U-18)フットサル大会で全国制覇をしてからこれまでの間、フットサルについてはどのような取り組みをしてきましたか?
フットサルをやる環境はなかったんですが、多摩大学(フットサル部)への進学が決まってからはフットサルの試合を、ドリブルの仕方やブロックの仕方、フットサルの動きをイメージしながら観るようにしていました。

―決勝戦の前にはチームでどのような話をしましたか?
試合前には勝とうということしか言っていなかったのですが、試合中やハーフタイム中には(齋藤)日向くんから細かい指示が少しありました。

―決勝戦の相手、東京都選抜Aのメンバーはフットサルを専門にやっている選手たちですが、対戦してみてどのように感じましたか?
東京都選抜の2セット目(6番 茶碗谷選手、11番 南雲選手、13番 村上選手、15番 鈴木選手)の走り方、スペースに抜ける動きだったり一拍タイミングを置いて前に関わってくる動きだったりが自分たちにはない部分で、そこは最後まで対応しきれなかったです。

―自分たちが勝っていたと思う部分は?
足もとの技術です。

―今大会、個人として出来たと思うところを教えて下さい。
やれていると思ったのは、キックのところだけですね。味方の裏への動きを観ておいてパスを出すところは相手と同じくらいのレベルにはあったかなと思います。でも、体力面がまだ全然だめなのと、もう少しフットサルの勉強をしないと相手の攻撃に対応できないなと思いました。

―印象に残った選手はいますか?
(東京都選抜Aの11番)南雲くんは巧いですね。南雲くんはドリブルが巧くて、前に運ぶ持ち方ができるのですごいなと思いました。

―安井選手はその南雲選手と同じく多摩大学フットサル部に入部するとのことですが、どういう理由で多摩大学を選んだのでしょうか?
フットサル指導者として有名な福角監督の下でやってみたいと思ったからです。

―今後の目標を教えてください。
大学で日本一です。多摩大には健太郎くん(帝京長岡の先輩の石田健太郎選手/多摩大学・バルドラール浦安)もいるので一緒に頑張っていきたいです。

4番 齋藤日向選手

―夏の全日本ユースと合わせて連覇となりました。夏と比べて今大会はどうでしたか?
夏の時は何も知らないでフットサルをやっていたんですが、今回は大会に臨む前に自分で大阪に行って1か月半くらい(シュライカー大阪の)練習に参加して学んだことが多かったので、少しはそれを出せたかなと思います。

―シュライカー大阪に入団しようと思った理由を教えて下さい。
帝京長岡の先輩、佐藤亮さんの下でやりたいというのと、大阪は外国人選手のレベルやチーム全体のレベルも高いですし、木暮監督は日本代表の監督もされていたので、そういう環境の中でもまれたいと思って決めました。

―すでに大阪に拠点を置いているのですか?
はい、寮に住んで、朝はトップ、夜はサテライトの練習に参加しています。

―新潟を離れて大阪で生活をする、シュライカー大阪に入団するというのは大きな決断だったかと思いますが、迷いはありませんでしたか?
学校の先生からは大学に行かないのはリスクがあるという話もされていたんですが、4年後に同じチャンスが来るかと言ったらその保証はないので、自分としては今やれる時にやった方がいいと思って決断しました。それでもしだめでも、成長できること、得られるものがあると思っているので。それと、親が「自分が好きなようにやればいい」と言ってくれて自由な選択肢を与えてくれたのが一番大きいと思います。

―木暮監督の指導を受けてどのように感じていますか?
考えてフットサルすることが毎日の習慣で、考えてやらないとできないトレーニングが多いので、高いレベルの中でやれているなと思います。それに、外国人選手や日本代表のノブさん(小曽戸允哉選手)と一緒にやれているので、吸収するものが多いです。

―今、プレー面で出来ている部分、足りない部分は?
パスの部分はパススピードを意識してあげて通るようになってきていると思います。でも、自分は1対1で抜いてシュートというのが得意ではなくて、いろいろな人からもっと仕掛けた方がいいと言われているので、そこはまだまだだと思います。

―今後の目標を教えて下さい。
チームで試合に出られるようになることと、U-20の日本代表に選ばれることです。そして、将来はA代表に選ばれたいです。

青木監督、安井選手、齋藤選手、ありがとうございました。

U-18新潟県選抜の皆さん、優勝おめでとうございます!新たなステージでの活躍を期待しています!!

