第4回全日本ユース(U-18)フットサル大会優勝『矢板中央高等学校』インタビュー

『第4回全日本ユース(U-18)フットサル大会』は、8月17日(木)~20日(日)、宮城県仙台市のゼビオアリーナ/カメイアリーナ(仙台市体育館)にて開催され、矢板中央高等学校(関東地域第1代表/栃木県)が決勝戦で新潟県立長岡向陵高等学校(北信越地域第2代表/新潟県)を3-1で下し、初出場にして高校生年代のフットサル日本一に輝いた。

今大会の矢板中央高校はサッカー部の2年生を中心としたチームで、フットサル経験者がほぼいない中、激戦区である関東を制し、全国への切符を手にした。
そして迎えた全国大会。1日目・2日目に行われた1次ラウンド(予選グループリーグ)では、日南学園に6-6の引き分け、北星学園にも4-3で辛勝するなど苦戦を強いられたが、進んだ決勝ラウンドでは持ち前のパワフルな攻撃力を遺憾なく発揮し、新潟県立長岡向陵高等学校と共に決勝の舞台に立った。
決勝戦では、矢板中央高校が序盤から仕掛けるも、長岡向陵高校の懸命な守りに阻まれ得点には至らず、両チームスコアレスの状態が続く。その均衡を破ったのは、ここまでの試合で16得点を挙げていた矢板中央、15番 大塚尋斗だった。大塚は前半終了間際、右サイドから技ありのトゥーキックで先制ゴールを決め、チームに勢いをもたらす。更に、後半30分に鮮烈なボレーシュートを決めると、その直後にもリバウンドを押し込みハットトリック。その後、長岡向陵が1点返すも、矢板中央は堅守で長岡向陵に追加点を許さず、見事、第4回大会の覇者となった。

大会公式サイト(結果・チーム紹介等)

優勝『矢板中央高等学校』=ゼビオアリーナ仙台

栃木県予選から関東大会、全国大会と、フットサルの試合を経験する毎に成長していく選手たちを見守り、信じ、優勝まで導いた君嶋渡紀子監督、フットサルのゴレイロ経験がないことを感じさせない果敢なセービングで、勝利に大きく貢献したGK 吉沢亮選手(No.1)、そして、全6試合で大会新記録となる19得点を挙げ、他チームからも「モンスター」「別次元」と評される程の力を見せつけた大塚尋斗選手(No.15)に大会を振り返っていただくと共に、今後の目標などを伺った。

君嶋 渡紀子監督

―優勝おめでとうございます!

ありがとうございます。県予選から関東、全国と、試合をやりながらフットサルを練習してきたようなかたちでしたので、まさかここまで来られるとは。子どもたちが本当によくやってくれました。

―まず初めに、矢板中央高校サッカー部が今回フットサル大会に参加した理由を教えていただけますでしょうか。

サッカー部には部員が160人いて、そのうちトップチームに入れない子が130人程度いるので、監督が「トップ以外の子にもチャンスを」ということで、栃木県予選に参加することにしました。当初は関東大会出場を目標にしていて、正直、全国大会までは考えていませんでした。

―当初目標にしていた関東大会では危なげなく勝利し、関東地域第1代表として今大会に出場することになったわけですが、この4日間を振り返っていかがですか?1次ラウンドも含め、印象に残っている試合、難しかった試合はありますか?

1次ラウンドの日南学園戦が一番辛かったです。(大会1日目の)1試合目(メッセ天下茶屋FC U-18戦・11:00キックオフ)が終わって2試合目(日南学園高校戦・19:00キックオフ)までかなり時間があったんですが、そういう経験もあまりなかったので、調整が上手くいかなかったですね。4番の稲見(3年・サッカー部キャプテン)だけは動いていましたが、他の主力の子どもたちは足が止まってしまっていたかなと思います。(結果:矢板中央 6-6 日南学園)
他には、同じく1次ラウンドの北星学園大学附属高校さんとの試合も辛かったです。北海道のチームは普段からインドアでプレーをしているということを聞いていたので足元が強いだろうと警戒していました。子どもたちには、負けたら(点数次第では)決勝ラウンドに行けない、引き分けか勝ちしかないよという話をしていました。子どもたちが持っているものを出せれば勝つ力は十分にあると思っていましたので、自分たちを信じようという話をして、結果、何とか勝つことができました。(矢板中央 4-3 北星学園附属)

―そして、進んだ準々決勝では柳学園に11-4で勝利。続く準決勝はフウガドールすみだファルコンズとの対戦となましたが、フットサルチーム特有のプレーに対しての戸惑いなどはありませんでしたか?

関東大会の時にロンドリーナさんとの対戦でパワープレーも経験していましたし、子どもたちが増子コーチ(今大会のために依頼したフットサルの外部コーチ)の指示をすぐに理解して正確に動いていたので対応できたかと思います。

―決勝戦は長岡向陵高校との対戦となりましたが、対戦されてみていかがでしたか?

上手かったですね。向陵さんは選手が7人しかいなかったですが、もし12人で来られていたら負けていたかもしれないと思います。7人だから疲れが出るかなと思っていたんですが、うちの脚の強いチームにずっと付いてきていたので驚きました。

―フットサル経験がほとんどないにも関わらず優勝することができた要因は何だと思われますか?

子どもたちは普段から、監督やスタッフの下、すごい走り込みをしていますし、大変な練習をこなしてきているので、フットサルに切り替えても問題がありませんでした。サッカー部のきつい練習についてきた子たちなので、技術的、体力的な心配は一切していなかったです。ただ、雰囲気に飲まれてしまうことだけが心配だったので、そこは気を付けてサポートするようにしました。
子どもたちが今回の経験をサッカーの方でも活かして、選手権予選に繋げていってくれるといいなと思っています。

1番 吉沢 亮選手(GK)・15番 大塚 尋斗選手(FP)

―優勝おめでとうございます!初出場でフットサル日本一になりましたが、どんな気持ちですか?

吉沢:嬉しいの一言です。
大塚:MVPも獲れたし、点もたくさん取れたので、とても嬉しいです。

―今大会の1次ラウンドから決勝ラウンドを通して、一番印象に残っている試合を教えて下さい。

吉沢:1次ラウンドの日南(学園高校)戦です。一番手こずって負けそうにもなったんですが、きつい中を何とか引き分けという形で乗り越えたことが今日に繋がったと思います。
大塚:自分も日南戦が一番きつかったです。(大会1日目の)2試合目ということもあって、みんな足も止まっていましたし守備も全然できていませんでしたが、何とか守って点を取って、とにかく負けないようにと全員で頑張った結果、引き分けで終わることができました。

―準決勝は、フットサルチームのフウガドールすみだファルコンズでした。前半から矢板中央が大きくリードする形となり、最終的には7-3で勝利しましたが、勝因はどんなところにあると思いますか?

