第18回東京都フットサルチャレンジU-18優勝『ASV PESCADOLA町田 U-18』板橋琉聖選手・毛利元亮選手インタビュー

2018年8月11日・12日、駒沢屋内球技場にて、東京都フットサルチャレンジU-18が開催された。今年、18回目を迎える今大会を制したのは「ASV ペスカドーラ町田 U-18」。

ASVペスカドーラ町田 U-18は、昨年の発足以来、順調に勝利を重ね、東京都U-18リーグでは1部昇格も果たした。しかし一方で、昨年夏の東京都フットサルチャレンジU-18ではフウガドールすみだファルコンズに、冬の東京都ユース(U-18)フットサルフェスティバルでは國學院久我山にそれぞれ決勝で敗れ、今年6月の全日本U-18フットサル選手権大会東京都大会では準々決勝でフットボウズ・フットサルに惜敗。悔し涙を流した。

そして迎えた今大会。前日までの遠征の疲れが残る中、選手たちは1日目のグループリーグと2日目のトーナメント全5試合を心を一つにして戦い抜いた。決勝では、序盤から前回大会覇者フウガドールすみだファルコンズを圧倒する戦いぶりを見せる。まずは、試合開始2分、チームの攻撃の主軸である9番 毛利が豪快に先制点を決めると、8分には10番 倉科が貴重な追加点を入れる。この町田の勢いは後半に入っても止まらず、16分には、5番 雲切が試合を決める3点目を入れる。その後、パワープレーに出たファルコンズに1失点を喫するも、町田は気迫のこもった守りで追加点を許さない。試合終了間際には、毛利がこの試合で自身2点目となるゴールを決め、ASVペスカドーラ町田 U-18がフウガドールすみだファルコンズを相手に、スコア4-1で見事な勝利を収めた。

「自分に出来ることは、体を張って戦うことと声を出してチームをいい雰囲気にすること」。その言葉通り、気迫溢れるプレーでチームの士気を高め続けたキャプテン、板橋琉聖選手。そして、卓越した得点能力で常に相手に脅威を与え続け、今大会でも決勝で2得点の大活躍を見せた毛利元亮選手に、優勝の喜び、今後の目標等を伺った。

9番 毛利元亮選手・7番 板橋琉聖選手

―優勝おめでとうございます!まずは、今の率直なお気持ちをお聞かせください。

板橋:これまでシルバーコレクターと言われていて、今回初めて優勝できたので本当にすごく嬉しいです。
毛利:嬉しいです!応援に来てくださったサポーターの皆さんやBチームのメンバー、そしてサポートしてくれた全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

―準決勝の府中アスレティックFC U-18との試合はスコアレスドローで、PK戦までもつれ込みましたが、振り返ってみていかがですか?

板橋:府中は自分の古巣ということで知っているメンバーも多かったんですが、本当にみんな上手くて、難しい試合になりました。20分間の試合の中では点を取ることが出来ずPK戦になりましたが、最後は勝つことができて良かったです。
毛利:たくさんチャンスがあった中で自分が決めきれずPK戦になってしまいましたが、その前の府中 対 フットボウズのPK戦を観ていたおかげで、しっかりPKを止めることも決めることもできたので良かったと思います。

―決勝は昨年と同じ相手、フウガドールすみだファルコンズとの対戦でした。どういう気持ちで試合に臨みましたか?

板橋:自分たちが去年よりも成長したところを出すことができて良かったです。今後も、もっと成長できるように頑張りたいと思います。
毛利:今日は、個人的には、準々決勝、準決勝と点を取ることができなかったんですが、決勝では先制点を取ってチームの勝利に貢献することができたので良かったです。

―同じFリーグの下部組織であり、全国準優勝に輝いたファルコンズと対戦するにあたり、何か特別な想いはありましたか?

板橋:ファルコンズだから特に意識するということはなかったです。今大会は、最初から最後まで、一戦一戦、大事に戦いました。

―板橋選手がキャプテンとして普段から心掛けていることはありますか?

板橋:自分は得点力がなくて体を張ることしかできないので、声を出してチームをいい雰囲気にするという事をいつも心掛けています。

―最後に、お二人の今後の目標をお聞かせいただけますでしょうか。

板橋:チームとしては、冬の東京都ユース(U-18)フットサルフェスティバルでも優勝して、夏冬連覇できるように頑張りたいです。東京都ユースリーグは1位しか見えていないです。優勝目指して全員で頑張ります。
個人としては、トップチームの日根野谷選手のように、声を出してチームを盛り上げて、指示を出せる選手になっていきたいです。
毛利:点を取ってチームを勢いづけることができる選手、チームを勝たせることができる選手になりたいです。全試合、自分が点を取って、チームを勝たせます!そしていつか、トップチームの森岡薫選手を超えていけるような選手になりたいです。

ペスカドーラ町田 U-18の皆さん、初優勝おめでとうございます!今後ますますのご活躍をお祈りしています!

『ASV PESCADOLA 町田 U-18』優勝インタビュー~日本フットサル界のカリスマ、甲斐修侍監督が語る、育成の未来~

2018年8月11日・12日、駒沢屋内球技場で開催された「第18回東京都フットサルチャレンジU-18」は、ASV PESCADOLA町田 U-18が決勝でフウガドールすみだファルコンズ(第5回全日本U-18フットサル選手権大会全国準優勝)を破り、念願の初優勝を飾った。

創設2年目ながら、東京都U-18の頂点の立ったこのチームを率いるのは、日本フットサル界のカリスマ、甲斐修侍監督。

甲斐監督は、2年前にFリーグ所属のトップチーム「ASV PESCADOLA 町田」での選手生活を終えると、同クラブのアカデミー部門の指導にあたり、東京都U-18でタイトルを獲得するまでにチームを強化してきた。しかし、これまで日本フットサル界を牽引してきたカリスマが目指すところはまだ遥か先にある。

育成の未来について、甲斐修侍監督に語っていただいた。

甲斐修侍監督

―初優勝おめでとうございます!