2017年4月1日 | カテゴリー :

第16回東京都ユース(U-18)フットサルフェスティバル優勝『FOOTBOZE FUTSAL U-18』インタビュー

優勝:FOOTBOZE FUTSAL U-18
準優勝:フウガドールすみだファルコンズ

 《決勝戦》
FOOTBOZE FUTSAL U-18  1-1(延長0-0)(PK3-2)フウガドールすみだファルコンズ


東京都U-18フットサル冬のチャンピオンを決める『第16回東京都ユース(U-18)フットサルフェスティバル』の決勝戦は、今年度の全日本ユース(U-18)フットサル大会で全国準優勝を果たした『FOOTBOZE FUTSAL U-18』と、第16回東京都フットサルチャレンジU-18の覇者『フウガドールすみだファルコンズ』の対決となった。
3年生が中心で常に安定したプレーを見せるFOOTBOZEと、準々決勝・準決勝でFCレジスタンス(駒大高)と國學院久我山高校Aを破り勢いに乗るファルコンズの対戦は、厳しいプレッシングの掛け合いが続く接戦となる。
前半は、互いにピヴォを起点とした攻撃やセットプレーなどでチャンスを作るも崩し切れず、両チームスコアレスのまま試合を折り返す。
後半2分、ファルコンズ43番 佐藤雄介がキックインからのファー詰めで先制ゴールを決める。 その後も、2点目を狙うファルコンズと何としても同点に追いつきたいFOOTBOZEとの激しいぶつかり合いは続くがスコアは0-1のまま動かない。
そして、試合終了時間が迫る中、FOOTBOZE 39番 南雲颯太が落ち着いた判断で相手の僅かな隙を突き、ゴール前へとボールを繋ぐ。これを14番 村上拓也が決め、FOOTBOZEがぎりぎりのところで同点に追いつく。
試合は1-1のまま延長戦、そして、PK戦へと突入。最後は、FOOTBOZEの守護神、野澤拓実がファルコンズの3人目を止め、FOOTBOZE FUTSAL U-18が第16回大会の栄冠を手にした。
状況認知と瞬時の決断において卓越した能力を発揮し、チームを優勝へと導いた南雲颯太選手、スピード感溢れるアグレッシブなプレーを武器に、攻撃の要として活躍した村上拓也選手に今大会を振り返ってもらうと共に、フットサルの魅力や高校卒業後の進路、目標などについて伺った。

―優勝おめでとうございます!まずは今の気持ちをお聞かせ下さい。

南雲本当に嬉しいです。3年生最後の公式大会ということで、集大成として、全員で力を出して勝つことができました。優勝できて本当に良かったです。
村上ずっとフットボウズでフットサルをやってきて、最後、優勝で終わることができて良かったです。

―今日の初戦、準々決勝の相手はU-18リーグ等で何度も対戦しているZOTT WASEDA JUVENILでしたが、試合を振り返ってみていかがですか。

村上対ZOTTはこれまでの対戦成績はいいのですが、相手はセットプレーも持っていますし、ピヴォの強い選手もいるので苦戦しました。入りは難しかったですが、結果的に2点取ることが出来て良かったです。

―準決勝の府中アスレティック戦は大接戦でしたが、試合終了間際にゴールを決め、劇的な勝利を収めましたね。

南雲:今季はU-18リーグで2回やって2回引き分けということでやり辛い相手ではあったんですが、最後、諦めずにみんなの力で1点をもぎ取ることができました。

―そして迎えた決勝戦。相手は駒大高校と國學院久我山高校を破り勢いに乗るフウガドールすみだファルコンズでした。この試合では今大会初めて先制されてしまいましたが、その時はどういう気持ちでしたか。

南雲:相手の強みで失点してしまいましたが、時間もあったので焦りは感じていなくて、落ち着いてプレーを続けることができました。
村上:自分は内心少し焦っていたんですが、その焦りをなくすように上手く声掛けできたのが良かったです。

―0対1になった後も一進一退の攻防が続き、後半終了ラスト1分20秒でフットボウズがついに同点に追いつきました。その時のプレーを振り返っていただけますでしょうか。

村上:先制されて、とにかくゴールを決めたいと思っていました。(南雲)颯太がゴール前で粘ってくれて、あとは決めるだけでした。まさかポストに当てると思わなかったですが、決まってくれてよかったです笑
南雲:徐々に焦りも出てきていていましたが、最後までチーム全員が諦めず、一点を取るため必死に攻撃し続けたことがゴールに繋がったと思います。

―そして、PK戦での勝利。本当におめでとうございます。

村上: ありがとうございます!PKは野澤が止めてくれると思っていたので勝てると思っていました。
南雲: PKもしっかり練習してきていたので、みんな自信はあったと思います。

―さて、お二人はずっとフットサルをやってきたということですが、フットサルを始めた時期、きっかけを教えていただけますでしょうか。

南雲:小学4年生の時に(FOOTBOZEの)豊田コーチからの誘いがあって始めたのですが、サッカーよりもボールに触れられる時間が長くて楽しかったのでやってみようと思いました。
村上:小学3年生からフットボウズのサッカースクールに通っていて、4年生になる時にFOOTBOZEが本格的にフットサルチームを始めるということで自分も始めました。

―お二人にとってのフットサルの魅力を教えて下さい。

南雲:スピーディーで攻守の切り替えが何度も起こることや、一つ一つのプレーに答えがいくつもあり、その時々で一番いい選択をすること、最後まで何が起こるかわからないことがフットサルの魅力だと思います。
村上:サッカーの試合にほとんど出たことがなくて、ちゃんとサッカーをやったことがないので比較はできないですけど、ピッチも狭くてゴールも近いので、球際の激しさとかスピード感は、見ていて迫力も凄いし、魅力だと思います。

―お二人の高校卒業後の進路、そして目標、夢を教えてください。

南雲:多摩大学体育会フットサル部で福角監督の下、心技体脳しっかり鍛えていき、年代別の日本代表になりたいです。
村上:来年度からはフウガドールすみだバッファローズに入団します。まずバッファローズで活躍することが目標です。将来はFリーグで活躍します。
南雲選手、村上選手、ありがとうございました。今後ますますのご活躍をお祈りしています!!