吉沢:フウガドールはフットサルで全国でも上位のチームですし、フットサル独特の動きがあるのできつい試合になると思っていたんですが、全員でゴールを守って全員でゴールに決めに行くというかたちでやりました。みんなすごく気合いが入っていて、負けらないという気持ちが強かったので、いい試合ができたと思います。
大塚:まず、走り負けしなかったことと、シュートの本数も自分たちの方がだいぶ多くて決定機もしっかり決め切れたので、前半で5-0にすることができました。後半はきつい時間帯があったんですが、みんなで乗り越えて勝利することができました。

―決勝戦の相手は新潟県立長岡向陵高校。矢板中央の選手が12名なのに対して長岡向陵は7名ということで、試合前は、矢板中央がかなり優位と予想していましたが、実際にはあまり点が動かない展開となりました。試合を振り返ってみていかがですか?

吉沢:決勝という舞台で、緊張のために体が硬くなってしまったのと、相手も負けたくないという気持ちが強くて、最後まで気が抜けない試合いなりました。4日間の連戦で疲れがたまった状態で集中を維持するのが大変でしたが、勝ち切れて良かったです。
大塚:決勝戦はつらくなると予想はしていたんですが、その通りの展開になりました。前半は全然点が入らなくて、守備もみんな頑張ってはいたんですが、崩されてしまう場面もありました。でも、前半のうちに自分が1点取れたことで余裕が出て良かったと思います。後半は失点を少なくして攻撃にどんどん行こうとコーチから言われたので、そこはしっかり徹底して、守備から入って点を取れたので良かったです。

吉沢選手はこれまでフットサルのキーパー経験はなかったということですが、素晴らしいセーブでしたね。

吉沢:もともと1対1とか近場のセーブが得意な方なので、それをフットサルに活かすことが出来て良かったです。

―大塚選手は中学時代にも全日本ユース(U-15)フットサル大会の全国大会を経験し、U-18では全国大会優勝。更にMVPも獲得し、フットサル関係者の方々からも注目されているかと思います。フットサルも年代別でU-20の日本代表がありますが、挑戦してみたいという気持ちはありますか?

大塚:はい、チャンスがあれば是非行きたいと思います。

―今回フットサルの試合をしてみて、どんなところがサッカーと違うと感じましたか?

吉沢:サッカーとは少し違った球技で、切り替えのスポーツだと思いました。慣れない中、こういう大会に出られてとてもいい経験になりました。
大塚:フットサルは切り替えを速くして、サッカーよりもたくさん点が取れるところが楽しいと思いました。

―お二人はまだ2年生ということで、高校のサッカー部としての活動も続きますが、サッカーの方での目標を教えていただけますか。

吉沢:自分はサッカーの方ではまだ全然活躍できていないので、練習を積み重ねて、早くAチームで活躍できるように頑張りたいと思います。
大塚:冬、(全国高校サッカー)選手権に出て上位に行けるように頑張りたいです。

―最後に、今大会に参加しての感想をお願いします。

吉沢:素晴らしい会場で試合ができて、優勝という結果も残すことができて本当に良かったです。
大塚:こいういう舞台に立てたのは、スタッフや家族のおかげだと思います。本当に感謝しています。これからもサッカー、フットサルを続けて、またこういう舞台に立てるように頑張りたいと思います。

君嶋監督、吉沢選手、大塚選手、ありがとうございました!
矢板中央高等学校の皆さん、優勝おめでとうございます!!

第17回東京都フットサルチャレンジU-18優勝『フウガドールすみだファルコンズ』インタビュー

8/11(金祝)・12(土)の2日間、立川市泉市民体育館にて開催された『東京都フットサルチャレンジU-18』は、フウガドールすみだファルコンズが2連覇を達成し幕を閉じました。
1次ラウンドで23得点無失点と圧倒的な強さを見せつけたファルコンズ。2次ラウンドでは毎試合苦しみながらも、最後まで衰えない気迫とスピード、アグレッシブな戦いぶりで接戦を制し、見事、東京都ユース夏のチャンピオンに輝きました。
ファルコンズの攻守の要であり、今大会でも快心のボレーシュートでチームを勝利に導くなど大活躍を見せたキャプテン、畠山勇気選手(NO.42)。そして、強靭なフィジカルと気迫溢れるプレーで相手を圧倒し、決勝では先制点を決めてチームに勝利を呼び込んだ佐藤雄介選手(NO.43)にお話を伺いました。

【2次ラウンド結果】
準々決勝 vs 府中アスレティックFC U-18 
2-1
準決勝 vs FCバブル U-18
1-1(PK3-2)
決勝 vs ASVペスカドーラ町田 U-18
2-0

2連覇を達成した『フウガドールすみだファルコンズ』

―大会2連覇達成、おめでとうございます!まずは、今のお気持ちを伺えますでしょうか。
佐藤:グリーンアリーナ神戸カップとホンダカップで負けてチームが下がり気味だった時に、優勝というはっきりした結果を出すことができて良かったと思います。
畠山:去年よりもチームの人数が増えたので、その分、喜びも増した気がします。優勝できて本当に嬉しいです。

―1次ラウンド(グループリーグ)では圧勝しましたが、2次ラウンド(決勝トーナメント)では接戦が続きましたね。まず、2次ラウンドの初戦、府中戦では、先制される形になりました。
佐藤:自分のマークミスで失点してしまったので、しっかり修正して全国大会(全日本ユースU-18フットサル大会)に臨みたいと思います。
畠山:短い試合時間の中で先制されてしまってベンチの雰囲気もあまり良くなかったんですが、ハーフタイムに監督からいい指示があり、1点返すことができました。(44番・長谷部玖選手)
そしてその後、自分が今まで決めたことがないようなボレーシュートが入って逆転することができて良かったです。

―準決勝のバブル戦は1-1、そしてPK戦にもつれ込みました。
佐藤:前半に先制できたのは良かったんですが、底辺のミスから失点してしまってチームの雰囲気が悪くなってしまったんですが、最終的にはPKでしっかり勝ち切れて良かったです。
畠山:PKはこれまで大事な大会で何回も外してきて、今大会でもPKがあるだろなと思っていたので、かなり練習をしてきました。その甲斐があって、練習していたところにピンポイントで決められて勝てたので良かったです。

―決勝戦は、ペスカドーラ町田U-18との対戦となりました。対戦してみていかがでしたか?
佐藤:この大会始まって(決勝戦としては)初めてのFリーグ下部組織対決ということで負けられないなという気持ちがありました。とてもいいプレスが来るのでそれを回避するのが大変でしたが、狙っていた、ピヴォを置いた形から先制点が取れてとても良かったと思います。
畠山:町田とは最近練習試合をやったんですが、その時は負けてしまったので、今回は負けられないと思っていました。Fリーグ下部組織同士の戦いでもあるので、チーム全体で気持ちが高まっていました。町田は一人一人がいろんな個性を持っていて個の強さがある強敵でしたが、前半のうちに得点ができて、自分たちの流れに持っていけたことが勝利に繋がったと思います。

―最後に、8月17日から開催される全日本ユースU-18フットサル大会に向けて一言お願いします。
佐藤:Fリーグ下部組織として、フットサルを代表するチームとして、絶対に日本一を獲って東京に持ち帰ってきます。
畠山:「絶対に」優勝します。以上です。

NO.42畠山勇気選手・NO.43佐藤雄介選手

畠山選手、佐藤選手、ありがとうございました。全日本ユース(U-18)フットサル大会での活躍をお祈りしています!!