ありがとうございます。去年、この大会の決勝で敗れて、冬の東京都ユースでも敗れて、そして直前のグリーンアリーナ神戸カップ(8月9日・10日開催)でも敗れてしまったので、本当に優勝するって難しいって改めて感じながら、それを選手たちにも話しながらやってきました。
優勝しないと見えない景色もあるし、優勝するということを経験しないと次に繋がるものを得られないという話をして、そこだけを目指してやってきたので、今回優勝することができて本当に良かったと思います。

―お話にもあったように、昨年から準優勝が続きました。選手たちも本当に悔しい思いをしてきたかと思いますが、これまであと一歩のところで敗れてしまっていた要因は何だったと思われますか?

これまでを振り返ると、準決勝まではいい戦いができていたのに、決勝ではメンタル的な整理がついていなかったり気持ちが強く出過ぎたり、コントロールできないということが一番大きかったですね。決して優勝できないようなコンディションではなかったはずなので、ゲームを管理する能力が足りていなかったということだと思います。今大会は二日間通してそこがうまくいったので、この結果に繋がったのではないかと思います。

―準決勝の府中戦はスコアレスドローで、PK戦での勝利となりましたが、この展開は想定していらっしゃいましたか?

試合前から、1点勝負の難しい試合になると思っていましたし、PK戦になることもかなり想定していました。今回は、どのチームと対戦しても、失点して(点を取り返す)時間が足りなくてそのまま負けてしまうということが起こり得るレギュレーション(ランニングタイム10分ハーフ前後半)だったと思います。その中で、点を取れなくても取らせないことで、最悪PKに持っていくというところは保てたので、そこは良かったかなと思います。

―そして、決勝戦は去年と同カード、フウガドールすみだファルコンズとの対戦となりました。試合前には、選手たちにどのようなお話をされたのでしょうか?

フウガのスカウティングは少ししていたので戦術的な話もしましたが、それ以上に、メンタル的に自分をコントロールしてゲームをコントロールすることの重要性についてしっかりと話しました。

―決勝は、選手たちの気迫が良い形で出た素晴らしい試合だったと思います。
さて、ペスカドーラ町田は、2年前にU-15を、そして昨年にはU-18を創設されたわけですが、そこに至るまでの経緯を教えていただけますでしょうか。

もちろんトップチームがFリーグに参戦しているので、下部組織の形成はずっとやらなければならない課題だったんですが、ようやく2年前にコーチやスタッフの体制が整い、着手することができました。今は、3ヶ月、半年単位で、どういう育成でどういう下部組織にしていくかを模索しながらやっているところです。

―下部組織の指導を始めて感じられたこと等ありましたら、お聞かせいただけますでしょうか。

元々フットサルをやってきた子たちではないので、何も知らない子たちにフットサルを伝えていくという意味では難しさがありました。一方で、この2年間指導をしてきて感じたのは、子どもたちには僕ら指導者側のモノサシでは測れない成長スピード、可能性があるということです。U-15から見始めた子たちが今は高2になったんですが、その子たちのスキルの移り変わりというのは、正直、見始めた時には想像し得なかったものです。今、(指導を始めてから)3年目を迎えて、「子どもたちの方向性や選手の価値というのは、僕ら指導者が決めてはいけない」ということを改めて感じ、日々勉強しながら指導にあたっています。

―今後の下部組織の方向性、目標などを教えていただけますでしょうか。

この2年やってきてすごく感じたのは、「今、U-18でやれていることをU-15で終えていたい」ということです。それが今の一番の目標です。もっともっと早いうちから子どもたちに刺激を与えられるような環境にしていかないと、16歳、17歳くらいでFリーグデビューできるような選手は生まれてこないと思います。初めてフットサルに触れるのが15歳というのと、(もっと早い段階で触れるのとでは)全然違うと思うので。

―では、小学生年代もスクールだけでなく、U-18やU-15のような形にすることも考えていらっしゃるのでしょうか?

もちろん、近い将来、U-12もアカデミーも作りたいと思っています。ただ、そのためには、U-15やU-18のような、しっかりしたリーグや大会という土台が必要かと思います。U-12の環境がもっともっと充実してくれば、サッカーと掛け持ちでやりながらも子どもたちがフットサルを経験できる機会が増えてくると思います。

―最後に、今年度のU-18の目標をお願いします。

全日本U-18が本当に悔しい結果で終わったので、その悔しさをリーグ戦にぶつけていきたいと思います。東京都U-18リーグで優勝することを最大の目標にして、もっといいチームになれるように練習していきます。

甲斐監督、貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。近い将来、高校生年代のFリーガーが生まれ、日本フットサル界に旋風を巻き起こすことを楽しみにしています!