2017年2月1日 | カテゴリー :

U-18フットサルリーグチャンピオンズカップ2017優勝チーム『HeroFC U18F』インタビュー

【U-18フットサルリーグチャンピオンズカップ2017】2017年1月6日・7日@エコパアリーナ(静岡県)

主催:特定非営利活動法人サロン2002/主管:一般財団法人静岡県サッカー協会フットサル委員会、静岡県フットサル連盟/後援:一般財団法人日本フットサル連盟

試合結果はこちら→大会公式サイト http://u18futsalleague.jp/


1月6日・7日の2日間に渡って静岡県のエコパアリーナにて開催された『U-18フットサルリーグチャンピオンズカップ2017』は、静岡県代表『HeroFC U18F』の優勝で幕を閉じた。

準決勝は、昨年8月の第3回全日本ユース(U-18)フットサル大会で全国準優勝を果たしたFOOTBOZE FUTSAL U-18との対戦。ずっと対戦したい思っていたフットサルの強豪に、HeroFCの選手たちは全身全霊でぶつかっていく。試合は常にFOOTBOZEが先行する展開となるが、引き離されまいとするHeroFCは、多摩大学フットサル部への入団が決まっている5番 木村芳之、聖和学園サッカー部エースとして今年度の全国高校サッカー選手権大会にも出場した10番 原科勇我を中心に猛攻撃を仕掛け、すぐに点を奪い返す。後半9分、Heroはキャプテン福井来のゴールでスコアを4-4にすると、試合終了6秒前、木村の見事なフリーキックで遂に逆転。これが決勝点となり、チャレンジャーとして準決勝に臨んだHeroFCは劇的な勝利を飾った。

そして迎えた決勝戦。相手は、準決勝で龍谷富山高校を8-0で破ったPSTCロンドリーナ U-18。HeroFCにとってこの決勝戦は、前日の1次ラウンドで敗戦を喫した相手との再戦でもあった。選手たちは、強い警戒心とともに、「何としてでも勝って雪辱を果たす」という熱い想いを持ってピッチに立った。序盤、ハーフで引きながらチャンスを狙う両チーム。互いにカウンターを仕掛けるも、相手の必死のディフェンス、GKの好セーブに阻まれ、スコアレスのまま前半を終える。その後も緊迫した攻防戦が続き、1点が勝負を決める展開となるが、後半12分、遂に試合が動く。HeroFC 10番 原科勇我の華麗なアシストから70番 横田海斗が先制点を決めると、続け様に19番 西村響がボールをゴールに押し込む。試合はそのまま2-0で終了。開催地である静岡県代表の『HeroFC U18F』が神奈川県代表のPSTCロンドリーナに見事勝利し、第1回大会の栄冠を手にした。

優勝『HeroFC U18F』

昨年8月の全日本ユース(U-18)フットサル大会でグループリーグ敗退の悔しさを胸に、今大会、優勝を目指してチームの士気を高め続けたキャプテン、福井来選手(17番)、圧倒的なパワーとシュート力で優勝に大きく貢献した木村芳之選手(5番)、卓越したドリブル力で相手を翻弄し攻撃の要として活躍した原科勇我選手(10番)に、優勝の喜び、準決勝・決勝の感想等を伺った。

原科選手、福井選手、木村選手

―ホームでの優勝、おめでとうございます!まずは、今の率直な気持ちを聞かせて下さい。

福井:昨日、(1次ラウンドで)ロンドリーナに負けて本当に悔しかったので、リベンジできてとても嬉しいです。
木村:優勝できて嬉しいです。
原科:決勝戦では自分がシュートを外してしまって難しい試合展開になったので課題は残りましたが、勝てて嬉しいです。

―準決勝、決勝は試合展開こそだいぶ異なりましたが、どちらも本当に素晴らしい戦いぶりでした。まずは、準決勝のフットボウズ戦、HeroFCの皆さんはかなり気持ちが入っていたように見えました。試合前の気持ちや対戦してみての感想を伺えますか。

福井:昨年夏の全日本ユースで、自分たちはグループリーグ敗退だったのに対してフットボウズは2位だったので、格上相手という意識だったんですが、今日の試合では自分たちがやるべきことをしっかりやって勝てたので良かったです。
でも、やはり、フットボウズは本当に自分たちより上手くて、今回の対戦は良い勉強になりました。これからフットボウズを真似て、そして追い越せるように頑張って行きたいです。

FOOTBOZE戦で2本のフリーキックを決めた、木村選手

原科:自分はサッカーをやっていて、フットサルの動きとか守備の切り替えが遅いので、チームに迷惑がかからないようにしようと思ってやっていました。
木村:フットボウズはフットサルの知識がすごいので、正直、勝てないかもという気持ちもありましたが、フットボウズには自分と同じく多摩大に進学予定の選手が二人いるので、その二人には負けないという気持ちで臨みました。あとは、フットボウズはフットサルの動きがすごくうまいので、自分のマークを見失わないように徹底しました。
今日の試合では、フリーキック(2点目の同点ゴールと5点目の決勝ゴール)が練習してきたとおり上手く決まったので、練習していて良かったなと思いました。

―格上と思っていた相手に見事勝利し、迎えた決勝戦。相手は、1次ラウンドで敗戦を喫しているPSTCロンドリーナU-18でした。決勝に向けては、チームで、あるいは個人としてどのような対策を立てたのでしょうか?