2017年8月14日 | カテゴリー :

第4回全日本ユース(U-18)フットサル大会東京都大会優勝『フウガドールすみだファルコンズ』インタビュー

1次ラウンド:2017年5月4日(木)5日(金)小金井市総合体育館
2次ラウンド:2017年5月13日(土)立川市泉市民体育館

第4回全日本ユース(U-18)フットサル大会東京都大会は、ゾットワセダジュベニールとの激戦を制したフウガドールすみだファルコンズが初優勝を飾った。昨年の主力メンバーがほぼそのままチームに残り、「今年こそ全日本ユースの全国大会へ」と、選手・スタッフ・サポーターが気持ちを一つに戦ったフウガドールすみだファルコンズは、準々決勝の東京成徳戦 1-1(PK2-1)、準決勝の錦城高校戦 2-1、決勝のゾット戦 3-2と予想以上に苦しみながらも気迫のこもったプレーで勝利をもぎ取り、見事関東大会への出場権を手にした。
フウガドールすみだファルコンズは、7月15日・16日に笠松運動公園体育館(茨城県)で開催される関東大会へ出場、全国への切符を懸けて戦う。

全対戦結果はこちら

フウガドールすみだファルコンズ

今大会の2次ラウンド、キーパーでありながら2得点し、準々決勝のPK戦では2本をセーブするなど攻守にわたって大活躍を見せた41番 茂呂翔也選手。そして、準決勝で決勝点をアシストし決勝では2点を決める活躍で、優勝の立役者となった44番 長谷部玖選手に大会を振り返っていただくと共に関東大会への意気込みを伺った。


優勝おめでとうございます!まずは今のお気持ちを聞かせて下さい。

茂呂:とにかく嬉しいです。関東大会で勝って全国大会に繋げられるように頑張りたいと思います。

―長谷部選手は、決勝で2得点の大活躍でしたね。

長谷部:本当に嬉しいですね。今までやってきた練習の成果が出せたかなと思います。気持ちを込めてプレーしました。

―2次ラウンドでのご自身のプレーを振り返っていかがですか。

茂呂:今日はいつもより体が重くて全然動いていなかったです。試合を重ねるごとに少しずつ良くなってはいきましたが、それでも普段自分が出せるプレーは全然出せなかったと思います。点を取れたのは良かったですが、キーパーとして一番大事な守備があまり良くなかったので、今度は守備で貢献できるように頑張りたいです。

―チームとして良かった点と課題、それぞれ伺えますか。

茂呂:去年に比べて失点は少なくなったんですが、得点も少なくなってしまっているので、関東大会へ向けてそこを改善していけたらと思います。
長谷部:チームの雰囲気がとても良くて、点を取った時にはどのチームよりも盛り上がっていたのではないかと思います。課題はディフェンスの部分だと思います。パワープレーのディフェンスが弱いので、しっかり練習をやっていきたいです。

―今日の3試合を試合毎に振り返っていきたいと思います。まず、準々決勝の東京成徳大学高校フットサル部との対戦。フウガが試合を優勢に進めるかと思っていたのですが、1-1の同点でPK戦にもつれ込みましたね。

茂呂:10分(前後半)ランニングの難しさを感じました。PKについては特に練習はしていなかったんですが、うまく止められて良かったです。

―準決勝、錦城高校Aとの試合は2点先行する展開でしたが、試合終了まで残り1分のところで得点を許し、結局、2-1の辛勝でした。2戦連続で接戦となりましたが、振り返ってみていかがですか。

茂呂:最後までゼロで締めたかったんですが、自分の甘さが出たと思います。
長谷部:自分は1試合目よりはリラックスできていて、いい試合が出来たんではないかと思います。

―決勝戦の相手、ゾットワセダジュベニールについてはどのように感じましたか。

長谷部:相手は1対1が強かったのでディフェンス面で苦労しました。シュートもみんな強くて勢いがあるチームでした。
茂呂:フットサル専門チームなので前プレとか攻撃もシステムを組んでやってきていました。こちらも前プレはかかってはいたけれど最初の方はあまり効果的ではなかったんですが、ハーフタイムで監督の指示が入ってから、上手く寄せられるようになって良くなったと思います。

―具体的には監督からどのような指示があったのでしょうか。

茂呂:前プレをかけた時に飛び込まないというのと、相手が1対1が強いので、カバーにちゃんと入るようにという指示でした。

―関東大会へ向けてどのような準備をしていきたいですか。

茂呂:大会前に自分がコンディションを整えるということがまず第一だと思っています。あとは、もっと守備も自分が動かしていけるように、日頃の練習からどんどんコミュニケーションを取っていきたいと思います。
長谷部:体調管理をしっかりして、ケガにも気を付けて、ディフェンスができていない部分があるので、関東大会では失点ゼロでいけるようにしたいです。そして、関東大会の決勝でも点を決められるように頑張って行きたいです。

―最後に、全日本ユースの目標をお願いします。

茂呂長谷部:全国優勝です!フウガドールすみだファルコンズの皆さん、東京都大会優勝おめでとうございます!関東大会でのご活躍をお祈りしています!!