JFA 第5回全日本U-18フットサル選手権大会 東京都大会優勝『フウガドールすみだファルコンズ』佐藤雄介選手インタビュー

6月10日(日)筑波大学附属高校体育館にて、『JFA第5回全日本U-18フットサル選手権大会 東京都大会』の準決勝・決勝が行われた。

激戦区、東京都の頂上決戦は、『フウガドールすみだファルコンズ vs フットボウズ・フットサル U-18』。本大会で全国大会出場の経験を持つチーム同士の決勝戦の会場は、大勢のサポーターたちの熱気で包まれた。

気迫と緊張が入り混じる中、20分プレーイングタイムの戦いが始まった。前半4分、ファルコンズがフットボウズのハンドによりPKを与えられ、キャプテン 佐藤雄介がこれを決める。そして8分には、再び佐藤がコーナーキックから追加点を挙げ、ファルコンズが2点先行で試合を折り返す。
後半に入ると、フットボウズはキーパーの長井雄を上げてパワープレーを開始、再三チャンスを作るもゴールは奪えず。対するファルコンズは、佐藤雄介からゴール前でパスを受けた佐々木拓海が試合を決定づける3点目を決める。
その後、試合終了まで拮抗した展開が続くがスコアは動かず。ファルコンズが3-0でフットボウズを下し、2年連続2回目の東京都大会優勝を飾った。

フウガドールすみだファルコンズは、7月14日(土)15日(日)、栃木県の県北体育館にて開催される関東大会に出場、全国大会への出場権を懸けて戦う。

【結果】
優勝:フウガドールすみだファルコンズ
準優勝:フットボウズ・フットサル U-18
第3位:セイリツA
第3位:府中アスレティックFC U-18

《準決勝》
①フウガドールすみだファルコンズ 6-0 セイリツA
②フットボウズ・フットサル U-18  2-1 府中アスレティックFC U-18

《決勝》
フウガドールすみだファルコンズ 3-0 フットボウズ・フットサル U-18


昨年度、数々の輝かしい戦績を残したフウガドールすみだファルコンズのキャプテンを引き継ぎ、その重責と戦いながら、見事チームを都大会優勝へと導いた佐藤雄介選手に、優勝の喜びや関東大会・全国大会への意気込みを伺いました。

 ―優勝おめでとうございます!2年連続の優勝となりました。まずは、今のお気持ちをお聞かせください。

本当に嬉しいです。頼りにしていた勇気と翔也(現在、フウガドールすみだバッファローズに所属する畠山勇気選手と茂呂翔也選手。共に、U-19フットサル日本代表候補)がいなくなって、このままでは勝てないんじゃないかと思っていた時期もありましたが、今回、結果を出すことができて良かったです。

―今大会、1次ラウンドから2次ラウンドまで快勝が続きましたね。

目の前の一戦一戦を大切に戦っていたら、自ずと結果がついてきました。

―決勝はフットボウズとの対戦になりました。フットボウズ対策としては、試合前にどのような話をしたのでしょうか?

準決勝の府中との戦い方を観ていて、キーパーが前に出て攻めてくることが多かったので、その対応でミスが出ないように確認しました。

―イメージ通りのプレーができましたか?

120点です。

―関東大会への意気込みをお聞かせください。

去年は3位決定戦で勝って全国に行ったので、今年は関東大会で優勝して、関東第1代表として全国に行きたいと思います。

―関東大会へ向けて、チームとしての課題はありますか?今日の出来が120点ということなので、課題はないでしょうか?

(100点満点の120点ではなく)1000点満点の120点なので、これから残り880点を関東大会までに修正します。

―(笑)たくさんの課題がありそうですね。具体的には、どのような点に重点を置いて準備をしていきたいですか?

一つ目は、サッカーチーム対策です。関東、全国では、サッカーチームとの対戦が多くなると思いますが、サッカーチームはクリアランスなどは投げてくることが多いので、ロングボールの対策をしっかりやりたいです。
二つ目は、チーム全員が「試合を自分が動かす」という意識を持つことです。

―キャプテンとして気を付けていること、チームをまとめるために意識していることがあれば教えてください。

後ろから背中を押すよりも自分が背中で語ればみんなが付いてきてくれると思うので、プレーで見せたいと思います。まだチームのまとまりが50%くらいなので、これからもっとチームが一丸になれるようにしていきたいと思います。

―最後に、まだ関東大会前ではありますが・・・全国大会への意気込みもお願いします!

出場チームはサッカーチームが多いので、自分たちはフットサルチームとしてのプライド、誇りを持って、フットサルで日本一になりたいと思います!


フウガドールすみだファルコンズの皆さん、東京都大会優勝おめでとうございます!関東大会、そして全国大会でのご活躍をお祈りしています!!

第4回全日本ユース(U-18)フットサル大会優勝『矢板中央高等学校』インタビュー

『第4回全日本ユース(U-18)フットサル大会』は、8月17日(木)~20日(日)、宮城県仙台市のゼビオアリーナ/カメイアリーナ(仙台市体育館)にて開催され、矢板中央高等学校(関東地域第1代表/栃木県)が決勝戦で新潟県立長岡向陵高等学校(北信越地域第2代表/新潟県)を3-1で下し、初出場にして高校生年代のフットサル日本一に輝いた。

今大会の矢板中央高校はサッカー部の2年生を中心としたチームで、フットサル経験者がほぼいない中、激戦区である関東を制し、全国への切符を手にした。
そして迎えた全国大会。1日目・2日目に行われた1次ラウンド(予選グループリーグ)では、日南学園に6-6の引き分け、北星学園にも4-3で辛勝するなど苦戦を強いられたが、進んだ決勝ラウンドでは持ち前のパワフルな攻撃力を遺憾なく発揮し、新潟県立長岡向陵高等学校と共に決勝の舞台に立った。
決勝戦では、矢板中央高校が序盤から仕掛けるも、長岡向陵高校の懸命な守りに阻まれ得点には至らず、両チームスコアレスの状態が続く。その均衡を破ったのは、ここまでの試合で16得点を挙げていた矢板中央、15番 大塚尋斗だった。大塚は前半終了間際、右サイドから技ありのトゥーキックで先制ゴールを決め、チームに勢いをもたらす。更に、後半30分に鮮烈なボレーシュートを決めると、その直後にもリバウンドを押し込みハットトリック。その後、長岡向陵が1点返すも、矢板中央は堅守で長岡向陵に追加点を許さず、見事、第4回大会の覇者となった。