福井:ロンドリーナはジャグナウ(Diagonal)がとてもうまくて、前プレでいくと突かれてしまうのので、ハーフで行ってしっかり守備を固めようと思いました。
木村:1次ラウンドではジャグナウの動きについていけていなかったので、それを警戒しました。ロンドリーナもフットボウズと同じように自分たちより格上なので、その相手に勝つにはディフェンスから入るというのを徹底して、チャンスとしてはカウンターだと思っていました。我慢して守ってカウンターで決めるというかたちが上手くいったかなと思います。
原科:1次ラウンドで負けた時に、次はドリブルでもっと自分らしく行こうと思っていたので、その点を意識して試合に臨みました。

聖和学園サッカー部のエースとしても活躍した、原科選手

―ここまでお話しを伺っていて、フットサル専門チームに対するリスペクトを感じますが、今大会では、強豪と言われるフットサルチームに勝つことができました。それは何故だと思いますか?

原科:個人のテクニック、特に自分はドリブルが得意なので、その辺りが上手く発揮できたので勝てたのではないかと思います。
福井:上下関係なく、本当にみんな仲がいいので、それが結果に繋がったんだと思います。
木村:フットサルの人たちは動きの質や切り替えの早さはサッカーをやっている人たちとは全然違っていて、付いていくのがやっとだったんですが、最後は気持ちの面で勝ったと思います。

―福井選手と木村選手は静岡県選抜のメンバーとして3月のユースフットサル選抜トーナメントに出場するそうですが、そこへ向けての意気込みを聞かせて下さい。

福井:今回優勝というかたちで終わることができたので、県選抜の方でも引き続き結果を出せるように頑張りたいです。
木村:自分は初めての選抜入りなんですが、選抜のメンバーもみんな仲が良くてコミュニケーションという点でも困らないので、その中で自分の良さを発揮して、チームに貢献できたらいいなと思います。

キャプテンとしてチームを優勝に導いた福井選手

―最後に、高校卒業後の進路と目標を教えて下さい。

原科:静岡産業大学でサッカーを続けます。1年から試合に出られるように頑張りたいと思います。
福井:大阪成蹊大学でフットサルをやります。1年から試合に出て、全国大会にも出場して、(木村選手が進学する)多摩大学に勝ちたいです。
木村:多摩大フットサル部に入ります。多摩大では1年からレギュラーを取れるように努力して、全国大会では、Heroから大阪成蹊に行く二人(福井選手とGKの曽根颯来選手)に絶対に負けないように、ぶっ潰すつもりで練習に取り組みます!

福井選手、木村選手、原科選手、ありがとうございました。
HeroFC U18Fの皆さんの更なるご活躍をお祈りしています!

2017年1月9日 | カテゴリー :

東京都ユース(U-18)フットサルリーグ1部優勝『FOOTBOZE FUTSAL U-18』茶碗谷廉太朗選手・松田隼選手

東京都ユース(U-18)フットサルリーグ2016シーズン終了を前に『FOOTBOZE FUTSAL U-18』が5年連続7回目の優勝を決めた。今年の全日本ユース(U-18)フットサル大会で全国準優勝を果たした選手たちは、東京都のU-18リーグでも、全14試合で得失点123という圧倒的な強さを見せて栄冠を手にした。

常に勝たなくてはならないという重責を担いながら、キャプテンとして2年間チームを引っ張ってきた茶碗谷廉太朗選手、そして、類稀なボールコントロールスキルと高い得点能力でチームの勝利に大きく貢献した松田隼選手に、優勝の喜び、今後の目標などを伺った。

優勝『FOOTBOZE FUTSAL U-18』

―優勝おめでとうございます。5年連続7回目のリーグ制覇を達成した、今の気持ちをお聞かせください。

茶碗谷自分がU-18リーグに出ていた(中学3年からの)4年間はずっと優勝できたので、嬉しいです。
松田3年生が引っ張ってくれたおかげで優勝することが出来ました。今、2年生は自分を含めて2人しかいませんが、1年生と力を合わせて6連覇目指して頑張っていきたいです。

FOOTBOZEの司令塔、7番 茶碗谷選手

―茶碗谷選手は中学3年の時からU-18リーグに出場していることのことですが、その4年の間に何か気持ちの変化はありましたか?