2017年5月15日 | カテゴリー :

GAViC CUPユースフットサル選抜トーナメント2017準優勝チーム『U-18東京都選抜A』インタビュー

2015年と2016年、2大会連続準優勝という結果を経て、今年、「U-18東京都選抜A」は最強の布陣で本大会に臨んだ。昨年夏の全日本ユースで準優勝を果たしたフットボウズ・フットサル U-18を初め、府中アスレティックFC U-18、東京成徳大学高校フットサル部、フウガドールすみだファルコンズといった東京都ユースリーグ所属チームからフットサル経験値の高い選手を招集、更に、ペスカドーラ町田アスピランチ、國學院久我山高校サッカー部のタレントも加え、優勝するだけの力を備えたチームを作った。

迎えた本番、東京都選抜はグループリーグで宮城県選抜と松山工業高校を圧倒。グループ最終戦では、昨年の覇者、新潟県選抜に敗れるが、この敗戦はあくまで想定内。東京都選抜はグループ2位、ワイルドカードで、予定通り2次ラウンド(準決勝、決勝)進出を決めた。そして準決勝でU-18大阪府選抜を6得点の猛攻でねじ伏せた精鋭たちは、満を持して決勝の舞台に立った。

昨年と同カードとなった「東京都選抜 vs 新潟県選抜」の決勝戦。東京都選抜は、グループリーグでの対戦経験を好材料に、新潟県選抜の攻撃の芽を摘み、チャンスを作る。試合開始2分20秒、東京都選抜12番 岡部直樹(U-20フットサル日本代表候補)がプレスからのカウンターで先制ゴール。しかし、その3分後、新潟県選抜は4番 齋藤日向(U-20フットサル日本代表候補)がパスカットしたボールを2番 鳥羽恭平に送り同点とすると、更に後半3分には、7番 小塚祐基が自陣でボールを奪い逆転弾を放つ。是が非でも新潟に追い付くべく果敢に攻め続けた東京は、後半4分35秒、6番 茶碗谷廉太朗が放ったシュートのリバウンドを13番 村上拓也がゴールに押し込み、試合を振り出しに戻す。その後、両者は勝ち越しを狙って仕掛け合うも得点には至らず、試合は2-2のままPK戦へ。最後は、3人全員がPKを成功させた新潟県選抜が勝利し、大会二連覇を達成。東京都選抜の優勝のチャンスは来年へと持ち越された。

三年連続で東京都選抜を決勝の舞台へと導いた森佳祐監督、決勝戦で先制点を決めた岡部直樹選手、今大会5得点の活躍を見せた村上拓也選手、そして、國學院久我山高校サッカー部から参戦し個の能力でチームに貢献した戸田佳佑選手に選抜活動を振り返ってもらうと共に、新潟県選抜との対戦の感想などを伺った。

《1次ラウンド》
①U-18東京都選抜A 8-0 U-18宮城県選抜
②U-18東京都選抜A 7-0 松山工業高校
③U-18東京都選抜A 2-4 U-18新潟県選抜
《準決勝》
U-18東京都選抜A 6-2 U-18大阪府選抜
《決勝》
U-18東京都選抜A 2-2(PK2-3) U-18新潟県選抜

大会公式

U-18東京都選抜A 森佳祐監督

―3日間お疲れ様でした。東京都選抜は、昨年に続いて新潟県選抜にPK負けで準優勝という結果となりましたが、決勝を振り返ってみていかがでしょうか?やはり新潟の壁は厚かったですか?
今年も厚かったです。しかし、去年は新潟県選抜と決勝で初めて試合をしたので調整に時間がかかり、内容的に圧倒された部分はありましたが、今年はグループリーグで一度対戦してからの決勝戦だったので、(新潟県選抜の強さ、戦い方は)十分に想定内でした。決勝戦は最初から十分に戦えていましたし、内容的にも悪くなかったと思います。

―決勝に向けては、どういう対策をされたのでしょうか?
相手はカウンターがとても速く正確なので、我々が仕掛けた時に三枚目が前に行くのか行かないのかという判断を、ボールの位置だったり持ち方だったり、相手のプレスの具合をみて、そこであまりリスクを冒さないように、予めカバーリングポジションを取って、二人はすぐにカウンターに備えるようにしました。

―試合は2-2の同点、PK戦での決着となりましたが、後半終了までにあと1点取るためには何が必要だったと思いますか?
違いを出せるところはセットプレーだと思うので、そこで1点欲しかったなと思います。そこは選抜チームとしてしっかり取り組むべきでした。取り組んだつもりだったのですが、最後まで詰められなかったのは私の責任だと思います。

―新潟県の選手たちが勝っていたと感じる部分はありますか?
純粋に、フットボール選手としてのスピードのある中でのスキルの差はあるかと思います。そのスキルというのは、例えば、しっかり走り切った中でボディバランスを崩さずに正確にシュートを決めることや、相手と対峙しながらでもスピードを落とさずに駆け引きができるかどうかというようなことですが、それは一日で身に付けられるものではないので、育成年代からやっていかなければならない問題だと思います。

―そのようなスキルを身に付けるために、育成年代からどのようなトレーニングをする必要があると思いますか?
ディフェンスがしっかりいる中で対人スキルを磨くことはもちろんですが、更に、スピードに乗った状態でボールを受ける、動かす、剥がすというのをやっていく必要があると思います。また、アナリティクなトレーニングだけでなく、無秩序な状態で、スペースや味方、相手などを認知してスキルを磨くことが必要かなと思いました。

―新潟県選抜の監督は「フットサルをやりに来ていない」とおっしゃっていましたが。
(新潟県の選手たちには)フットボーラーとしての能力が備わっていて、フットサルをやりに来ていないと言っても、スペースなどをしっかり認知できているので、自然と動きがフットサルになっているということだと思います。新潟は毎年本当に素晴らしい選手を輩出していると思います。

―大会全体についてはどのような感想を持たれましたか?
私自身、参加は3回目になりますが、レベルは年々上がってきていますし、レギュレーションなども少しずつ、本来のフットサルに近づいていて、指導者や関係者の方々が育成年代を盛り上げていこうというのが、本当に感じられます。今回は平日でしたが、3日間、本当にたくさんの方々に来ていだき、本当に嬉しく思いますし、フットサルの興奮を味わってもらえたと思います。

―最後に、練習から今日までの選抜チーム活動を振り返って感じられたことをお伺いできますでしょうか。
今回は過去2大会と異なり、過去2大会に東京都ユースリーグ優勝チームとして、単独チームで出場したフットボウズのメンバーを加えた本当の東京都選抜で臨む大会となりました。フットボウズの選手だけでなく、他のチームからも本当に素晴らしい選手が集まり、過去2大会はベーシックなところから合わせる必要がありましたが、今回はその必要はなく、東京都として、育成年代からフットサルの発展に取り組んできたことを強く感じられました。優勝にふさわしいメンバーが揃っていたということで、選手、スタッフ、皆が、練習初日から自信を持っていたので、それだけに頂点に立てなかったのは、本当に無念です。

12番 岡部直樹選手(府中アスレティックFCサテライト)、13番 村上拓也選手(フットボウズ・フットサルU-18)、14番 戸田佳佑選手(國學院久我山高校サッカー部)※所属は2017年3月時点

―村上選手と岡部選手は一昨年、昨年とフットボウズとしてこの大会に参加して、今年は3回目の出場となりましたが、振り返ってみていかがですか?
村上:選抜として出たのは今年が初めてですが、いいメンバーが集まって戦えたのは良かったです。
岡部:(フットボウズとして出場した)去年はあまりいい結果が残せなかったので今年は全力で優勝を狙いにいったんですけど、準優勝で終わったしまったので残念です。