大会公式サイト(結果・チーム紹介等)

優勝『矢板中央高等学校』=ゼビオアリーナ仙台

栃木県予選から関東大会、全国大会と、フットサルの試合を経験する毎に成長していく選手たちを見守り、信じ、優勝まで導いた君嶋渡紀子監督、フットサルのゴレイロ経験がないことを感じさせない果敢なセービングで、勝利に大きく貢献したGK 吉沢亮選手(No.1)、そして、全6試合で大会新記録となる19得点を挙げ、他チームからも「モンスター」「別次元」と評される程の力を見せつけた大塚尋斗選手(No.15)に大会を振り返っていただくと共に、今後の目標などを伺った。

君嶋 渡紀子監督

―優勝おめでとうございます!

ありがとうございます。県予選から関東、全国と、試合をやりながらフットサルを練習してきたようなかたちでしたので、まさかここまで来られるとは。子どもたちが本当によくやってくれました。

―まず初めに、矢板中央高校サッカー部が今回フットサル大会に参加した理由を教えていただけますでしょうか。

サッカー部には部員が160人いて、そのうちトップチームに入れない子が130人程度いるので、監督が「トップ以外の子にもチャンスを」ということで、栃木県予選に参加することにしました。当初は関東大会出場を目標にしていて、正直、全国大会までは考えていませんでした。

―当初目標にしていた関東大会では危なげなく勝利し、関東地域第1代表として今大会に出場することになったわけですが、この4日間を振り返っていかがですか?1次ラウンドも含め、印象に残っている試合、難しかった試合はありますか?

1次ラウンドの日南学園戦が一番辛かったです。(大会1日目の)1試合目(メッセ天下茶屋FC U-18戦・11:00キックオフ)が終わって2試合目(日南学園高校戦・19:00キックオフ)までかなり時間があったんですが、そういう経験もあまりなかったので、調整が上手くいかなかったですね。4番の稲見(3年・サッカー部キャプテン)だけは動いていましたが、他の主力の子どもたちは足が止まってしまっていたかなと思います。(結果:矢板中央 6-6 日南学園)
他には、同じく1次ラウンドの北星学園大学附属高校さんとの試合も辛かったです。北海道のチームは普段からインドアでプレーをしているということを聞いていたので足元が強いだろうと警戒していました。子どもたちには、負けたら(点数次第では)決勝ラウンドに行けない、引き分けか勝ちしかないよという話をしていました。子どもたちが持っているものを出せれば勝つ力は十分にあると思っていましたので、自分たちを信じようという話をして、結果、何とか勝つことができました。(矢板中央 4-3 北星学園附属)

―そして、進んだ準々決勝では柳学園に11-4で勝利。続く準決勝はフウガドールすみだファルコンズとの対戦となましたが、フットサルチーム特有のプレーに対しての戸惑いなどはありませんでしたか?

関東大会の時にロンドリーナさんとの対戦でパワープレーも経験していましたし、子どもたちが増子コーチ(今大会のために依頼したフットサルの外部コーチ)の指示をすぐに理解して正確に動いていたので対応できたかと思います。

―決勝戦は長岡向陵高校との対戦となりましたが、対戦されてみていかがでしたか?

上手かったですね。向陵さんは選手が7人しかいなかったですが、もし12人で来られていたら負けていたかもしれないと思います。7人だから疲れが出るかなと思っていたんですが、うちの脚の強いチームにずっと付いてきていたので驚きました。

―フットサル経験がほとんどないにも関わらず優勝することができた要因は何だと思われますか?

子どもたちは普段から、監督やスタッフの下、すごい走り込みをしていますし、大変な練習をこなしてきているので、フットサルに切り替えても問題がありませんでした。サッカー部のきつい練習についてきた子たちなので、技術的、体力的な心配は一切していなかったです。ただ、雰囲気に飲まれてしまうことだけが心配だったので、そこは気を付けてサポートするようにしました。
子どもたちが今回の経験をサッカーの方でも活かして、選手権予選に繋げていってくれるといいなと思っています。

1番 吉沢 亮選手(GK)・15番 大塚 尋斗選手(FP)

―優勝おめでとうございます!初出場でフットサル日本一になりましたが、どんな気持ちですか?

吉沢:嬉しいの一言です。
大塚:MVPも獲れたし、点もたくさん取れたので、とても嬉しいです。

―今大会の1次ラウンドから決勝ラウンドを通して、一番印象に残っている試合を教えて下さい。

吉沢:1次ラウンドの日南(学園高校)戦です。一番手こずって負けそうにもなったんですが、きつい中を何とか引き分けという形で乗り越えたことが今日に繋がったと思います。
大塚:自分も日南戦が一番きつかったです。(大会1日目の)2試合目ということもあって、みんな足も止まっていましたし守備も全然できていませんでしたが、何とか守って点を取って、とにかく負けないようにと全員で頑張った結果、引き分けで終わることができました。

―準決勝は、フットサルチームのフウガドールすみだファルコンズでした。前半から矢板中央が大きくリードする形となり、最終的には7-3で勝利しましたが、勝因はどんなところにあると思いますか?