茶碗谷中3、高1の時は上の代の人たちがいたので気持ち的な重圧はなかったんですが、高2、高3は自分たちが一番上の学年だったので、自分たちがやらないといけない、優勝、連覇もしなければと思っていました。でも、その重圧の中でもしっかりと結果を残すことが出来たので良かったと思います。

―3年生が一人もいない年も勝ち続けられた理由は何だと思いますか?

茶碗谷小学校から一緒にやってきたメンバーや高1から毎日一緒に厳しい練習をしてきたメンバーが何人もいましたし、みんなが普段からフットサルに真剣に取り組んでいるので、それが勝ちに繋がったと思います。

ファンタジスタ、2番 松田隼選手

―もうすぐ3年生がチームを離れるわけですが、松田選手は、これからどのような意識で練習や試合に臨んでいこうと思いますか?

松田自分が一番年上になるので、下の子たちを引っ張っていけるように頑張っていきたいです。そして、何としてでも勝つという気持ちを持って、濃い練習をしていきたいと思います。

―松田選手は、現在、得点ランキング暫定1位です。

松田そうですね、点を取ることがチームの勝ちにも繋がると思うので、これからも自分の持ち味を全部出してたくさん得点していきたいと思っています。得点王も狙いたいです。

松田選手は今季20得点!

―お二人の個人目標、チームとしての目標を教えてください。

松田個人としては、来年の年代別日本代表候補に入れるように頑張っていきたいです。チームとしては、全日本ユースの都大会、関東大会を勝ち抜いて、仙台の舞台に立ちたいです。
茶碗谷まずは、1月のU-18フットサルリーグチャンピオンズカップに東京都ユースリーグの代表として出場するので、しっかり優勝を持って帰って来たいと思います。個人的には、受験もあるので勉強の方も頑張りたいです。フットサルでは次のカテゴリーに行ってもしっかりポジションを取れるように努力して行きます。

茶碗谷選手の冷静で的確な判断がチームに勝利をもたらした

―最後に、現キャプテン、茶碗谷選手から後輩に一言お願いします。

茶碗谷同じフットボウズですが、代ごとに全然違うチームが出来てもいいと思います。実際、僕たちも上の代とは全然違う感じのチームになったので、今の1・2年生たちも自分たちに合ったチームを作って、しっかり結果を出していければいいと思います。

茶碗谷選手、松田選手、ありがとうございました!
U-18フットサルリーグチャンピオンズカップ(2017年1月6日・7日@エコパアリーナ)でのご活躍をお祈りしています!

第22回全日本ユース(U-15)フットサル大会関東大会/優勝『ACカラクテル』準優勝『フウガドールすみだウイングス』

11月27日(日)、小金井市総合体育館で開催された第22回全日本ユース(U-15)フットサル大会関東大会は、千葉県第1代表『ACカラクテル』の優勝で幕を閉じた。『ACカラクテル』(千葉県)と準優勝『フウガドールすみだウイングス』(東京都)は、1月7日~9日、三重県営サンアリーナで開催される全国大会に出場する。

対戦結果はこちら

優勝・準優勝チーム 監督インタビュー&選手コメント

優勝『ACカラクテル』(千葉県)

優勝『ACカラクテル』(千葉県第1代表)

『ACカラクテル』
相馬 直人監督
(準決勝を終えて)
20-1―全国大会出場おめでとうございます。全国大会の出場権をかけた準決勝の相手は、千葉県大会でも対戦したカナリーニョFCでしたが、試合を振り返ってみていかがですか?

緊張もあって立ち上がりは硬かったんですが、気持ちをうまく取り戻して、落ち着いて最後までプレーすることができたことが勝ちに繋がったと思います。

―サッカーチームであるACカラクテルがフットサルに取り組んでいる理由を教えてください。

僕たちはサッカーとフットサルがリンクしていると思っているので、サッカーの入り口としてフットサルを教えて、そこから徐々にサッカーに繋げていくような取り組みをしています。
練習場のスペースがあまり広くなくて体育館で練習することも多いので、フットサルトレーニングは必須ですし、他のサッカーチームに比べるとフットサルの練習をする回数は多いと思います。全国へ向けても今まで通りフットサルの練習を重ねていきたいと思います。

13-2―全国大会ではどのような戦いをしたいですか?

全国ではできる限り勝ち進みたいという気持ちはありますが、それよりも一人一人が駆け引きのあるプレーをすることやテクニカルな部分で観ている人が楽しめるようなプレーをすることが大事だと思っています。カラクテルの一番の良さである一体感、団結力を大切に、このままいい雰囲気で全国大会に臨みたいと思います。

21番 松谷 昂輝選手(キャプテン)

全国の舞台で自信をもってプレーできるように、ここがスタートだと思って練習を頑張っていきたいです。高円宮杯の時にも言ったのですが、カラクテル全員で戦って、必ず全国優勝したいと思います。

19-128番 松井 朱真選手

今の自分に満足せず、一人一人、練習からしっかり声を出して真剣に取り組んでいきたいと思います。全国では自分のいいことろを出せるように頑張りたいです。そして、チーム全員で一丸となって戦い、優勝したいと思います。

相馬監督、松谷選手、松井選手、ありがとうございました。
全国大会でのご活躍をお祈りしています!!