―戸田選手は本大会に初めて参加となりましたが、いかがでしたか?
戸田:(フットサルの)素人なのに、周りの方が温かい応援をしてくれてチームメイトも協力してくれました。優勝したかったんですが結果が出なかったので、本当に申し訳ないです。

―戸田選手は今回の都選抜の活動で初めて本格的にフットサルに取り組んだということですが。
戸田:はい、本当に分からないことばかりだったので仲間たちに聞きながらやっている状態だったんですが、みんな嫌な顔一つせず教えてくれて、いい仲間に巡り合えたなと思います。

―サッカーと比べてどうでしたか?
戸田:フットサルは独特な動きがあってサッカーの概念を全部覆された感じです。フットサルは難しかったです。でも、仲間との連携やスペースの使い方などサッカーにも活かせる点もいくつかあったと思います。

―決勝戦前は、チームでどんな話をしたのでしょうか?
村上:新潟県選抜には予選で負けていたのでその反省を生かすというのと、決勝はピッチが40×20と広くなるので、パスが巧い相手に対してディフェンスのところでラインを設定して、相手にある程度パスを回させる、変に突っ込まないということを意識しました。決勝でも相手にやりたいことをあまりやらせなかったのかなとは思います。

―決勝を戦ってみて感じた課題などがあれば教えて下さい。
岡部:後半の疲れてきたところで走り切れなかったり最後プレスがあまりかかっていなくて押し込まれた時間が長かったので、押し返したり自分たちのペースにもう一度持っていくことが必要だったなと思います。その辺りのゲームコントロールの部分が少し課題なのかなと感じました。
村上:相手はボールを持たせると何でもできるなと感じました。シュートもできて、ドリブルもできて、パスもできて、その精度が高いので、そこは差を感じました。

―新潟県選抜の主要メンバーは帝京長岡高校サッカー部ということで、國學院久我山高校サッカー部の戸田選手もよく知っている相手だったと思いますが。
戸田:いやもう、本当に負けたくなかったんですが・・・相手は巧かったです。フットサル慣れしているとも感じました。

―最後に、今後の目標をお聞かせ下さい。
村上:(フウガドールすみだ)バッファローズでしっかり結果を残すことです。
岡部:まずはU-20の日本代表としてアジア選手権(AFC U-20フットサル選手権タイ2017/5月16日~26日@バンコク)のメンバーに入って勝ち上がりたいです。あとは、Fリーグに早く出場したいです。
戸田:フットサルでもサッカーでも自分の満足いく結果を残していきたいと思います。

森監督、岡部選手、村上選手、戸田選手、ありがとうございました!

2017年4月6日 | カテゴリー :

GAViC CUPユースフットサル選抜トーナメント2017優勝チーム『U-18新潟県選抜』インタビュー

【GAViC CUPユースフットサル選抜トーナメント2017】

3月28日~30日、墨田区総合体育館にて開催された「GAViC CUPユースフットサル選抜トーナメント2017」は、帝京長岡高校サッカー部を中心とする「U-18新潟県選抜」の優勝で幕を閉じた。新潟県選抜は大会二連覇、帝京長岡高校として出場した昨年夏の全日本ユース(U-18)フットサル大会も含めると、U-18フットサルの公式大会で新潟県勢が三回連続の優勝を果たした。

今大会の1次ラウンド(4チームによるグループリーグ)、U-18新潟県選抜は松山工業高校、宮城県選抜に圧勝、東京都選抜Aにも4-2で勝利し、余力を残しながらCグループ1位で2次ラウンドに進出した。そして迎えた準決勝、北海道選抜戦では今大会初めて先制を許し苦しむも、個々の高い適応力で接戦を制した。

フットサルの戦術や分析力で勝負するのではなく、試合中に相手のプレーを観ながら、都度、戦い方を判断するという新潟県選抜の選手たち。彼らは、今年もその独自のフットボール力を存分に発揮し、見事栄冠を手にした。

《1次ラウンド》
①U-18新潟県選抜 7-0 松山工業高校
②U-18新潟県選抜 6-1 U-18宮城県選抜
③U-18新潟県選抜 4-2 U-18東京都選抜A
《準決勝》
U-18新潟県選抜 3-2 U-18北海道選抜
《決勝》
U-18新潟県選抜 2-2(PK3-2) U-18東京都選抜A

大会公式サイト

昨年はコーチとして、今年は監督として大会に臨み、連覇達成という重責を果たした青木宗監督、キャプテンとしてチームを引っ張りながら得点王にも輝いた安井嶺芽選手、U-20フットサル日本代表候補であり、シュライカー大阪での活躍も期待される齋藤日向選手に大会を振り返っていただくと共に、新潟県の強さの秘密、今後の目標などを伺いました。

U-18新潟県選抜 青木宗監督

―優勝おめでとうございます。決勝は前回大会と同じカードになりましたが、いかがでしたか?
東京都選抜の指導者の方、フットボウズ(東京都選抜Aに6名)の指導者の方とは去年も(春のユースフットサル選抜トーナメント、夏の全日本ユースで)対戦しているので、「決勝でまた当たりましょう」という話をさせてもらっていました。決勝戦については自分たちの良さを発揮しながら、すごく気持ちを込めて戦えたのが良かったと思います。

―今回の新潟県選抜のチーム編成を教えていただけますか。
帝京長岡が登録10名、その他は長岡向陵、中越、敬和学園高校の4チーム編成で、主に出ていたのは帝京長岡の選手でした。

―今大会へ向けての取り組みを伺えますでしょうか。
皆それぞれ進路先の練習などがあり、事前に皆が集まっての練習はなかなかできなかったのですが、今大会の試合を通して徐々にチームが良くなっていったと思います。基本的には自分たちでその状況に応じて戦い方を判断していける力を持っている選手たちなので、(大会中は)指示というよりも、彼らと対話しながら進め方を決めていきました。大会を通して、選手たちの適応力の素晴らさを改めて感じました。

―全日本ユースU-15・U-18、そして今大会も新潟が獲りましたね。
去年のこの大会も勝たせてもらいましたし、全日本ユースU-18、U-15も新潟が獲っているので、チーム起ち上げの時に「新潟のフットサルがここで簡単に負けるわけにはいかないぞ」という話をしていました。
(昨夏の全日本ユースU-18の優勝チーム、帝京長岡高校の監督である)古沢からは「僕、夏、獲ってるんで」と言われていましたし、シュライカー大阪の佐藤亮は実の弟なんですが、弟からも「俺、リーグ取ってるから。兄ちゃん負けちゃだめだよ」と言われてプレッシャーを感じていたので、安堵です(笑)。(優勝することができて)嬉しいというよりも安心しましたね。