吉沢:フウガドールはフットサルで全国でも上位のチームですし、フットサル独特の動きがあるのできつい試合になると思っていたんですが、全員でゴールを守って全員でゴールに決めに行くというかたちでやりました。みんなすごく気合いが入っていて、負けらないという気持ちが強かったので、いい試合ができたと思います。
大塚:まず、走り負けしなかったことと、シュートの本数も自分たちの方がだいぶ多くて決定機もしっかり決め切れたので、前半で5-0にすることができました。後半はきつい時間帯があったんですが、みんなで乗り越えて勝利することができました。

―決勝戦の相手は新潟県立長岡向陵高校。矢板中央の選手が12名なのに対して長岡向陵は7名ということで、試合前は、矢板中央がかなり優位と予想していましたが、実際にはあまり点が動かない展開となりました。試合を振り返ってみていかがですか?

吉沢:決勝という舞台で、緊張のために体が硬くなってしまったのと、相手も負けたくないという気持ちが強くて、最後まで気が抜けない試合いなりました。4日間の連戦で疲れがたまった状態で集中を維持するのが大変でしたが、勝ち切れて良かったです。
大塚:決勝戦はつらくなると予想はしていたんですが、その通りの展開になりました。前半は全然点が入らなくて、守備もみんな頑張ってはいたんですが、崩されてしまう場面もありました。でも、前半のうちに自分が1点取れたことで余裕が出て良かったと思います。後半は失点を少なくして攻撃にどんどん行こうとコーチから言われたので、そこはしっかり徹底して、守備から入って点を取れたので良かったです。

吉沢選手はこれまでフットサルのキーパー経験はなかったということですが、素晴らしいセーブでしたね。

吉沢:もともと1対1とか近場のセーブが得意な方なので、それをフットサルに活かすことが出来て良かったです。

―大塚選手は中学時代にも全日本ユース(U-15)フットサル大会の全国大会を経験し、U-18では全国大会優勝。更にMVPも獲得し、フットサル関係者の方々からも注目されているかと思います。フットサルも年代別でU-20の日本代表がありますが、挑戦してみたいという気持ちはありますか?

大塚:はい、チャンスがあれば是非行きたいと思います。

―今回フットサルの試合をしてみて、どんなところがサッカーと違うと感じましたか?

吉沢:サッカーとは少し違った球技で、切り替えのスポーツだと思いました。慣れない中、こういう大会に出られてとてもいい経験になりました。
大塚:フットサルは切り替えを速くして、サッカーよりもたくさん点が取れるところが楽しいと思いました。

―お二人はまだ2年生ということで、高校のサッカー部としての活動も続きますが、サッカーの方での目標を教えていただけますか。

吉沢:自分はサッカーの方ではまだ全然活躍できていないので、練習を積み重ねて、早くAチームで活躍できるように頑張りたいと思います。
大塚:冬、(全国高校サッカー)選手権に出て上位に行けるように頑張りたいです。

―最後に、今大会に参加しての感想をお願いします。

吉沢:素晴らしい会場で試合ができて、優勝という結果も残すことができて本当に良かったです。
大塚:こいういう舞台に立てたのは、スタッフや家族のおかげだと思います。本当に感謝しています。これからもサッカー、フットサルを続けて、またこういう舞台に立てるように頑張りたいと思います。

君嶋監督、吉沢選手、大塚選手、ありがとうございました!
矢板中央高等学校の皆さん、優勝おめでとうございます!!

第17回東京都フットサルチャレンジU-18優勝『フウガドールすみだファルコンズ』インタビュー

8/11(金祝)・12(土)の2日間、立川市泉市民体育館にて開催された『東京都フットサルチャレンジU-18』は、フウガドールすみだファルコンズが2連覇を達成し幕を閉じました。
1次ラウンドで23得点無失点と圧倒的な強さを見せつけたファルコンズ。2次ラウンドでは毎試合苦しみながらも、最後まで衰えない気迫とスピード、アグレッシブな戦いぶりで接戦を制し、見事、東京都ユース夏のチャンピオンに輝きました。
ファルコンズの攻守の要であり、今大会でも快心のボレーシュートでチームを勝利に導くなど大活躍を見せたキャプテン、畠山勇気選手(NO.42)。そして、強靭なフィジカルと気迫溢れるプレーで相手を圧倒し、決勝では先制点を決めてチームに勝利を呼び込んだ佐藤雄介選手(NO.43)にお話を伺いました。

【2次ラウンド結果】
準々決勝 vs 府中アスレティックFC U-18 
2-1
準決勝 vs FCバブル U-18
1-1(PK3-2)
決勝 vs ASVペスカドーラ町田 U-18
2-0

2連覇を達成した『フウガドールすみだファルコンズ』

―大会2連覇達成、おめでとうございます!まずは、今のお気持ちを伺えますでしょうか。
佐藤:グリーンアリーナ神戸カップとホンダカップで負けてチームが下がり気味だった時に、優勝というはっきりした結果を出すことができて良かったと思います。
畠山:去年よりもチームの人数が増えたので、その分、喜びも増した気がします。優勝できて本当に嬉しいです。

―1次ラウンド(グループリーグ)では圧勝しましたが、2次ラウンド(決勝トーナメント)では接戦が続きましたね。まず、2次ラウンドの初戦、府中戦では、先制される形になりました。
佐藤:自分のマークミスで失点してしまったので、しっかり修正して全国大会(全日本ユースU-18フットサル大会)に臨みたいと思います。
畠山:短い試合時間の中で先制されてしまってベンチの雰囲気もあまり良くなかったんですが、ハーフタイムに監督からいい指示があり、1点返すことができました。(44番・長谷部玖選手)
そしてその後、自分が今まで決めたことがないようなボレーシュートが入って逆転することができて良かったです。

―準決勝のバブル戦は1-1、そしてPK戦にもつれ込みました。
佐藤:前半に先制できたのは良かったんですが、底辺のミスから失点してしまってチームの雰囲気が悪くなってしまったんですが、最終的にはPKでしっかり勝ち切れて良かったです。
畠山:PKはこれまで大事な大会で何回も外してきて、今大会でもPKがあるだろなと思っていたので、かなり練習をしてきました。その甲斐があって、練習していたところにピンポイントで決められて勝てたので良かったです。