準優勝『フウガドールすみだウイングス』(東京都)

準優勝『フウガドールすみだウイングス』(東京都第1代表)

『フウガドールすみだウイングス』 
須賀 雄大監督
(決勝戦を終えて)
33―全国大会出場おめでとうございます。まずは、本日の関東大会2次ラウンドに向けてどのような準備をされてきたか教えていただけますでしょうか。

彼らは2年半、平日週4の練習と週末の試合をこなしてきているので、改めて新しいことをやるということではなくて、自分たちのストロングポイントを再確認してそれをブラッシュアップするような1カ月にしました。
「切り替えゼロ秒」という僕らのアイデンティティを改めてクラブのカラーとしてしっかり考えましたし、トップチームと同じく前からプレスをかけてボールを奪いにいくという姿勢もあるチームなので、その部分も改めて意識しました。あとは、サッカーチームとの対戦もあると思っていたので、より自分たちが主導権を握るために、一人だけではなく二人、三人、四人と絡んでいく攻撃の精度を上げてきました。

―決勝のACカラクテル戦は苦しい戦いとなりましたが、その要因はどこにあると思いますか?

僕らはフィジカルのアドバンテージをもともと持っていないチームだと思っているので、そこをいかにテクニックや集団の戦術でもってくかということを意識してやっているんですが、決勝では少し(悪いことではないんですが)個人 対 個人の意識になり過ぎた部分はあったかなと思います。あとは、サッカー系チームとやるとフットサルチームよりはロングボールが多くなりますが、それに慣れない部分があってやられてしまったかなという印象があります。

―全国大会もサッカーチームが多く出場すると思いますが、どのような準備をして、どうのような戦いをしたいですか?

30今日の敗戦はみんな心の中に持ちながら挑むことになると思うので、彼ら自身が感じたことを課題として、個人としても取り組んで欲しいと思います。もちろんチームとしても、自分たちが練習でやっているようなプレーを相手がしてこなかった時の柔軟性も高めていきたいと思っています。ですが、彼らはまだ結果を残す年代ではないと思っているので、何よりもまず彼らが納得する形で試合に挑んで、全部出し切ったと思えるような試合をしてもらうのが僕らの役目だと思っています。対策ということで彼らの一番大事な大会を悪戯にいじるのではなくて、まずは自分たちのやることをしっかり意識すること、改めてストロングポイントに自信を持つことが大事なことだと思っています。

4番 竹内 達哉選手(キャプテン)

全国優勝はずっと思っていた目標なので、そこに向かってフウガらしさを出して、みんなで勝っていきたいです。ベンチからもコートの中の選手もみんなが声を出して一体となり、勝利に向かっていきたいと思います。

328番 甘利 斗亜選手

まだ全国大会まで時間があるので、もっとレベルアップできるように練習を頑張っていきたいです。全国の舞台では、今までやってきたことをすべて出し切って、負けたチームのためにも優勝したいです。

須賀監督、竹内選手、甘利選手、ありがとうございました。
全国大会でのご活躍をお祈りしています!!

2016年11月28日 | カテゴリー :

第3回全日本ユース(U-18)フットサル大会★準優勝チーム「フットボウズ・フットサルU-18」インタビュー

帝京長岡高等学校(北信越地域代表) vs フットボウズ・フットサル U-18(関東地域第1代表)の決勝戦は、延長の末に8-6で帝京長岡が勝利。全日本ユースを最大の目標として活動してきた「フットボウズ・フットサル U-18」は惜しくも優勝を逃した。しかし、最後までフットサルチームらしさを失わなかったその戦いぶりは、多くの観客に感動を与え、中高生フットサル選手たちに夢を与えた。

このチームのキャプテンであり、冷静に相手の状況を読み取る力で仲間を決勝へと導いたフットボウズの頭脳、茶碗谷廉太朗選手、フィクソとしてもピヴォとしても超高校生級のプレーを展開し、チームの危機を救った岡部直樹選手、攻守において一手先を見ながらプレーをクリエイトし、常にチームの要として活躍した南雲颯太選手にお話を伺った。

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―全日本ユース、お疲れ様でした。大会が終わって10日程経ちましたが、準優勝という結果について今はどう感じていますか?

茶碗谷:悔しいですが、全日本ユースの出場チームの殆どがサッカーチームという状況の中で、フットサルチームとして違いを見せることは出来たのではないかと思います。

岡部:フットサルチームとして出場して決勝まで残れたことは誇らしいですし、決勝でも、フットサルをやっている中高生、フットサルに興味を持っている中高生に希望を与えるような戦いができたことは良かったです。

南雲:悔しいですね。試合の動画を観返しても勝つチャンスはあったなと感じるので、逆転されたのは今でも悔しいですが、この試合があったから今がある、これからがあると思って、また頑張っていきたいです。

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中央学院戦での茶碗谷廉太朗選手

―1次ラウンド(予選)を突破して迎えた準々決勝。対戦相手は、ユースフットサル選抜トーナメント関東大会(千葉県選抜の主要メンバーが中央学院)、全日本ユース関東大会でも対戦している中央学院高等学校(関東第2代表)でした。同校との過去2回の対戦と比べ、今回はフットボウズが終始優勢だったように思いますが。

茶碗谷過去2回の対戦では、中央学院は全員が1対1で仕掛けてくる形だったのですが、今回はいわゆるフットサル的な動きが増えていたので、正直、前よりも守備などの面で対応がしやすかったです。自分たちが理想としている試合運びが出来ました。

―準決勝はフィジカルの強い、香川県立高松商業高等学校(四国地域代表)との対戦。0-2から同点に追いつくという展開でしたが、試合を振り返ってみていかがですか?