―試合を観ていて新潟のフットサルはレベルが高いなと思いますが、その下地はどのようにして築かれてきたのでしょうか?
やはり長岡JYFCの存在が大きいと思います。他のチームも全国大会で活躍していますが、長岡JYFCはそれをリードする存在になっています。そこに競争原理が働いて、全体の質が向上しているんだと思います。あとは、雪が降る土地なので、冬場は体育館でトレーニングするのが要因だと思います。でも、新潟では、残念ながらU-18カテゴリーでフットサル専門のチームはないので、そういう面では他の地域と比べてすごく遅れているなと感じてはいます。

―サッカー部でありながらフットサル大会にも参加されている目的、意義などはどのように考えていらっしゃいますか。
まず、私自身はサッカーとフットサルは違う種目だと思っています。ですから、今回はフットサル大会ですがフットサルをやりに来ているということではなく、自分たちが積み上げてきた技術をこのピッチの中で活かすという考えで参加しています。
あとは、(シュライカー大阪に入団する)齋藤日向が良い例ですが、こういうフットサル大会の場で活躍することで進路先が拓けるということがあると思います。

6番 安井嶺芽選手

―優勝おめでとうございます。賀川浩賞(得点王)も獲りましたね。
ありがとうございます。貪欲に行きました。

―夏と春、二連覇を達成しました。勝因は何だと思いますか?
チームの仲がいいことです。今回は選抜ということで寄せ集めだったんですが、本当にみんな仲良くやれていたのでそれが勝利に繋がったと思います。

―昨夏の全日本ユース(U-18)フットサル大会で全国制覇をしてからこれまでの間、フットサルについてはどのような取り組みをしてきましたか?
フットサルをやる環境はなかったんですが、多摩大学(フットサル部)への進学が決まってからはフットサルの試合を、ドリブルの仕方やブロックの仕方、フットサルの動きをイメージしながら観るようにしていました。

―決勝戦の前にはチームでどのような話をしましたか?
試合前には勝とうということしか言っていなかったのですが、試合中やハーフタイム中には(齋藤)日向くんから細かい指示が少しありました。

―決勝戦の相手、東京都選抜Aのメンバーはフットサルを専門にやっている選手たちですが、対戦してみてどのように感じましたか?
東京都選抜の2セット目(6番 茶碗谷選手、11番 南雲選手、13番 村上選手、15番 鈴木選手)の走り方、スペースに抜ける動きだったり一拍タイミングを置いて前に関わってくる動きだったりが自分たちにはない部分で、そこは最後まで対応しきれなかったです。

―自分たちが勝っていたと思う部分は?
足もとの技術です。

―今大会、個人として出来たと思うところを教えて下さい。
やれていると思ったのは、キックのところだけですね。味方の裏への動きを観ておいてパスを出すところは相手と同じくらいのレベルにはあったかなと思います。でも、体力面がまだ全然だめなのと、もう少しフットサルの勉強をしないと相手の攻撃に対応できないなと思いました。

―印象に残った選手はいますか?
(東京都選抜Aの11番)南雲くんは巧いですね。南雲くんはドリブルが巧くて、前に運ぶ持ち方ができるのですごいなと思いました。

―安井選手はその南雲選手と同じく多摩大学フットサル部に入部するとのことですが、どういう理由で多摩大学を選んだのでしょうか?
フットサル指導者として有名な福角監督の下でやってみたいと思ったからです。

―今後の目標を教えてください。
大学で日本一です。多摩大には健太郎くん(帝京長岡の先輩の石田健太郎選手/多摩大学・バルドラール浦安)もいるので一緒に頑張っていきたいです。

4番 齋藤日向選手

―夏の全日本ユースと合わせて連覇となりました。夏と比べて今大会はどうでしたか?
夏の時は何も知らないでフットサルをやっていたんですが、今回は大会に臨む前に自分で大阪に行って1か月半くらい(シュライカー大阪の)練習に参加して学んだことが多かったので、少しはそれを出せたかなと思います。

―シュライカー大阪に入団しようと思った理由を教えて下さい。
帝京長岡の先輩、佐藤亮さんの下でやりたいというのと、大阪は外国人選手のレベルやチーム全体のレベルも高いですし、木暮監督は日本代表の監督もされていたので、そういう環境の中でもまれたいと思って決めました。

―すでに大阪に拠点を置いているのですか?
はい、寮に住んで、朝はトップ、夜はサテライトの練習に参加しています。

―新潟を離れて大阪で生活をする、シュライカー大阪に入団するというのは大きな決断だったかと思いますが、迷いはありませんでしたか?
学校の先生からは大学に行かないのはリスクがあるという話もされていたんですが、4年後に同じチャンスが来るかと言ったらその保証はないので、自分としては今やれる時にやった方がいいと思って決断しました。それでもしだめでも、成長できること、得られるものがあると思っているので。それと、親が「自分が好きなようにやればいい」と言ってくれて自由な選択肢を与えてくれたのが一番大きいと思います。

―木暮監督の指導を受けてどのように感じていますか?
考えてフットサルすることが毎日の習慣で、考えてやらないとできないトレーニングが多いので、高いレベルの中でやれているなと思います。それに、外国人選手や日本代表のノブさん(小曽戸允哉選手)と一緒にやれているので、吸収するものが多いです。

―今、プレー面で出来ている部分、足りない部分は?
パスの部分はパススピードを意識してあげて通るようになってきていると思います。でも、自分は1対1で抜いてシュートというのが得意ではなくて、いろいろな人からもっと仕掛けた方がいいと言われているので、そこはまだまだだと思います。

―今後の目標を教えて下さい。
チームで試合に出られるようになることと、U-20の日本代表に選ばれることです。そして、将来はA代表に選ばれたいです。

青木監督、安井選手、齋藤選手、ありがとうございました。

U-18新潟県選抜の皆さん、優勝おめでとうございます!新たなステージでの活躍を期待しています!!