―決勝戦は、ペスカドーラ町田U-18との対戦となりました。対戦してみていかがでしたか?
佐藤:この大会始まって(決勝戦としては)初めてのFリーグ下部組織対決ということで負けられないなという気持ちがありました。とてもいいプレスが来るのでそれを回避するのが大変でしたが、狙っていた、ピヴォを置いた形から先制点が取れてとても良かったと思います。
畠山:町田とは最近練習試合をやったんですが、その時は負けてしまったので、今回は負けられないと思っていました。Fリーグ下部組織同士の戦いでもあるので、チーム全体で気持ちが高まっていました。町田は一人一人がいろんな個性を持っていて個の強さがある強敵でしたが、前半のうちに得点ができて、自分たちの流れに持っていけたことが勝利に繋がったと思います。

―最後に、8月17日から開催される全日本ユースU-18フットサル大会に向けて一言お願いします。
佐藤:Fリーグ下部組織として、フットサルを代表するチームとして、絶対に日本一を獲って東京に持ち帰ってきます。
畠山:「絶対に」優勝します。以上です。

NO.42畠山勇気選手・NO.43佐藤雄介選手

畠山選手、佐藤選手、ありがとうございました。全日本ユース(U-18)フットサル大会での活躍をお祈りしています!!

2017年8月14日 | カテゴリー :

第4回全日本ユース(U-18)フットサル大会東京都大会優勝『フウガドールすみだファルコンズ』インタビュー

1次ラウンド:2017年5月4日(木)5日(金)小金井市総合体育館
2次ラウンド:2017年5月13日(土)立川市泉市民体育館

第4回全日本ユース(U-18)フットサル大会東京都大会は、ゾットワセダジュベニールとの激戦を制したフウガドールすみだファルコンズが初優勝を飾った。昨年の主力メンバーがほぼそのままチームに残り、「今年こそ全日本ユースの全国大会へ」と、選手・スタッフ・サポーターが気持ちを一つに戦ったフウガドールすみだファルコンズは、準々決勝の東京成徳戦 1-1(PK2-1)、準決勝の錦城高校戦 2-1、決勝のゾット戦 3-2と予想以上に苦しみながらも気迫のこもったプレーで勝利をもぎ取り、見事関東大会への出場権を手にした。
フウガドールすみだファルコンズは、7月15日・16日に笠松運動公園体育館(茨城県)で開催される関東大会へ出場、全国への切符を懸けて戦う。

全対戦結果はこちら

フウガドールすみだファルコンズ

今大会の2次ラウンド、キーパーでありながら2得点し、準々決勝のPK戦では2本をセーブするなど攻守にわたって大活躍を見せた41番 茂呂翔也選手。そして、準決勝で決勝点をアシストし決勝では2点を決める活躍で、優勝の立役者となった44番 長谷部玖選手に大会を振り返っていただくと共に関東大会への意気込みを伺った。


優勝おめでとうございます!まずは今のお気持ちを聞かせて下さい。

茂呂:とにかく嬉しいです。関東大会で勝って全国大会に繋げられるように頑張りたいと思います。

―長谷部選手は、決勝で2得点の大活躍でしたね。

長谷部:本当に嬉しいですね。今までやってきた練習の成果が出せたかなと思います。気持ちを込めてプレーしました。

―2次ラウンドでのご自身のプレーを振り返っていかがですか。

茂呂:今日はいつもより体が重くて全然動いていなかったです。試合を重ねるごとに少しずつ良くなってはいきましたが、それでも普段自分が出せるプレーは全然出せなかったと思います。点を取れたのは良かったですが、キーパーとして一番大事な守備があまり良くなかったので、今度は守備で貢献できるように頑張りたいです。

―チームとして良かった点と課題、それぞれ伺えますか。

茂呂:去年に比べて失点は少なくなったんですが、得点も少なくなってしまっているので、関東大会へ向けてそこを改善していけたらと思います。
長谷部:チームの雰囲気がとても良くて、点を取った時にはどのチームよりも盛り上がっていたのではないかと思います。課題はディフェンスの部分だと思います。パワープレーのディフェンスが弱いので、しっかり練習をやっていきたいです。

―今日の3試合を試合毎に振り返っていきたいと思います。まず、準々決勝の東京成徳大学高校フットサル部との対戦。フウガが試合を優勢に進めるかと思っていたのですが、1-1の同点でPK戦にもつれ込みましたね。

茂呂:10分(前後半)ランニングの難しさを感じました。PKについては特に練習はしていなかったんですが、うまく止められて良かったです。

―準決勝、錦城高校Aとの試合は2点先行する展開でしたが、試合終了まで残り1分のところで得点を許し、結局、2-1の辛勝でした。2戦連続で接戦となりましたが、振り返ってみていかがですか。

茂呂:最後までゼロで締めたかったんですが、自分の甘さが出たと思います。
長谷部:自分は1試合目よりはリラックスできていて、いい試合が出来たんではないかと思います。

―決勝戦の相手、ゾットワセダジュベニールについてはどのように感じましたか。

長谷部:相手は1対1が強かったのでディフェンス面で苦労しました。シュートもみんな強くて勢いがあるチームでした。
茂呂:フットサル専門チームなので前プレとか攻撃もシステムを組んでやってきていました。こちらも前プレはかかってはいたけれど最初の方はあまり効果的ではなかったんですが、ハーフタイムで監督の指示が入ってから、上手く寄せられるようになって良くなったと思います。