高松商戦でゴールを決めた岡部直樹選手

高松商戦でゴールを決めた岡部直樹選手

岡部:相手の特長でもある球際の強さ、フィジカル能力の高さというのはフットボウズには足りないので、それ以外の所で点が取れないと厳しいかなと思っていました。今回は大会を通して自分はフィクソとしてプレーしていたんですが、0-2とされてからは、自分がピヴォになってどうにかしないと勝てないと思って自ら前に行きました。いい時間帯で1点返すことが出来て良かったです。パワープレーで取った2点目に関しては気持ちで取った点なので、みんなのゴールです。

―2-2の同点で前後半が終了。決勝に進めるかどうかが決まるPK戦はかなり緊張したのではないでしょうか?

茶碗谷:これまでもいろいろな大会でPKを経験していたので、あまり緊張せずに決めることができました。

岡部:相手の1本目を野澤が止めてくれたので流れはこっちのものだと思って、思いっきりゴールに突き刺しました。

―高松商戦は魂で勝ち取った1勝だったと思います。そして、決勝戦は帝京長岡高等学校との対戦。正直、試合前は帝京長岡が優勢かと思っていたのですが、実際には、後半途中まではフットボウズペースで試合が進みました。前半2-0で折り返しましたが、ハーフタイムではどのようなお話をしたのでしょうか?

南雲:自分たちがこれまで何度も0-2をひっくり返して勝ってきた経験があるので、2-0で勝っていても全然安心はしていなくて、集中して3点目を取りに行こうという話をしていました。

茶碗谷:試合前に分析担当のコーチが分析した内容をボードに書いてくれていたので、ハーフタイムはそれを確認し、あとは延長戦になっても戦えるよう、とにかく疲れを取ることを優先しました。

―後半入ってすぐに追加点で3-0とし、その後、3-1、4-1、4-2、5-2という展開。取られても取り返し、3回目の3点リードで、フットボウズの勝利が見えてきたかと思ったのですが、結果的には、ここから一気に同点に追いつかれてしまいました。この時の状況を教えていただけますか。

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決勝、帝京長岡戦での南雲颯太選手

茶碗谷:5-2になった辺りで相手が4番をピヴォに入れて、キーパーからどんどん4番に当てる、後ろも組み立てずに4番に当てるということをやり始めたんですが、あれは今大会で帝京長岡が一度もやってこなかった戦い方でした。それまでの戦い方を見る限りでは、後ろにいる4番と6番のスイッチの所をしっかり対応すれば大丈夫だということで、その通りにやって決勝で5-2までもっていけたんですけど、相手が4番を前に送ってからは上手く4番に収まるようになり、自分たちはそれに対応出来なくて5-5まで行ってしまいました。

相手はパスが上手いチームだったので、投げてくるというのは想定もしていなかったですし、試合前の予想に反して自分たちが試合を優位に運んだことで、油断が生まれてしまった部分もあると思います。疲れのある中で、1対1もそれまでのようには対応できなくなり、ディフェンスも後手になり、ファウルもたまっていってしまいました。

岡部:一番は相手のメンタルにやられました。自分たちは今まで3点差をひっくり返された経験はなかったんですが、帝京長岡にはそれが出来るメンタルがあった。それが結果に表れたんだと思います。

南雲:5-2,5-3となっていく中でみんなの中に少しずつ焦りが出てきてファウルがたまってしまう、足が止まってきて抜かれてしまうという状況だったので、ベンチ含めみんなでもう少し声掛けをして、ディフェンス、オフェンスをすればよかったと思います。

フットサルチームとしての誇りを胸に

フットサルチームとしての誇りを胸に

―今大会、4日間6試合を全力で戦い抜き、どんなことを感じましたか?そして、今後フットサルにどう取り組んでいきたいですか?

茶碗谷フットボウズの目標だった「全日本ユースの決勝の舞台で自分たちのフットサルをする」というのは出来たのですが、大会を通してまだ個人の部分でサッカーエリートとの差を感じました。フットサルチームであっても、フットサルの技術だけでなく、サッカーをやっている人たちの1対1とか技術を超えられるようなトレーニングをしていかなればサッカーチームに勝てないと思いますし、個人としても上のレベルではやっていけないと思います。今回はそれを知るいい大会でした。

岡部:あのピッチに立てたことは今後の財産になるし、フットサル界に希望を与えられた戦いでもあったので、そこは誇りに思います。ただ、個人としてもチームとしても課題がすごく出たので、それを一個一個消化しながら上のレベルでプレーできたらいいなと思います。

南雲:ゼビオアリーナという素晴らしい舞台で決勝戦ができたのは本当に良かったです。自分たちみたいなフットサルチームでもあそこまで行けるということは証明できたと思うので、いつかフットサルチームが優勝するのを期待して、自分も上のレベルでプレーできるように頑張っていきたいです。

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茶碗谷選手、岡部選手、南雲選手、ありがとうございました!フットサル選手として今後ますますのご活躍をお祈りしています!