2017年4月1日 | カテゴリー :

第16回東京都ユース(U-18)フットサルフェスティバル優勝『FOOTBOZE FUTSAL U-18』インタビュー

優勝:FOOTBOZE FUTSAL U-18
準優勝:フウガドールすみだファルコンズ

 《決勝戦》
FOOTBOZE FUTSAL U-18  1-1(延長0-0)(PK3-2)フウガドールすみだファルコンズ


東京都U-18フットサル冬のチャンピオンを決める『第16回東京都ユース(U-18)フットサルフェスティバル』の決勝戦は、今年度の全日本ユース(U-18)フットサル大会で全国準優勝を果たした『FOOTBOZE FUTSAL U-18』と、第16回東京都フットサルチャレンジU-18の覇者『フウガドールすみだファルコンズ』の対決となった。
3年生が中心で常に安定したプレーを見せるFOOTBOZEと、準々決勝・準決勝でFCレジスタンス(駒大高)と國學院久我山高校Aを破り勢いに乗るファルコンズの対戦は、厳しいプレッシングの掛け合いが続く接戦となる。
前半は、互いにピヴォを起点とした攻撃やセットプレーなどでチャンスを作るも崩し切れず、両チームスコアレスのまま試合を折り返す。
後半2分、ファルコンズ43番 佐藤雄介がキックインからのファー詰めで先制ゴールを決める。 その後も、2点目を狙うファルコンズと何としても同点に追いつきたいFOOTBOZEとの激しいぶつかり合いは続くがスコアは0-1のまま動かない。
そして、試合終了時間が迫る中、FOOTBOZE 39番 南雲颯太が落ち着いた判断で相手の僅かな隙を突き、ゴール前へとボールを繋ぐ。これを14番 村上拓也が決め、FOOTBOZEがぎりぎりのところで同点に追いつく。
試合は1-1のまま延長戦、そして、PK戦へと突入。最後は、FOOTBOZEの守護神、野澤拓実がファルコンズの3人目を止め、FOOTBOZE FUTSAL U-18が第16回大会の栄冠を手にした。
状況認知と瞬時の決断において卓越した能力を発揮し、チームを優勝へと導いた南雲颯太選手、スピード感溢れるアグレッシブなプレーを武器に、攻撃の要として活躍した村上拓也選手に今大会を振り返ってもらうと共に、フットサルの魅力や高校卒業後の進路、目標などについて伺った。

―優勝おめでとうございます!まずは今の気持ちをお聞かせ下さい。

南雲本当に嬉しいです。3年生最後の公式大会ということで、集大成として、全員で力を出して勝つことができました。優勝できて本当に良かったです。
村上ずっとフットボウズでフットサルをやってきて、最後、優勝で終わることができて良かったです。

―今日の初戦、準々決勝の相手はU-18リーグ等で何度も対戦しているZOTT WASEDA JUVENILでしたが、試合を振り返ってみていかがですか。

村上対ZOTTはこれまでの対戦成績はいいのですが、相手はセットプレーも持っていますし、ピヴォの強い選手もいるので苦戦しました。入りは難しかったですが、結果的に2点取ることが出来て良かったです。

―準決勝の府中アスレティック戦は大接戦でしたが、試合終了間際にゴールを決め、劇的な勝利を収めましたね。

南雲:今季はU-18リーグで2回やって2回引き分けということでやり辛い相手ではあったんですが、最後、諦めずにみんなの力で1点をもぎ取ることができました。

―そして迎えた決勝戦。相手は駒大高校と國學院久我山高校を破り勢いに乗るフウガドールすみだファルコンズでした。この試合では今大会初めて先制されてしまいましたが、その時はどういう気持ちでしたか。

南雲:相手の強みで失点してしまいましたが、時間もあったので焦りは感じていなくて、落ち着いてプレーを続けることができました。
村上:自分は内心少し焦っていたんですが、その焦りをなくすように上手く声掛けできたのが良かったです。

―0対1になった後も一進一退の攻防が続き、後半終了ラスト1分20秒でフットボウズがついに同点に追いつきました。その時のプレーを振り返っていただけますでしょうか。

村上:先制されて、とにかくゴールを決めたいと思っていました。(南雲)颯太がゴール前で粘ってくれて、あとは決めるだけでした。まさかポストに当てると思わなかったですが、決まってくれてよかったです笑
南雲:徐々に焦りも出てきていていましたが、最後までチーム全員が諦めず、一点を取るため必死に攻撃し続けたことがゴールに繋がったと思います。

―そして、PK戦での勝利。本当におめでとうございます。

村上: ありがとうございます!PKは野澤が止めてくれると思っていたので勝てると思っていました。
南雲: PKもしっかり練習してきていたので、みんな自信はあったと思います。

―さて、お二人はずっとフットサルをやってきたということですが、フットサルを始めた時期、きっかけを教えていただけますでしょうか。

南雲:小学4年生の時に(FOOTBOZEの)豊田コーチからの誘いがあって始めたのですが、サッカーよりもボールに触れられる時間が長くて楽しかったのでやってみようと思いました。
村上:小学3年生からフットボウズのサッカースクールに通っていて、4年生になる時にFOOTBOZEが本格的にフットサルチームを始めるということで自分も始めました。

―お二人にとってのフットサルの魅力を教えて下さい。

南雲:スピーディーで攻守の切り替えが何度も起こることや、一つ一つのプレーに答えがいくつもあり、その時々で一番いい選択をすること、最後まで何が起こるかわからないことがフットサルの魅力だと思います。
村上:サッカーの試合にほとんど出たことがなくて、ちゃんとサッカーをやったことがないので比較はできないですけど、ピッチも狭くてゴールも近いので、球際の激しさとかスピード感は、見ていて迫力も凄いし、魅力だと思います。

―お二人の高校卒業後の進路、そして目標、夢を教えてください。

南雲:多摩大学体育会フットサル部で福角監督の下、心技体脳しっかり鍛えていき、年代別の日本代表になりたいです。
村上:来年度からはフウガドールすみだバッファローズに入団します。まずバッファローズで活躍することが目標です。将来はFリーグで活躍します。
南雲選手、村上選手、ありがとうございました。今後ますますのご活躍をお祈りしています!!

2017年2月1日 | カテゴリー :

U-18フットサルリーグチャンピオンズカップ2017優勝チーム『HeroFC U18F』インタビュー

【U-18フットサルリーグチャンピオンズカップ2017】2017年1月6日・7日@エコパアリーナ(静岡県)

主催:特定非営利活動法人サロン2002/主管:一般財団法人静岡県サッカー協会フットサル委員会、静岡県フットサル連盟/後援:一般財団法人日本フットサル連盟

試合結果はこちら→大会公式サイト http://u18futsalleague.jp/


1月6日・7日の2日間に渡って静岡県のエコパアリーナにて開催された『U-18フットサルリーグチャンピオンズカップ2017』は、静岡県代表『HeroFC U18F』の優勝で幕を閉じた。

準決勝は、昨年8月の第3回全日本ユース(U-18)フットサル大会で全国準優勝を果たしたFOOTBOZE FUTSAL U-18との対戦。ずっと対戦したい思っていたフットサルの強豪に、HeroFCの選手たちは全身全霊でぶつかっていく。試合は常にFOOTBOZEが先行する展開となるが、引き離されまいとするHeroFCは、多摩大学フットサル部への入団が決まっている5番 木村芳之、聖和学園サッカー部エースとして今年度の全国高校サッカー選手権大会にも出場した10番 原科勇我を中心に猛攻撃を仕掛け、すぐに点を奪い返す。後半9分、Heroはキャプテン福井来のゴールでスコアを4-4にすると、試合終了6秒前、木村の見事なフリーキックで遂に逆転。これが決勝点となり、チャレンジャーとして準決勝に臨んだHeroFCは劇的な勝利を飾った。