―具体的には監督からどのような指示があったのでしょうか。

茂呂:前プレをかけた時に飛び込まないというのと、相手が1対1が強いので、カバーにちゃんと入るようにという指示でした。

―関東大会へ向けてどのような準備をしていきたいですか。

茂呂:大会前に自分がコンディションを整えるということがまず第一だと思っています。あとは、もっと守備も自分が動かしていけるように、日頃の練習からどんどんコミュニケーションを取っていきたいと思います。
長谷部:体調管理をしっかりして、ケガにも気を付けて、ディフェンスができていない部分があるので、関東大会では失点ゼロでいけるようにしたいです。そして、関東大会の決勝でも点を決められるように頑張って行きたいです。

―最後に、全日本ユースの目標をお願いします。

茂呂長谷部:全国優勝です!フウガドールすみだファルコンズの皆さん、東京都大会優勝おめでとうございます!関東大会でのご活躍をお祈りしています!!

2017年5月15日 | カテゴリー :

GAViC CUPユースフットサル選抜トーナメント2017準優勝チーム『U-18東京都選抜A』インタビュー

2015年と2016年、2大会連続準優勝という結果を経て、今年、「U-18東京都選抜A」は最強の布陣で本大会に臨んだ。昨年夏の全日本ユースで準優勝を果たしたフットボウズ・フットサル U-18を初め、府中アスレティックFC U-18、東京成徳大学高校フットサル部、フウガドールすみだファルコンズといった東京都ユースリーグ所属チームからフットサル経験値の高い選手を招集、更に、ペスカドーラ町田アスピランチ、國學院久我山高校サッカー部のタレントも加え、優勝するだけの力を備えたチームを作った。

迎えた本番、東京都選抜はグループリーグで宮城県選抜と松山工業高校を圧倒。グループ最終戦では、昨年の覇者、新潟県選抜に敗れるが、この敗戦はあくまで想定内。東京都選抜はグループ2位、ワイルドカードで、予定通り2次ラウンド(準決勝、決勝)進出を決めた。そして準決勝でU-18大阪府選抜を6得点の猛攻でねじ伏せた精鋭たちは、満を持して決勝の舞台に立った。

昨年と同カードとなった「東京都選抜 vs 新潟県選抜」の決勝戦。東京都選抜は、グループリーグでの対戦経験を好材料に、新潟県選抜の攻撃の芽を摘み、チャンスを作る。試合開始2分20秒、東京都選抜12番 岡部直樹(U-20フットサル日本代表候補)がプレスからのカウンターで先制ゴール。しかし、その3分後、新潟県選抜は4番 齋藤日向(U-20フットサル日本代表候補)がパスカットしたボールを2番 鳥羽恭平に送り同点とすると、更に後半3分には、7番 小塚祐基が自陣でボールを奪い逆転弾を放つ。是が非でも新潟に追い付くべく果敢に攻め続けた東京は、後半4分35秒、6番 茶碗谷廉太朗が放ったシュートのリバウンドを13番 村上拓也がゴールに押し込み、試合を振り出しに戻す。その後、両者は勝ち越しを狙って仕掛け合うも得点には至らず、試合は2-2のままPK戦へ。最後は、3人全員がPKを成功させた新潟県選抜が勝利し、大会二連覇を達成。東京都選抜の優勝のチャンスは来年へと持ち越された。

三年連続で東京都選抜を決勝の舞台へと導いた森佳祐監督、決勝戦で先制点を決めた岡部直樹選手、今大会5得点の活躍を見せた村上拓也選手、そして、國學院久我山高校サッカー部から参戦し個の能力でチームに貢献した戸田佳佑選手に選抜活動を振り返ってもらうと共に、新潟県選抜との対戦の感想などを伺った。

《1次ラウンド》
①U-18東京都選抜A 8-0 U-18宮城県選抜
②U-18東京都選抜A 7-0 松山工業高校
③U-18東京都選抜A 2-4 U-18新潟県選抜
《準決勝》
U-18東京都選抜A 6-2 U-18大阪府選抜
《決勝》
U-18東京都選抜A 2-2(PK2-3) U-18新潟県選抜

大会公式

U-18東京都選抜A 森佳祐監督

―3日間お疲れ様でした。東京都選抜は、昨年に続いて新潟県選抜にPK負けで準優勝という結果となりましたが、決勝を振り返ってみていかがでしょうか?やはり新潟の壁は厚かったですか?
今年も厚かったです。しかし、去年は新潟県選抜と決勝で初めて試合をしたので調整に時間がかかり、内容的に圧倒された部分はありましたが、今年はグループリーグで一度対戦してからの決勝戦だったので、(新潟県選抜の強さ、戦い方は)十分に想定内でした。決勝戦は最初から十分に戦えていましたし、内容的にも悪くなかったと思います。

―決勝に向けては、どういう対策をされたのでしょうか?
相手はカウンターがとても速く正確なので、我々が仕掛けた時に三枚目が前に行くのか行かないのかという判断を、ボールの位置だったり持ち方だったり、相手のプレスの具合をみて、そこであまりリスクを冒さないように、予めカバーリングポジションを取って、二人はすぐにカウンターに備えるようにしました。

―試合は2-2の同点、PK戦での決着となりましたが、後半終了までにあと1点取るためには何が必要だったと思いますか?
違いを出せるところはセットプレーだと思うので、そこで1点欲しかったなと思います。そこは選抜チームとしてしっかり取り組むべきでした。取り組んだつもりだったのですが、最後まで詰められなかったのは私の責任だと思います。