試合動画

準々決勝 フットボウズ・フットサル U-18 vs 中央学院高等学校

準決勝 フットボウズ・フットサル U-18 vs 香川県立高松商業高等学校

決勝 フットボウズ・フットサル U-18 vs 帝京長岡高等学校

2016年8月18日 | カテゴリー :

第16回東京都フットサルチャレンジU-18★優勝「フウガドールすみだファルコンズ」インタビュー

1次ラウンド・2次ラウンド計6試合で32得点2失点と、圧倒的な強さで「第16回東京都フットサルチャレンジ U-18」を制した「フウガドールすみだファルコンズ」。精鋭が集まるそのチームの中でも一際目を引くシュートセンスと確かな足元の技術を武器に、チームを勝利へと導いた40番 垂井斗我選手、誰よりも熱く懸命にピッチを走り回り、決勝では見事なロングシュートを決めた42番 畠山勇気選手にお話しを伺いました。

優勝「フウガドールすみだファルコンズ」

優勝「フウガドールすみだファルコンズ」

―ホンダカップU-18全国制覇に続いて、東京都フットサルチャレンジU-18での優勝、おめでとうございます!

垂井:ありがとうございます。このメンバーでしっかり練習して積み上げてきたものが、この舞台で発揮できたので、とても嬉しいです。

畠山:最高です!もう最高です!

P1390828―今大会ではいつもの攻撃力に加えて守備の堅さも印象に残りました。

垂井:チームで守備の強化は課題になっていましたし、相手に依って前から行ったり引いたりと、しっかり対応してプレーできたのが良かったと思います。そして何より、ピッチの選手とベンチの選手が一体となって守備に関してしっかり声掛けをしたことが優勝に繋がったのだと思います。

―今大会ご自身のプレーは満足のいくものでしたか?

畠山:決勝で決めたゴールはやばいです。あれはもう世界レベルです。(笑)

垂井:今大会通して調子が良くて、決勝の舞台では最初に2得点できてチームの流れを引き寄せられたのは大きいと思います。得点に何よりもこだわっていたので、決勝でチームの勝利に貢献出来て良かったです。

―ファルコンズは今大会に参加したチームの中で一際存在感を放っていました。それは強いからというだけではなく、チームの雰囲気による部分もあると思いますが、普段からチームとして意識していることはありますか?

垂井:どのチームよりも熱く、いい意味で一番うるさく、というのは意識しています。そして、会場を沸かせられるような、多くの人に観てもらえるようなチームを目指して日々やっています。

P1390814―その「フウガらしさ」はどうやって作り出しているのでしょうか?コーチの方などから「こうあるべき」というようなお話があるのでしょうか?

畠山:誰かから言われてということではないです。みんな目指している所が高いので、その気持ちが自然と表れているんだと思います。

―垂井選手は今大会でも10得点以上していて、リーグ戦や他の大会を観てもシュート力が突出していると感じます。

自分はシュートが下手だからこそ、シュートへのこだわりが誰よりもあると思います。強さだけでなくコースを突くこと等はまだまだ足りないと思いますが、僕はこれからまだまだ成長できると思っているので、もっと上を目指して頑張っていきたいです。シュートもスピードも技術も上げていきたいです。あと、本来自分はドリブルを得意としているんですが、もっともっと足元の技術を上げていかないとFリーグでは活躍できないと思うので、本当にそこはしっかりやっていきたいです。

―畠山選手は、今後どういう部分を伸ばしていきたいですか?

畠山:全部ですが、特にボラ選手のような身体を作りたいです。ボラ選手を超えるのが目標です。

―最後に個人目標、チーム目標をお願いします。

垂井:何よりも、早くトップチームに上がることが一番大事だと思っています。Fリーグは憧れの舞台なので、そこはしっかり目指していきたいです。そして、いつかは世界にも挑戦したいです。ファルコンズで3年生は僕一人なんですが、1、2年が本当に頑張ってくれていて、このメンバーなら来週の神戸の大会(「グリーンアリーナ神戸カップ U-18フットサルフェスティバル」8月24日・25日)でも負けないと思うので、絶対優勝できるように頑張ります。

畠山:個人としては、まずはバッファローズに上がることで、その後、トップ、日本代表というのが目標です。チームとしては、来年、全日本ユースで全国大会に出て優勝することを目標にして頑張っていきたいです。より高みを目指してみんなで頑張りましょう!!

畠山勇気選手、垂井斗我選手

畠山勇気選手、垂井斗我選手

垂井選手、畠山選手、ありがとうございました!今後、益々の活躍を期待しています!!