そして迎えた決勝戦。相手は、準決勝で龍谷富山高校を8-0で破ったPSTCロンドリーナ U-18。HeroFCにとってこの決勝戦は、前日の1次ラウンドで敗戦を喫した相手との再戦でもあった。選手たちは、強い警戒心とともに、「何としてでも勝って雪辱を果たす」という熱い想いを持ってピッチに立った。序盤、ハーフで引きながらチャンスを狙う両チーム。互いにカウンターを仕掛けるも、相手の必死のディフェンス、GKの好セーブに阻まれ、スコアレスのまま前半を終える。その後も緊迫した攻防戦が続き、1点が勝負を決める展開となるが、後半12分、遂に試合が動く。HeroFC 10番 原科勇我の華麗なアシストから70番 横田海斗が先制点を決めると、続け様に19番 西村響がボールをゴールに押し込む。試合はそのまま2-0で終了。開催地である静岡県代表の『HeroFC U18F』が神奈川県代表のPSTCロンドリーナに見事勝利し、第1回大会の栄冠を手にした。

優勝『HeroFC U18F』

昨年8月の全日本ユース(U-18)フットサル大会でグループリーグ敗退の悔しさを胸に、今大会、優勝を目指してチームの士気を高め続けたキャプテン、福井来選手(17番)、圧倒的なパワーとシュート力で優勝に大きく貢献した木村芳之選手(5番)、卓越したドリブル力で相手を翻弄し攻撃の要として活躍した原科勇我選手(10番)に、優勝の喜び、準決勝・決勝の感想等を伺った。

原科選手、福井選手、木村選手

―ホームでの優勝、おめでとうございます!まずは、今の率直な気持ちを聞かせて下さい。

福井:昨日、(1次ラウンドで)ロンドリーナに負けて本当に悔しかったので、リベンジできてとても嬉しいです。
木村:優勝できて嬉しいです。
原科:決勝戦では自分がシュートを外してしまって難しい試合展開になったので課題は残りましたが、勝てて嬉しいです。

―準決勝、決勝は試合展開こそだいぶ異なりましたが、どちらも本当に素晴らしい戦いぶりでした。まずは、準決勝のフットボウズ戦、HeroFCの皆さんはかなり気持ちが入っていたように見えました。試合前の気持ちや対戦してみての感想を伺えますか。

福井:昨年夏の全日本ユースで、自分たちはグループリーグ敗退だったのに対してフットボウズは2位だったので、格上相手という意識だったんですが、今日の試合では自分たちがやるべきことをしっかりやって勝てたので良かったです。
でも、やはり、フットボウズは本当に自分たちより上手くて、今回の対戦は良い勉強になりました。これからフットボウズを真似て、そして追い越せるように頑張って行きたいです。

FOOTBOZE戦で2本のフリーキックを決めた、木村選手

原科:自分はサッカーをやっていて、フットサルの動きとか守備の切り替えが遅いので、チームに迷惑がかからないようにしようと思ってやっていました。
木村:フットボウズはフットサルの知識がすごいので、正直、勝てないかもという気持ちもありましたが、フットボウズには自分と同じく多摩大に進学予定の選手が二人いるので、その二人には負けないという気持ちで臨みました。あとは、フットボウズはフットサルの動きがすごくうまいので、自分のマークを見失わないように徹底しました。
今日の試合では、フリーキック(2点目の同点ゴールと5点目の決勝ゴール)が練習してきたとおり上手く決まったので、練習していて良かったなと思いました。

―格上と思っていた相手に見事勝利し、迎えた決勝戦。相手は、1次ラウンドで敗戦を喫しているPSTCロンドリーナU-18でした。決勝に向けては、チームで、あるいは個人としてどのような対策を立てたのでしょうか?

福井:ロンドリーナはジャグナウ(Diagonal)がとてもうまくて、前プレでいくと突かれてしまうのので、ハーフで行ってしっかり守備を固めようと思いました。
木村:1次ラウンドではジャグナウの動きについていけていなかったので、それを警戒しました。ロンドリーナもフットボウズと同じように自分たちより格上なので、その相手に勝つにはディフェンスから入るというのを徹底して、チャンスとしてはカウンターだと思っていました。我慢して守ってカウンターで決めるというかたちが上手くいったかなと思います。
原科:1次ラウンドで負けた時に、次はドリブルでもっと自分らしく行こうと思っていたので、その点を意識して試合に臨みました。

聖和学園サッカー部のエースとしても活躍した、原科選手

―ここまでお話しを伺っていて、フットサル専門チームに対するリスペクトを感じますが、今大会では、強豪と言われるフットサルチームに勝つことができました。それは何故だと思いますか?

原科:個人のテクニック、特に自分はドリブルが得意なので、その辺りが上手く発揮できたので勝てたのではないかと思います。
福井:上下関係なく、本当にみんな仲がいいので、それが結果に繋がったんだと思います。
木村:フットサルの人たちは動きの質や切り替えの早さはサッカーをやっている人たちとは全然違っていて、付いていくのがやっとだったんですが、最後は気持ちの面で勝ったと思います。

―福井選手と木村選手は静岡県選抜のメンバーとして3月のユースフットサル選抜トーナメントに出場するそうですが、そこへ向けての意気込みを聞かせて下さい。

福井:今回優勝というかたちで終わることができたので、県選抜の方でも引き続き結果を出せるように頑張りたいです。
木村:自分は初めての選抜入りなんですが、選抜のメンバーもみんな仲が良くてコミュニケーションという点でも困らないので、その中で自分の良さを発揮して、チームに貢献できたらいいなと思います。

キャプテンとしてチームを優勝に導いた福井選手

―最後に、高校卒業後の進路と目標を教えて下さい。

原科:静岡産業大学でサッカーを続けます。1年から試合に出られるように頑張りたいと思います。
福井:大阪成蹊大学でフットサルをやります。1年から試合に出て、全国大会にも出場して、(木村選手が進学する)多摩大学に勝ちたいです。
木村:多摩大フットサル部に入ります。多摩大では1年からレギュラーを取れるように努力して、全国大会では、Heroから大阪成蹊に行く二人(福井選手とGKの曽根颯来選手)に絶対に負けないように、ぶっ潰すつもりで練習に取り組みます!

福井選手、木村選手、原科選手、ありがとうございました。
HeroFC U18Fの皆さんの更なるご活躍をお祈りしています!

2017年1月9日 | カテゴリー :