―新潟県の選手たちが勝っていたと感じる部分はありますか?
純粋に、フットボール選手としてのスピードのある中でのスキルの差はあるかと思います。そのスキルというのは、例えば、しっかり走り切った中でボディバランスを崩さずに正確にシュートを決めることや、相手と対峙しながらでもスピードを落とさずに駆け引きができるかどうかというようなことですが、それは一日で身に付けられるものではないので、育成年代からやっていかなければならない問題だと思います。

―そのようなスキルを身に付けるために、育成年代からどのようなトレーニングをする必要があると思いますか?
ディフェンスがしっかりいる中で対人スキルを磨くことはもちろんですが、更に、スピードに乗った状態でボールを受ける、動かす、剥がすというのをやっていく必要があると思います。また、アナリティクなトレーニングだけでなく、無秩序な状態で、スペースや味方、相手などを認知してスキルを磨くことが必要かなと思いました。

―新潟県選抜の監督は「フットサルをやりに来ていない」とおっしゃっていましたが。
(新潟県の選手たちには)フットボーラーとしての能力が備わっていて、フットサルをやりに来ていないと言っても、スペースなどをしっかり認知できているので、自然と動きがフットサルになっているということだと思います。新潟は毎年本当に素晴らしい選手を輩出していると思います。

―大会全体についてはどのような感想を持たれましたか?
私自身、参加は3回目になりますが、レベルは年々上がってきていますし、レギュレーションなども少しずつ、本来のフットサルに近づいていて、指導者や関係者の方々が育成年代を盛り上げていこうというのが、本当に感じられます。今回は平日でしたが、3日間、本当にたくさんの方々に来ていだき、本当に嬉しく思いますし、フットサルの興奮を味わってもらえたと思います。

―最後に、練習から今日までの選抜チーム活動を振り返って感じられたことをお伺いできますでしょうか。
今回は過去2大会と異なり、過去2大会に東京都ユースリーグ優勝チームとして、単独チームで出場したフットボウズのメンバーを加えた本当の東京都選抜で臨む大会となりました。フットボウズの選手だけでなく、他のチームからも本当に素晴らしい選手が集まり、過去2大会はベーシックなところから合わせる必要がありましたが、今回はその必要はなく、東京都として、育成年代からフットサルの発展に取り組んできたことを強く感じられました。優勝にふさわしいメンバーが揃っていたということで、選手、スタッフ、皆が、練習初日から自信を持っていたので、それだけに頂点に立てなかったのは、本当に無念です。

12番 岡部直樹選手(府中アスレティックFCサテライト)、13番 村上拓也選手(フットボウズ・フットサルU-18)、14番 戸田佳佑選手(國學院久我山高校サッカー部)※所属は2017年3月時点

―村上選手と岡部選手は一昨年、昨年とフットボウズとしてこの大会に参加して、今年は3回目の出場となりましたが、振り返ってみていかがですか?
村上:選抜として出たのは今年が初めてですが、いいメンバーが集まって戦えたのは良かったです。
岡部:(フットボウズとして出場した)去年はあまりいい結果が残せなかったので今年は全力で優勝を狙いにいったんですけど、準優勝で終わったしまったので残念です。

―戸田選手は本大会に初めて参加となりましたが、いかがでしたか?
戸田:(フットサルの)素人なのに、周りの方が温かい応援をしてくれてチームメイトも協力してくれました。優勝したかったんですが結果が出なかったので、本当に申し訳ないです。

―戸田選手は今回の都選抜の活動で初めて本格的にフットサルに取り組んだということですが。
戸田:はい、本当に分からないことばかりだったので仲間たちに聞きながらやっている状態だったんですが、みんな嫌な顔一つせず教えてくれて、いい仲間に巡り合えたなと思います。

―サッカーと比べてどうでしたか?
戸田:フットサルは独特な動きがあってサッカーの概念を全部覆された感じです。フットサルは難しかったです。でも、仲間との連携やスペースの使い方などサッカーにも活かせる点もいくつかあったと思います。

―決勝戦前は、チームでどんな話をしたのでしょうか?
村上:新潟県選抜には予選で負けていたのでその反省を生かすというのと、決勝はピッチが40×20と広くなるので、パスが巧い相手に対してディフェンスのところでラインを設定して、相手にある程度パスを回させる、変に突っ込まないということを意識しました。決勝でも相手にやりたいことをあまりやらせなかったのかなとは思います。

―決勝を戦ってみて感じた課題などがあれば教えて下さい。
岡部:後半の疲れてきたところで走り切れなかったり最後プレスがあまりかかっていなくて押し込まれた時間が長かったので、押し返したり自分たちのペースにもう一度持っていくことが必要だったなと思います。その辺りのゲームコントロールの部分が少し課題なのかなと感じました。
村上:相手はボールを持たせると何でもできるなと感じました。シュートもできて、ドリブルもできて、パスもできて、その精度が高いので、そこは差を感じました。

―新潟県選抜の主要メンバーは帝京長岡高校サッカー部ということで、國學院久我山高校サッカー部の戸田選手もよく知っている相手だったと思いますが。
戸田:いやもう、本当に負けたくなかったんですが・・・相手は巧かったです。フットサル慣れしているとも感じました。

―最後に、今後の目標をお聞かせ下さい。
村上:(フウガドールすみだ)バッファローズでしっかり結果を残すことです。
岡部:まずはU-20の日本代表としてアジア選手権(AFC U-20フットサル選手権タイ2017/5月16日~26日@バンコク)のメンバーに入って勝ち上がりたいです。あとは、Fリーグに早く出場したいです。
戸田:フットサルでもサッカーでも自分の満足いく結果を残していきたいと思います。

森監督、岡部選手、村上選手、戸田選手、ありがとうございました!

2017年4月6日 | カテゴリー :